た‐けい【多形】
多形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/25 01:35 UTC 版)
化学、物質科学、材料科学において、多形(たけい、英: polymorphism)とは、ある化学物質が、同一の化学組成であるにもかかわらず、複数の異なる結晶形を取る現象のこと。同質異像(どうしついぞう)ともいう。多形は、医薬品、農薬、色素、染料、食品、爆薬などの有機化学・無機化学等の分野に関連して使われる用語である[1]。
- ^ 広田, 穣 (1965). “有機化合物の多形”. 有機合成化学協会誌 23 (2): 99–116. doi:10.5059/yukigoseikyokaishi.23.99 .
- ^ 岩石学辞典:多形(コトバンク)
- ^ 世界大百科事典 第2版の解説ポリタイプ【polytype】(コトバンク)
- ^ F. Wöhler, J. Liebig, "Untersuchungen über das Radikal der Benzoesäure." Ann. Pharm. 1832, 3, p.249–282. doi:10.1002/jlac.18320030302
多形
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/04/25 08:38 UTC 版)
針銀鉱は立方晶系を持つ輝銀鉱の低温における単斜晶系の多形であり、輝銀鉱を 173 °C より下に冷やしてもこの結晶構造に変化する。しかし、外形は輝銀鉱の結晶形に保たれることが多い(仮晶)。
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