塩の長司とは? わかりやすく解説

塩の長司

作者京極夏彦

収載図書巷説百物語
出版社角川書店
刊行年月1999.8

収載図書巷説百物語
出版社中央公論新社
刊行年月2002.2
シリーズ名C・NOVELS BIBLIOTHEQUE

収載図書巷説百物語
出版社角川書店
刊行年月2003.6
シリーズ名角川文庫


塩の長司

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/22 00:50 UTC 版)

馬憑き」の記事における「塩の長司」の解説

塩の長司(しおのちょうじ)は、江戸時代奇談集『絵本百物語』にある馬憑き奇談。塩の長次郎(しおのちょうじろう)とも。 加賀国現・石川県)に塩の長司という長者がいた。彼は自宅300頭もの馬を飼っていたが、常々悪食好み死んだ馬の肉を味噌漬け塩漬けにして、毎日のように好んで食べていた。 馬肉尽きたある日、長司は役に立たなくなった老馬打ち殺して食べたその夜、長司の夢の中にその老馬現れ、長司の喉に食いついた。 その日から、長司が老馬殺した時刻になると、長司のもとに老馬の霊が現れ口の中に入り込み腹の中荒らし回る日々続いた。その苦痛は相当なもので、長司は苦し紛れ悪口雑言し、自分今まで仕出かした悪事ありとあらゆる戯言吐き苦しみ続けた医療祈祷など様々な手段試みたものの一向に効果はなく、百日ほど経って遂に死んでしまった。その死に様は、まるで重い荷物背負ったのような姿だったという。

※この「塩の長司」の解説は、「馬憑き」の解説の一部です。
「塩の長司」を含む「馬憑き」の記事については、「馬憑き」の概要を参照ください。

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