外国語学部
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/12 23:37 UTC 版)
外国語学部(がいこくごがくぶ)は、大学の学部のひとつである。語学を専門とし、卒業して取得できる学位は「言語・地域文化」「外国研究」「外国文化」「言語・文化」[注釈 1]などの学士である。外国語大学の教育研究内容についても本項の対象とする[1]。
注釈
- ^ 順に東京外国語大学→上智大学→獨協大学→大阪大学
- ^ 入学時に求められる語学力や卒業時点での目標レベルは大学ごとに異なるが、上智大学・獨協大学外国語学部英語学科の場合、「CEFR」において入学時点で、B1上位~B2レベル(中級~準上級)以上の英語力を基準としており、卒業時までにC1以上(上級)のレベルに到達することを基準としている
- ^ 上智大学外国語学部の場合、「CEFR」において2年次終了時でB1、卒業までにB2を基準としている
- ^ 一方で、神田外語大学、関西外国語大学など 英語専攻の場合 第2外国語の必修単位数が非常に少ない、もしくは無しなど、英語中心の教育を行う大学もある
- ^ 神田外語大学、関西外国語大学、文京学院大学など、ビジネススキルやITスキルなど職業訓練に特化した学科が設置されているケースもあり「外国語大学・学部」であっても、本項の内容とは異なる教育が行われている
- ^ 2021年設置予定
- ^ ただし「国際教養学科(学部)」(京都外国語大学など)が設置された場合、外国語大学・学部内であっても「日本語による高度な学習の機会が提供されない」など他の「国際教養学部」と同様の内容であることが多い
- ^ ただし前述のとおり、外国語学部内に「国際教養学科」が設置されるケースも有る
- ^ 対象領域や分類は、東京大学教養学部教養学科における専攻と類似している
- ^ どちらで登録するかで卒業に必要な単位数が異なる。どちらも導入科目6単位に加え「第二主専攻」の場合はコア科目20単位以上・演習科目・卒論が必要。「副専攻」の場合はコア科目10単位のみで演習や卒論の履修は不要
- ^ 選択必修としては、②は主に2年次以降、①③は3年次以降に履修可能。 ※旧カリキュラムでは①は「英語・英語圏研究科目」②③は「3・4年次英語科目」として全て3年次以降に各8単位づつ履修する選択必修科目だった
- ^ Presentation Skills」「Academic Writing」など
- ^ 「British colonial and post-colonial culture in arts」「Film studies」「Topics in Linguistics」など
- ^ 特に②ヨーロッパ研究、⑤言語研究、⑥アジア研究などにおいて推奨されている
- ^ 外国語学部生が「第二主専攻」として履修するに当たり、「履修計画表」の提出が求められ、その内容とGPAにより選抜が行われる
- ^ ITスキルに関する科目も設置されている。
- ^ 独立した学科・専攻以上のレベルでドイツ語・フランス語の両方が設置されているのは、国立2大学、上智大学、獨協大学、南山大学、京都外国語大学の6校のみ
- ^ 外国語学部を言語文化学部・国際社会学部に改革した (『外国語大学』として、教育研究の内容は本項の内容を受け継いでいる。)
- ^ 大阪外国語大学が、2007年10月に大阪大学に統合され、現在大阪大学外国語学部として存続。
- ^ 現国際教養学部 旧外国語学部言語文化学科
- ^ 現国際教養学部 旧外国語学部言語文化学科
- ^ 現国際教養学部 旧外国語学部言語文化学科
- ^ 現国際教養学部 旧外国語学部言語文化学科
出典
- ^ 外国語大学の場合、他名称の学部が設置されていても、大学そのものの教育研究機能が「外国語学部」と同一であるため
- ^ 上智大学外国語学部HP→カリキュラム概要
- ^ 東京外国語大学、および大阪大学、獨協大学、上智大学外国語学部の学位授与方針のトップ項目として挙げられている
- ^ 東京外国語大学、および大阪大学、獨協大学、上智大学外国語学部の学位授与方針の中に「専門知識を有していること」が含まれている
- ^ 東京外国語大学、上智大学外国語学部、獨協大学外国語学部のディプロマポリシーより
- ^ ただし、授業外の自習設備などでサポートされているケースは有り。獨協大学ICZなど
- ^ 自身の行動や心情などを外国語で独り言で表現する練習法。会話相手がいなくても、スピーキング力アップが期待できる。アルク「起きてから寝るまでシリーズ」の説明文より
- ^ 各大学公募推薦応募基準、および上智大学外国語学部ディプロマポリシー
- ^ 東京外国語大学 英語専攻HP、上智大学外国語学部アドミッションポリシー、獨協大学英語学科HP
- ^ 東京外国語大学および、大阪大学、上智大学、獨協大学外国語学部 各カリキュラムより
- ^ 上智大学HP 外国語学部ハンドブック
- ^ 文部科学省 言語能力の向上に関する特別チーム第4回資料5
- ^ 上智大学外国語学部 HPより
- ^ 上智大学はグローバル教育センターによる科目が、獨協大学は国際教養学部の科目が解放されている
- ^ 上智大学履修要覧、獨協大学シラバス・全学共通カリキュラム案内
- ^ 大学times vol.32 http://times.sanpou-s.net/special/vol32_1/4.html
- ^ 外国語大学における学部名も含む
- ^ ただし、各学部内で、更に細かい専攻を決定するのは3年次進学時なのでスタンダードな外国語学部に近い
- ^ 進路ナビ「外国語学部と文学部の違いって?」
- ^ 学部・学科選び虎の巻(東進)
- ^ 上智大学HP 学部QA「総合グローバル学部は外国語学部とどのような違いがあるのですか?」
- ^ 獨協大学ホームページ「英語学科紹介」
- ^ 慶應義塾大学ホームページ「英米文学科紹介」
- ^ 早くから外国語学部を擁していた上智大学や獨協大学は「文学部では目的を達成するに不十分」として、別個に設置している。また、大阪大学も2007年10月の大阪外国語大学との統合以降は特に目立った統廃合を行うことなく既存の文学部と外国語学部を別々に設置している。(ただし大阪大学は大学院大学であるため、外国語学部教員の所属組織については異動や新設などがなされた。)
- ^ 国際基督教大学 HPより
- ^ Receptive Activities
- ^ Productive Activities
- ^ interactive activities
- ^ mediating activities 翻訳・通訳など
- ^ 各大学 HPより
- ^ 東京外国語大学アドミッションポリシー、および大阪大学外国語学部カリキュラムポリシー
- ^ 「高レベルの英語のみならず、国語も」獨協大学ホームページ「英語学科 求める学生像」より
- ^ 上智大学外国語学部Q&A「母語である日本語能力を磨くこと」、およびカリキュラム・ポリシー「日本語、および外国語の高度な運用能力」
- ^ 2014日本認知科学会 高野陽太郎 (東京大学)
- ^ 「相互依存仮説」(日本語教師のページ ARC Academyより)
- ^ 「早期教育の光と影」より 今井むつみ (慶應義塾大学)
- ^ 上智大学
- ^ 上智大学ホームページ FLA紹介
- ^ 東京外国語大学HP グローバルコミュニケーションコース案内
- ^ 東京外国語大学、および大阪大学、獨協大学、上智大学外国語学部の学位授与方針・教育目標
- ^ 東京外国語大学アドミッションポリシー
- ^ 大阪大学外国語学部カリキュラムポリシー、アドミッションポリシー
- ^ https://www.asahi.com/edua/article/12718984
- ^ https://www.w-seminar.co.jp/koumuin_gaimu/koumuin_gaimu_gaikokugo.html
- ^ 獨協大学の国際化推進に関するビジョン2018
- ^ 上智大学外国語学部フランス語学科HP「留学する?しない?」
- ^ 授業名に関しては、各大学の特定年度のシラバスを参照。あくまでサンプル
- ^ 東京外国語大学、および大阪大学、獨協大学、上智大学外国語学部のカリキュラム・ポリシー、およびカリキュラム表
- ^ 東京外国語大学の6コース制、獨協大学外国語学部の全学共通カリキュラム・外国語学部共通科目・交流文化論、上智大学外国語学部の研究コース「各大学のホームページ情報、およびカリキュラム表より」
- ^ 高校生新聞onlineマナビ最前線2015.8.10「獨協大学の英語学科は英語『を』学ぶのではなく英語『で』学ぶ場」
- ^ 東京外国語大学HP→学べること
- ^ 東京大学教養学部における「相関社会科学」と同一領域
- ^ 東京外国語大学HP→国際日本学部の教育
- ^ a b 上智大学HP 「外国語学部のハンドブック」より
- ^ 上智大学外国語学部HP 研究コース紹介→国際政治論研究
- ^ 英語学科授業科目表R4.3.13閲覧
- ^ 英語学科での学びR4.3.13
- ^ 大学Timesリベラルアーツ教育特集R4.3.15閲覧
- ^ 日本語学科はこのタイプの大学に多く設置されている
外国語学部
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/19 12:25 UTC 版)
外国語学部は英語英文学科、中国語学科、スペイン語学科、国際文化交流学科があり語学教育に注力している。国際文化交流学科は、異文化交流・日本文化発信・外国語の三つの力を総合的に養成。中国語学科は日中の交流発展に長く安定して寄与できる人材を育成する。 英語英文科は歴史的には前述の陸軍語学将校江本茂夫中佐を名物教授とし、佐々木高政、長谷川松治などの講師陣が集まっていた。江本中佐の授業は英字新聞などを教材としユーモアや諺、時事問題などを交えた機関銃のようなListening、Speaking、ProductivePowerを鍛える「横専方式」英語の講義であった。 大里浩秋の中国近現代史研究・辛亥革命研究、小林一美の義和団の乱研究、後藤政子のフィデル・カストロ議長とチェ・ゲバラのキューバ革命の研究等、革命やポストコロニアル理論を研究テーマとする研究者が居る。 Language Expressはネイティブスピーカーと会話しながら、英語、スペイン語、中国語、ロシア語(2017年度より本格開設)の4つの言語が学べる自由なコミュニケーションスペース。20号館にある。
※この「外国語学部」の解説は、「神奈川大学」の解説の一部です。
「外国語学部」を含む「神奈川大学」の記事については、「神奈川大学」の概要を参照ください。
「外国語学部」の例文・使い方・用例・文例
- 外国語学部のページへのリンク