増山江威子
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/22 09:13 UTC 版)
ますやま えいこ 増山 江威子 | |
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プロフィール | |
本名 | 政田 知子(まさだ ともこ)[1] |
性別 | 女性 |
出身地 | 日本・東京府(現東京都)[2] |
生年月日 | 1936年4月22日(86歳) |
血液型 | O型[3] |
身長 | 155 cm[4] |
職業 | 女優、声優、ナレーター[5] |
事務所 | 青二プロダクション[6] |
配偶者 | あり |
公式サイト | 増山 江威子|株式会社青二プロダクション |
声優活動 | |
活動期間 | 1960年代 - |
ジャンル | アニメ、吹き替え |
女優活動 | |
活動期間 | 1957年 - |
ジャンル | テレビドラマ、舞台 |
増山 江威子(ますやま えいこ、1936年〈昭和11年〉4月22日[2] - )は、日本の女優、声優、ナレーター[5]。東京府(現東京都)出身[2]。青二プロダクション所属[6]。
来歴
4人姉妹の末っ子として生まれる。小さい頃はゆっくりした話し方で、教師に「あなた、ちゃんとお話しできないの」と言われショックを受けるなど、次第にその話し方にコンプレックスを持つようになる。12歳の時、それを改善しようと考えていたところ、義理の兄[注 1]の紹介もあり新児童劇団(現在の劇団新児童)に所属。麻生美代子に師事する。そこでコンプレックスを克服し、自然と演技に興味を持つようになる[7][8]。
15歳の頃、児童劇団に所属する年齢でもなくなったため毒蝮三太夫・稲吉靖司らと劇団山王を立ち上げる[4][10]。数年後、浅利慶太に「女優が少ないから」と頼まれ影万里江と共に劇団四季に移籍[4][11]。四季にラジオドラマやアテレコの仕事が入って来るうちに声の仕事に興味を持ち始める。
その後、家庭や子育てを仕事と両立させるため、舞台などよりは比較的短時間でできる声優業に専念するようになり、1960年代から青二プロダクションに所属[12][13]。
2017年、『東京アニメアワードフェスティバル 2017』において「アニメ功労部門」を受賞[14]。
2021年、第十五回声優アワードにて「功労賞」を受賞[15]。
特色
少女役から大人の女性役まで演じる。藤子不二雄作品では、『怪物くん (第1・2作)』の怪子ちゃん役、『パーマン (第2作)』の星野スミレ(パー子)役を演じ、『オバケのQ太郎(第3作)』のU子役では独特なだみ声も披露した。また、ハンナ・バーベラ作品にも複数出演している[13]。吹き替えではリー・レミックを数多く担当している[17]。
エピソード・人物
宝塚歌劇団の大ファンであり、2010年代は宝塚に住んでいた時期があった[18]。
児童劇団時代に麻生の引率で劇団東童の公演を見学、そこで王子様役を演じた俳優に憧れ「あの人と同じ舞台に立ちたい」と思った。その俳優こそが後に40年近く共演し続けた東童時代の納谷悟朗だった[19]。
同年代の仲間からは「トンチさん」と呼ばれることが多い。井上真樹夫によると、本名が「トモコ」であるため、かなり早い時期からそう呼ばれていたという[20]。
アニメソングの歌唱も数多く担当していた。これは『ひょっこりひょうたん島』で出会った宇野誠一郎が増山をよく起用するようになったためで、当初は「私でいいの?」と思ったが、現在では「とてもうれしいことだった」と回想している[7]。
近年の声優志望の人に対しては、読む時にキャラクターを想像することで役作りに生かせるため、様々な本を読むことが大事だと発言している[7]。
仕事に対する姿勢
アニメのアフレコの際は「絵が主役」であり、「絵があるからこそ声もピッタリ合う」との考えを持っている。また、絵がないと演じてきた色々なキャラクターの声が混ざってしまうので、絵もなく突然「○○の声をやって下さい」と言われるのは苦手だと発言している[7]。
アニメのアフレコの際に絵がほとんど入らないことに苦言を呈している。ある作品ではこのことが原因で台詞を入れ忘れたように見えるシーン[注 2]が完成してしまった他、絵と演技が一致しない場面が放送され「何で増山さんは何年もやってるのにこれ(演技)が出来ないのか」と投書が来てしまい、現場に「恥はかきたくない」「何とか収録時には絵が欲しい」と頼んだこともあるという[21]。
以前はテレビ番組のゲスト出演など顔出しの出演も多かったが、近年は「みんなの知ってる私の声はハニーや不二子などの若い声。そんな若いキャラクターのイメージを壊したくない」という理由で顔出しをあまり好んでおらず[7]、『大胆MAP』では顔出しを拒否するような発言もしている[13]。ただし、同番組ではアフレコをしている様子を遠目で録るという条件で承諾し出演した。2019年9月21日放送のNHK BSプレミアム『セカンドの美学』でも同様に顔を映さないことを条件にインタビュー出演した[22]。
キューティーハニー
1973年放送の『キューティーハニー』で、初代ハニーの声を担当。リメイクである『キューティーハニーF』では友情出演として、神崎美津子の声を担当した。
増山によると、それまでは可愛らしい役柄を演じることが多かったため、ハニーはセクシーな役を担当するようになる転機だったという[23]。また、ハニーはアンドロイドであることを意識して演じていたため、脱いでも「いやらしい」と思ったことはなかった[7]。
2005年に再びハニーを演じた際は、「こんないい作品に出会えたということはそれだけで嬉しいものですね」とコメントしている[24]。
峰不二子
1977年の『ルパン三世 (TV第2シリーズ)』より、峰不二子役を沢城みゆきに交代する2011年まで長年にわたり演じた。
元々、2本製作された『ルパン三世 パイロットフィルム』では増山が不二子を演じており『ルパン三世 (TV第1シリーズ)』にも参加予定だったが、実際に放送されると録音監督の田代敦巳から謝罪があり、何故か不二子役が二階堂有希子に代わっていたという[25]。一方、『TV第1シリーズ』の演出を担当したおおすみ正秋はこのことに関して後に「ルパンが不二子に挑みかかる場面があるんですよ。ところがその場面になるとシーンとしちゃって」「『どうしたの?』って聞くと『どうしてもできません』って」と、増山がお色気シーンをできなかったため仕方なく変更したと発言している[26]。その後、第14話「エメラルドの秘密」でキャサリン・マーチン役としてゲスト出演、キャサリンは前述の二階堂演じる不二子と頻繁に会話を交わしており、初代・二代目両不二子声優による共演回となっている。
その後も不二子への思いが強かった増山は、『TV第2シリーズ』放送前のオーディションに参加[注 3]。見事不二子を担当することになったという[7][27]。
『パイロットフィルム』が一般に知られていなかった当初は、「何故不二子が二階堂さんじゃないんだ」という抗議の投書が殺到。しかし日本テレビのスタッフからこれを聞いた増山は、「どうあがいても二階堂さんにはなれないから、私の持ち味でやるしかない」と発奮して演じ続けたという[12]。
増山は「不二子はすべての理想を兼ね備えた女性であり、いつも憧れている」と語っており[28]、不二子のファンは女性が圧倒的に多いと語っている[27]。ルパンについては、裏切っても不二子のことを想う所が「男性の可愛さみたいで、好きですネ」と語っている[29]。自身が演じた中で思い出深いルパン作品には『ルパン三世 カリオストロの城』を挙げている。
長年共演してきたレギュラー声優陣について、プライベートでも頻繁に交流があったと思われがちだが、増山曰く「実際には私語も少なくみんなバラバラで大人の関係。ただし、目的が一緒だとバッとまとまる」という、本当に演じるキャラクターのような関係だったという[7]。
2019年に原作者のモンキー・パンチが亡くなった際は、「役者は作品との出会いが全てです。私の財産となった『峰不二子』に出会えたこと。モンキー・パンチ先生に感謝しています」とコメントしている[30]。
なお、1995年にルパン三世役の山田康雄、2013年に銭形幸一役の納谷、2019年に石川五右ェ門役の井上、2022年に次元大介役の小林清志が亡くなったことで「『TV第2シリーズ』から『PARTIII』まで、ルパンファミリーを演じた声優陣」で、最後の1人となった。
バカボンのママ
『天才バカボン』はこれまでに5回テレビアニメ化されているが、主要キャストが変わる中、バカボンのママだけは4作目『レレレの天才バカボン』まで一貫して増山が演じていた[注 4]。これは原作者である赤塚不二夫の希望であり、4回目のTVアニメ化に際して、赤塚からの唯一の希望が「ママの声だけは(増山から)変えないで欲しい」だったという[13][注 5]。
増山は私生活でも母親だったことから、今でもママを「私そのもの」だと思っているという。また、初めてママの絵を見た際「私、絶対ピッタリだわ」と思ったという[7]。
ある番組の収録で青梅赤塚不二夫会館へ行った際、壁に様々な赤塚のコメントが貼ってある中で実際に「ママは絶対増山さんじゃなきゃダメだ」と書かれているのを見つけた時は、「自分が勝手に言ってる訳ではなく、本当に原作者である先生に認められていた」という気持ちでとてもうれしかったという[7][31]。
初代パパの声優だった雨森雅司について「もうね、普段の雨さんもバカボンのパパみたいなの」と語り、後任のパパ役は役を作らないと演じられない中、雨森は「持っているものそのもの」で演じていたと発言している[32]。
後任
増山が降板し、持ち役を引き継いだ人物は以下の通り。
ただし、声優の総入れ替えを理由に降板した作品については記載しない。
後任 | 役名 | 作品 | 後任の初出演 |
---|---|---|---|
沢城みゆき | 峰不二子 | 『ルパン三世』 | 『ルパン三世 血の刻印 〜永遠のMermaid〜』 |
桂玲子 | 大空カオリ | 『サザエさん』 | 1971年より |
出演
太字はメインキャラクター。
テレビアニメ
- 1963年
-
- 鉄腕アトム (アニメ第1作)(ルシア、キピア)
- 1965年
- 1966年
- 1967年
-
- 悟空の大冒険(竜子)
- 1968年
- 1969年
- 1970年
-
- サザエさん(1970年 - 1971年、カオリ〈2代目〉、早川〈2代目〉)
- 1971年
- 1972年
-
- 新ムーミン(水の精)
- ど根性ガエル(1972年 - 1973年、大林くに子、ピョン子、カトリーヌ)
- デビルマン(ファイアム、ベラ)
- 魔法使いチャッピー(チャッピー・ハンスト・シャルル・グリム・アンド・イソップ・エトセトラ[36])
- ルパン三世 (TV第1シリーズ)(キャサリン・マーチン)
- 1973年
-
- ジャングル黒べえ(佐良利しし男のママ)
- ミクロイドS(マイマイ)
- 山ねずみロッキーチャック(ポリー)
- キューティーハニー(第1作)(如月ハニー[37])
- 1974年
-
- 空手バカ一代(リクヤ)
- グレートマジンガー(戦闘獣クレオ)
- 小さなバイキング ビッケ(ナレーション[38])
- 星の子チョビン(エクレア王妃)
- 1975年
- 1976年
-
- 大空魔竜ガイキング(エメルダ)
- UFO戦士ダイアポロン(クイーンアポロン)
- リトル・ルルとちっちゃい仲間(ルル〈初代〉)
- キャンディ♡キャンディ (ジェーン・ブライトン)
- 1977年
-
- ルパン三世 (TV第2シリーズ)(1977年 - 1980年、峰不二子[44])
- 1978年
-
- 家なき子
- SF西遊記スタージンガー(キティ博士[45])
- キャプテン・フューチャー(ジョーン・ランドール[46])
- はいからさんが通る(吉次)
- 1979年
-
- サイボーグ009(1979年版)(レーナ、シモーヌ)
- 日本名作童話シリーズ 赤い鳥のこころ(風の母親)
- 1980年
-
- 宇宙戦士バルディオス(エミー・ラティン)
- 銀河鉄道999(シルビア、雪女、ネコア)
- のどか森の動物大作戦(メリッタ)
- まんがことわざ事典(ツグミ)
- 若草物語(メグ)
- 1981年
-
- おはよう!スパンク(愛子の母)
- 怪物くん(第2作)(1981年 - 1982年、怪子ちゃん)
- カバ園長の動物園日記(マサルの母)
- ワンワン三銃士(ミレディ)
- 1982年
-
- アンドロメダ・ストーリーズ(マザーマシン)
- うる星やつら(みすず)
- The・かぼちゃワイン(小町[47])
- さすがの猿飛(猿飛かすみ)
- 太陽の子エステバン(次回予告ナレーション)
- Dr.スランプ アラレちゃん(リボン・チャン)
- パタリロ!(ビョルン)
- ぼくパタリロ!(1982年10月 - 、アフロ18)
- 吾輩は猫である(細君)
- 1983年
-
- アルプス物語わたしのアンネット(フランシーヌ・バルニエル)
- キャッツ♥アイ(アンリエット・ルベール / ルパンの花嫁)
- 子鹿物語(トゥインク・ハットウ)
- パーマン(第2作)(1983年 - 1985年、パー子 / 星野スミレ 他)
- まんが日本史(卑弥呼、清少納言)
- 1984年
-
- ルパン三世 PARTIII(1984年 - 1985年、峰不二子[48])
- 1985年
-
- オバケのQ太郎(テレビ朝日版)(1985年 - 1987年、U子)
- はーいステップジュン(水野洋子)
- 1986年
-
- ゲゲゲの鬼太郎(第3作)(天狐、だつえ婆)
- メイプルタウン物語(クリスティーヌ〈ママ〉〈代役〉)
- 1987年
- 1988年
-
- 小公子セディ(ミンナ)
- ひみつのアッコちゃん(第2作)(鏡の女王)
- 1989年
-
- がきデカ(モモ子・ジュンの母)
- ルパン三世 バイバイ・リバティー・危機一発!(峰不二子[50])
- 1990年
-
- 平成天才バカボン(ママ[51])
- まじかる☆タルるートくん(河合伊菜)
- ルパン三世 ヘミングウェイ・ペーパーの謎(峰不二子[52])
- 1991年
-
- おちゃめなふたご クレア学院物語(ウエントワース夫人)
- ルパン三世 ナポレオンの辞書を奪え(峰不二子[53])
- 1992年
-
- それいけ!アンパンマン(1992年 - 2021年、みみせんせい〈2代目〉、やみの女王〈2代目〉、魔女、くろゆき姫、あきかぜさん)
- ルパン三世 ロシアより愛をこめて(峰不二子[54])
- 1993年
-
- ルパン三世 ルパン暗殺指令(峰不二子[55])
- 1994年
-
- ルパン三世 燃えよ斬鉄剣(峰不二子[56])
- 1995年
-
- アニメ世界の童話(妃(継母))
- ルパン三世 ハリマオの財宝を追え!!(峰不二子[57])
- 1996年
-
- ルパン三世 トワイライト☆ジェミニの秘密(峰不二子[58])
- 1997年
-
- キューティーハニーF(神崎美津子)※友情出演
- ルパン三世 ワルサーP38(峰不二子[59])
- 1998年
-
- まもって守護月天!(魅花〈メイホア〉)
- ルパン三世 炎の記憶〜TOKYO CRISIS〜(峰不二子[60])
- 1999年
- 2000年
-
- ルパン三世 1$マネーウォーズ(峰不二子[63])
- 2001年
-
- 探偵少年カゲマン(ビューティフェイス〈初代〉)
- ルパン三世 アルカトラズコネクション(峰不二子[64])
- 2002年
-
- Weiß kreuz Glühen(クイーン)
- ルパン三世 EPISODE:0 ファーストコンタクト(峰不二子[65])
- 2003年
-
- ルパン三世 お宝返却大作戦!!(峰不二子[66])
- 2004年
- 2005年
-
- 名探偵コナン(フサエ・キャンベル・木之下)
- ルパン三世 天使の策略 〜夢のカケラは殺しの香り〜(峰不二子[68])
- 2006年
-
- ルパン三世 セブンデイズ・ラプソディ(峰不二子[69])
- 2007年
-
- ルパン三世 霧のエリューシヴ(峰不二子[70])
- 2008年
- 2009年
-
- ルパン三世VS名探偵コナン(峰不二子[72])
- 2010年
-
- ルパン三世 the Last Job(峰不二子[73])※ルパンシリーズ峰不二子役での最後の出演
劇場アニメ
- 1960年代
- 1970年代
-
- アタックNo.1(1970年 - 1971年、桂城由美、池崎、吉村さとみ、早川みどり) - 4作品
- やさしいライオン(1970年、ムクムク)
- ヤスジのポルノラマ やっちまえ!!(1971年、公園の痴女/自動車の顧客/空港の金髪女性)
- どうぶつ宝島(1971年、グラン)
- 長靴をはいた猫 80日間世界一周(1976年、スザンナ)
- 世界名作童話 白鳥の王子(1977年、エリザ)
- ルパン三世 ルパンVS複製人間(1978年、峰不二子[75])
- ルパン三世 カリオストロの城(1979年、峰不二子[75])
- 1980年代
-
- 怪物くん 怪物ランドへの招待(1981年、怪子ちゃん)
- 怪物くん デーモンの剣(1982年、怪子ちゃん)
- 1000年女王(1982年、永久管理人[注 6])
- Dr.SLUMP(1982年、リボン・チャン)
- わが青春のアルカディア(1982年、魔女)
- Dr.スランプ アラレちゃん ほよよ!世界一周大レース(1983年、リボン・チャン)
- まんがイソップ物語(1983年、春の女神)
- The・かぼちゃワイン ニタの愛情物語(1984年、小町)
- 少年ケニヤ(1984年、村上葉子)
- 忍者ハットリくん+パーマン 超能力ウォーズ(1984年、パー子 / 星野スミレ)
- 忍者ハットリくん+パーマン 忍者怪獣ジッポウVSミラクル卵(1985年、パー子 / 星野スミレ)
- ペンギンズ・メモリー 幸福物語(1985年、スーザン)
- ルパン三世 バビロンの黄金伝説(1985年、峰不二子[75])
- 1990年代
-
- 剣之介さま(1990年、剣之介の母)
- 劇場版美少女戦士セーラームーンS(1994年、プリンセス・スノー・カグヤ)
- それいけ!アンパンマン リリカル☆マジカルまほうの学校(1994年、魔女)
- ルパン三世 くたばれ!ノストラダムス(1995年、峰不二子[75])
- ルパン三世 DEAD OR ALIVE(1996年、峰不二子[75])
- 2000年代
-
- Pa-Pa-Pa ザ☆ムービー パーマン(2003年、パー子 / 星野スミレ)
- Pa-Pa-Pa ザ★ムービー パーマン タコDEポン!アシHAポン!(2004年、パー子 / 星野スミレ)
OVA
- ルパン三世 パイロットフィルム(シネマスコープ版)(1969年、峰不二子)
- ルパン三世 パイロットフィルム(TV版)(1971年、峰不二子)
- ザナドゥ ドラゴンスレイヤー伝説(1988年、レフイ)
- 伝心 まもって守護月天!(2000年、魅花〈メイホア〉)
- ルパン三世 生きていた魔術師(2002年、峰不二子[75])
- やなせたかしメルヘン劇場 クシャラひめ(2008年、魔法使い)
- ルパン三世 GREEN vs RED(2008年、峰不二子[75])
- ルパン三世 Master File(2012年、峰不二子[75])
Webアニメ
- 暗黒家族 ワラビさん(2021年、丘田フキ[76])
ゲーム
- 1995年
-
- 空想科学世界ガリバーボーイ(ピンク・タイガー)
- 平成天才バカボン すすめ!バカボンズ(バカボンのママ)
- リンダキューブ(アン)
- 1997年
-
- ルパン三世 カリオストロの城 -再会-(峰不二子)
- ルパン三世クロニクル(峰不二子)
- 1999年
-
- 魔女っ子大作戦(チャッピー・ハンスト・シャルル・グリム・アンド・イソップ・エトセトラ、如月ハニー)
- 2002年
-
- ルパン三世 魔術王の遺産(峰不二子)
- 2003年
-
- ルパン三世 海に消えた秘宝(峰不二子)
- 2004年
-
- ルパン三世 コロンブスの遺産は朱に染まる(峰不二子)
- 2007年
-
- ルパン三世 ルパンには死を、銭形には恋を(峰不二子)
- MAPLUS ポータブルナビ2(ナビゲーション音声)※有料ダウンロードコンテンツ
- 2010年
-
- ルパン三世 史上最大の頭脳戦(峰不二子)
ドラマCD
- クラッシャーズ Knight&Ranシリーズ(クイーン)
吹き替え
担当女優
- アン・フランシス
-
- アガサ 愛の失踪事件(ジェーン)
- 恐怖のジェット旅客機(ジーナ・タルボット)
- 日本人の勲章(リズ)※東京12チャンネル版
- 狂った殺人計画
- 猛烈なる復讐
- リー・レミック
映画
- アパッチ(ナリンリ〈ジーン・ピーターズ〉)
- 暗黒街の特使(ミリー〈スーザン・ゼナー〉)
- 歌え!ドミニク(シスター・アン〈デビー・レイノルズ〉)
- 襲い狂う呪い(スーザン・ウィットリー〈スーザン・ファーマー〉)
- 怪人カリガリ博士(ジェーン〈グリニス・ジョンズ〉)
- カトマンズの男(アレクサンドリーヌ〈ウルスラ・アンドレス〉)※TBS版
- 気球船探検(マキア〈バーバラ・ルナ〉)
- 奇蹟(テレサ〈キャロル・ベイカー〉)
- 吸血鬼ドラキュラの花嫁(マリアンヌ・ダニエル)※フジテレビ版
- 求婚専科(グレチェン〈フラン・ジェフリーズ〉)
- 魚雷特急(デニス〈アンジャネット・カマー〉)
- 暗闇でドッキリ(マリア・ガンブレリ〈エルケ・ソマー〉)※テレビ東京版
- グレッグのダメ日記4(ひいおばちゃん) ※オンデマンド配信版
- シカゴ大捜査網 (キャサリン"ケイト"・マロリー〈ゲイル・ストーム〉)※NET版(土曜映画劇場 1972年2月19日)
- 荒野の大活劇(スカーレット〈シドニー・ローム〉)
- 殺しのダンディ(カロライン〈ミア・ファロー〉)
- 殺し屋ハリー/華麗なる挑戦(バフィ〈アン・ターケル〉)
- サイレンサー沈黙部隊(ゲイル〈ステラ・スティーヴンス〉)
- サイレンサー/待伏部隊(フランチェスカ〈センタ・バーガー〉)
- サウンド・オブ・ミュージック(男爵夫人〈エリノア・パーカー〉)※1981年ソフト版
- ザ・クレイジーズ/細菌兵器の恐怖(キャシー・ボルマン〈リン・ローリー〉)
- サンフランシスコ大空港(ジョーン〈ジル・ドノヒュー〉)
- 四重奏(ジーン〈マイ・セッタリング〉)
- ジュニア・ボナー/華麗なる挑戦(シャルマーニュ〈バーバラ・リー〉)
- シンシナティ・キッド(クリスチャン〈チューズデイ・ウェルド〉)※テレビ朝日版
- スーザンの恋(スーザン・スレイド〈コニー・スティーヴンス〉)
- ソドムとゴモラ(シュア〈ロッサナ・ポデスタ〉)
- ターザンの猛襲(ジェーン〈モーリン・オサリヴァン〉)
- 地上最大のショウ(エンジェル〈グロリア・グレアム〉)※テレビ東京版
- 地上最大の脱出作戦(ジーナ〈ジョヴァンナ・ラッリ〉)
- トム・ホーン(グレンドレーネ・キンメル〈リンダ・エバンス〉)
- ドラブル(シール・バロウズ〈デルフィーヌ・セイリグ〉)
- 波も涙も暖かい(シャーロ〈キャロリン・ジョーンズ〉)
- バターフィールド8(エミリー〈ダイナ・メリル〉)
- ハリーとヘンダスン一家(ナンシー・ヘンダスン〈メリンダ・ディロン〉)※ビデオ版
- 春の珍事(デビー〈ジーン・ピーターズ〉)
- フランス式十戒(フランソワーズ〈フランソワーズ・アルヌール〉)
- ベニイ・グッドマン物語(アリス・ハモンド〈ドナ・リード〉)
- 北西騎馬警官隊(ルヴェット・コルボー〈ポーレット・ゴダード〉)
- ママは二挺拳銃(ルクレチア〈デビー・レイノルズ〉)
- メリー・ポピンズ(ウィニフレッド・バンクス〈グリニス・ジョンズ〉)※フジテレビ版
- モンティ・パイソン/ライフ・オブ・ブライアン(ジュディス)
- よろめき休暇(アリス〈ジェーン・マンスフィールド〉)
- ルパン(カリオストロ伯爵夫人〈ジョゼフィーヌ・バルサモ〉)
- 我が道を往く(キャロル・ジェームズ〈ジーン・ヘザー〉)
ドラマ
- OKセブン作戦 (フィズ〈マイケル・オードルスン〉)
- 奥さまは魔女(アレサ、ヴィーナス)
- かわいい魔女ジニー #71(ブーツィ・ナイチンゲール〈キャロル・ウェイン〉)
- ジェシカおばさんの事件簿 #9(トリッシュ・ラングレー)
- 新スタートレック(マーラ・アスター中尉)
- 逃亡者(カレン・クリスチャン〈スーザン・オリバー〉、ノーマ・セッション〈アンジー・ディキンソン〉)
- 特捜刑事マイアミ・バイス シーズン3 #20(クリスティーン・ヴォン・マーバーグ〈メラニー・グリフィス〉)
- ブラボー火星人(アンジェラ〈アン・マーシャル〉)
- 弁護士ジャッド
- 「災厄」(ヘレン〈エリザベス・マックレー〉)
- 保安官ニコルス (ルース〈マーゴット・キダー〉)
アニメ
- 宇宙家族ジェットソン(ジェーン・ジェットソン)
- 宇宙忍者ゴームズ(スージー)
- 宇宙旅行(ベルギー放送協会制作)
- かくれんぼ
- クララとマックス
- スカイキッドブラック魔王(ポッピー)
- ドラドラ子猫とチャカチャカ娘(ミミィ)
- スヌーピーとチャーリー(ライラ)
- 棒ってたのしいな
人形劇
- フラグルロック(ウィングナット)
人形劇
- こどもにんぎょう劇場
- 「おおかみと7匹のこやぎ」(お母さんやぎ)
- 「ねずみのよめいり」
- 「わらしべ長者」
- 「ふしぎなひしゃく」(女の子、女の子の母)
- 「かぐやひめ」
- 「まほうのリンゴ
- ひょっこりひょうたん島(テケ)
- ネコジャラ市の11人(ミケ・ランジェロ)
- プリンプリン物語(イモのアナウンサー、メリーさん、オレンジ仮面、レオナルド・ド・ビンチ)
- ハッチポッチステーション(ダイヤグラム/ミス・ダイヤモンド〈初代〉)
- ヤンヤンムウくん(ムウくん〈初代〉)
ラジオ
- ウッカリ夫人とチャッカリ夫人(チャッカリ夫人=4代目)
- 青春アドベンチャー
- 『封神演義』(妲己)
- 『永遠の森・博物館惑星』(ネネ・サンダース)
- 東京REMIX族(コーナーナレーション)
- ボイスパラダイス(NHK-FM)ナレーション
- かんさい土曜ほっとタイム (2010年5月22日 NHKラジオ第一放送、2011年3月5日再放送)– 14時台のコーナー「おもしろ人物ファイル」に出演。経歴や声優業、声の演技に関する姿勢、宝塚歌劇団ファンが嵩じて宝塚市に移り住んだことなどについて話した。
- ラジオマンジャック(2019年7月27日 NHK-FM)– ラジオドラマ出演、経歴や声優業などについて話した。
テレビドラマ
テレビ番組
- クイズダービー(TBS)
- ティーンズTV デジタル進化論(NHK-ETV)
- ドリフ大爆笑(外国人の吹き替え)
- SMAP×SMAP(「アルカディア」にて、声のみの出演)
- 添い寝ばなし(USEN440の子供向けチャンネル。童話、昔ばなしなどの朗読)
- 中国名園紀行(NHKBS、ナレーション)
- まるかじり!アジアン食堂(NHK総合・関西地域限定番組、ナレーション)
- 火曜曲!(TBS、ナレーション)
- ゴロウ・デラックス(TBS、バカボンのママの声(赤塚不二夫編のみ))
- シルシルミシルさんデー(テレビ朝日、峰不二子に似たキャラ・峰ベーグル子の声で出演)
- かんさい人物ファイル アジアに夢中!(ナレーション)
- ぐるっと食の旅 キッチンがゆく(ナレーション)
- 金曜カーソル(WOWOWプラス、ナレーション)
- セカンドの美学 「ルパン三世・峰不二子」(2019年9月21日、NHKL BSプレミアム)
CM
- ビオフェルミン製薬「ビオフェルミン下痢止め」 - 女神の声
- モバゲータウン「怪盗ロワイヤル」 - ナレーション
- グリコ「カロリーコントロールアイス」 - ナレーション
- ネイチャーラボ「スベルティ」 - キューティーハニーの声
- 大東建託「いい部屋ネット」お部屋探し篇 コウノトリ篇(2012年) - 母・妻の声
- 日清食品「日清 カップヌードルごはん」(2013年) - バカボンのママ
- トヨタ自動車 「もっとよくしよう。」Toyota Safety Sense 車線逸脱防止支援篇(2015年) - 馬の声
- ハウステンボス「バラ祭」(2016年) - ナレーション
- hide with Spread Beaver『ピンク スパイダー』スポットCM - 峰不二子の声
- 小学館 おぷうのきょうだい『俺、つしま』(2018年) - ナレーション
- 小学館 「まなびwith」 (2019年) - ナレーション
その他コンテンツ
- 日本テレビ通版限定カーナビ“マップラス”(峰不二子の声で収録)
- Fキャラオールスターズ大集合 ドラえもん&パーマン 危機一髪!?(パー子 / 星野スミレ)
- CR怪物くん デーモンの剣(怪子ちゃん)
音楽
- キャンティのうた(アンデルセン物語ED主題歌)
- 「さるとびエッちゃん」オープニングテーマ - 「エッちゃん」
- ムーミン(2作目)ED主題歌「ムーミンはきのう」
- えかきうたムーミン
- 御機嫌伺いLOVE/雨のSweetMagic
- 作詞・作曲:古田喜昭 歌:増山江威子(星野スミレ)
- 魔女っ子大作戦 Special song collection「魔女っ子メドレー」
- 「ラヴ・スコール」(FUJIKO's Version) (ルパン三世 (TV第2シリーズ)エンディング曲のカバー。『ルパン三世 ヴォーカル・セレクション Vol.1』などに収録)
- 江威子抄(ファーストアルバム 8曲入り キングレコード 1980年)
書籍・参考文献
- 増山江威子 『僕らを育てた声 増山江威子編』アンド・ナウの会、2019年。
脚注
注釈
- ^ 姉の夫。当時児童新聞に関する仕事をしており児童劇団とも交流があった。
- ^ 笑っている絵に笑い声がなかったという。そのため、後にインタビューで「当日でも呼んで下さればよかったのに」と発言している。
- ^ 『TV第2シリーズ』では、不二子の担当声優を変更することを日本テレビから要求されていた。このことは、飯岡順一の著書『私の「ルパン三世」奮闘記 アニメ脚本物語』で語られている。
- ^ ただし、第一作において1回だけ(第70話「パパとママがケンカをしたのだ」)増山に代わり北浜晴子が演じている。
- ^ 原作者死去後に制作された『深夜!天才バカボン』では日髙のり子が担当している。
- ^ 特定の名前は設定が無いものの、崩壊に巻き込まれそうになった始を助けて1000年女王(弥生)の元へ導いたり、弥生の遺体を入れた棺を引いて歴代女王たちと共にラーメタルに向かって帰星する直前にラーメタル人を代表して始に励ましと希望の言葉をかけるなど、戦闘には加わらないが要所要所で重要な役割を担っている。
出典
- ^ 『声優名鑑』成美堂出版、1999年、262頁。ISBN 4-415-00878-X。
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- ^ “増山 江威子 – seigura.com”. 2019年7月31日閲覧。
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- ^ a b c d e f g h i j 2017年6月『NHK ラジオ深夜便 時代を創った声』出演時の発言より
- ^ 増山江威子 2019, p. 4-9.
- ^ 『日本放送年鑑'68』p.732
- ^ 増山江威子 2019, p. 10.
- ^ 増山江威子 2019, p. 13.
- ^ a b 神谷明「増山江威子」 『みんな声優になりたかった 神谷明と25人の声優たち』主婦の友社、1994年1月6日、193-202頁。ISBN 4-07-214333-2。
- ^ a b c d 【声優の履歴書】第53回 『ルパン三世』シリーズの峰不二子(2代目)を演じた・増山江威子 - リアルライブ
- ^ TAAF2017「アニメ功労部門」顕彰者決定
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- ^ 『声優の世界-アニメーションから外国映画まで』朝日ソノラマ〈ファンタスティックコレクション別冊〉、1979年10月30日、102頁。
- ^ 増山江威子 2019, p. 39.
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- ^ “唐沢俊一氏のツイート”. 2022年6月26日閲覧。
- ^ 本人のツイートより(2019年3月27日)
- ^ 増山江威子 2019, p. 48.
- ^ “NHK「セカンドの美学」で峰不二子特集、増山江威子&沢城みゆきが魅力を語る”. コミックナタリー (Natasha). (2019年9月18日) 2019年12月7日閲覧。
- ^ ルパン三世DVDコレクション 7 2015年 05/05 号
- ^ 超豪華5大特典付で「Re:キューティーハニー コンプリートDVD」発売
- ^ 増山江威子 2019, p. 33.
- ^ 「ルパン三世連載開始35周年記念スペシャル企画!モンキー・パンチ、大塚康生、おおすみ正秋、納谷悟朗、特別対談」『ルパン三世officialマガジン』、双葉社、2002年8月。
- ^ a b 『ルパン三世 Master File』THE PERFORMERS -その声の魅力- より
- ^ 『ルパン三世 くたばれ!ノストラダムス』映画パンフレットより
- ^ 『ルパン三世 バビロンの黄金伝説』映画パンフレットより
- ^ 「親であり戦友でした」 "ルパン"たちが追悼 - 日本経済新聞
- ^ 増山江威子 2019, p. 36.
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- ^ “ルパン三世 SWEET LOST NIGHT ~魔法のランプは悪夢の予感~”. 金曜ロードショー 2016年5月2日閲覧。
- ^ “ルパン三世VS名探偵コナン”. 金曜ロードショー 2016年5月2日閲覧。
- ^ “ルパン三世 the Last Job”. 金曜ロードショー 2016年5月2日閲覧。
- ^ “アンデルセン物語”. メディア芸術データベース. 2016年10月29日閲覧。
- ^ a b c d e f g h “作品データ”. ルパン三世NETWORK. オリジナルの2016年4月20日時点におけるアーカイブ。 2016年5月2日閲覧。
- ^ “アニメ「暗黒家族 ワラビさん」7月配信、山田孝之らが愚かな一家を演じる(動画あり) - コミックナタリー” (2021年7月7日). 2021年7月7日閲覧。
外部リンク
固有名詞の分類
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