しかく‐まめ【四角豆】
しかくまめ (四角豆)
●熱帯アジアが原産です。現在では、インドやビルマ、インドネシア、パプアニュ-ギニアなどで栽培されています。蔓性で、葉は3出複葉。小葉は菱状卵形で先が尖ります。短日性で、秋に青紫色の花を咲かせます。若い莢や花、葉は野菜として利用され、種子は「ダイズ」に似た栄養価があります。また肥大した塊根も食用になります。写真は、わが国で育成された品種「ウリズン」。夏でも開花するように改良されたもので、主に沖縄県で栽培されています。潤染(うりずん)とは沖縄の方言で新緑の芽吹きの色のこと。
●マメ科シカクマメ属の多年草で、学名は Psophocarpus tetragonolobus。英名は Winged bean。
四角豆
シカクマメ
(四角豆 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/24 14:38 UTC 版)
シカクマメ(四角豆[3]、学名: Psophocarpus tetragonolobus)は、マメ科シカクマメ属の多年草(日本では冬季に枯れるので一年草扱い[4])。熱帯アジア原産[3]、またはマダガスカル原産といわれる[4]。さやの断面は四角形で、4枚の翼状のひだがついた形状が特徴的なマメで、食用にされる。
- ^ a b c d 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Psophocarpus tetragonolobus (L.) DC. シカクマメ(標準)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2023年1月8日閲覧。
- ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Psophocarpus palustris Desv. シカクマメ(シノニム)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2023年1月8日閲覧。
- ^ a b c d e f g h 猪股慶子監修 成美堂出版編集部編 2012, p. 139.
- ^ a b c d e f g h i j 金子美登・野口勲監修 成美堂出版編集部編 2011, p. 80.
- ^ a b c d 講談社編 2013, p. 104.
- ^ 星川清親『新編 食用作物』訂正第5版、養賢堂、1985年年5月10日、552頁。
- ^ 猪股慶子監修 成美堂出版編集部編 2012, p. 96.
- ^ a b c d 金子美登・野口勲監修 成美堂出版編集部編 2011, p. 81.
- ^ a b c d e f 板木利隆 2020, p. 116.
- ^ 京都府立植物園 ウリズンシカクマメ
- ^ 沖縄県農林水産部流通政策課 おきなわ伝統的農産物データベース シカクマメ 2012年6月17日閲覧。
- ^ a b c d e f 板木利隆 2020, p. 117.
- 1 シカクマメとは
- 2 シカクマメの概要
- 3 脚註
- 4 参考文献
- 5 関連項目
「四角豆」の例文・使い方・用例・文例
- 四角豆という植物
四角豆と同じ種類の言葉
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