各階
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/31 16:44 UTC 版)
この建物は7階建てである。地下1階には博物館のメインギャラリーであるアーメット・アーティガン展示ホールがある。ここにはロックンロールのルーツ(ゴスペル、ブルース、R&B、フォーク、カントリー、ブルーグラス)の展示がある。また、ロックンロールに大きな影響を与えた都市(メンフィス、デトロイト、ロンドン、リバプール、サンフランシスコ、ロサンゼルス、ニューヨーク、シアトルなど)の展示も行っている。他にもソウルミュージック、50年代の楽曲、サン・レコード、ヒップホップ、クリーブランドにおけるロックンロールの遺産、中西部の音楽、ロックンロールラジオとDJ、ロックンロールに対する多くの抗議に関する展示がある。またこのギャラリーには、ビートルズ、ローリングストーンズ、ジミヘンドリックスなど個々のアーティストに焦点を当てた展示もある。最後に、アーメット・アーティガン展示ホールには『アメリカン・バンドスタンド』など様々な題材の映画を上映する劇場がある。 博物館の1階が入口フロアである。そこにはカフェと、年間を通じて様々な特別演奏や特別イベントに使用されるステージ、そして「舞台裏の話(Backstage Stories)」という区画がある。2階には、一発屋の演目とロックンロールを形成した曲を特集した双方向展示のキオスクが幾つかある。このフロアには、レスポール、アラン・フリード、サム・フィリップス、およびオーディオ技術の進化に関する人工的遺産が沢山ある展示ギャラリーもある。 3階には博物館の殿堂セクションがある。この区画にあるのがジョナサン・デミの遺作を含む『The Power of Rock Experience』で、この映画はコナー劇場(Connor Theater)で上映されており、殿堂入り式典のハイライトが幾つか入っている。4階は殿堂セクションの出口で、このフロアは最先端の3Dシアターで特別なイベントや演目に使用されるフォスター劇場(Foster Theater)が特徴である。 最後に、殿堂の最上階2フロアは巨大な仮設展示室である。長年にわたってこの2フロアでは、エルビス・プレスリー、シュプリームス、ザ・フー、U2、ジョン・レノン、ザ・クラッシュ、グレイトフル・デッド、ブルース・スプリングスティーン、ローリングストーンズなど多数の展示が設置されている。 この殿堂で演奏したクリーブランド地域のミュージシャンやバンドとしては、95年の殿堂開業時にプリテンダーズ(アクロン出身のクリッシー・ハインドが在籍)、01年のジェームズ・ギャング(ジョー・ウォルシュ在籍)とフー・ファイターズ(ウォーレン生まれのデイヴ・グロール在籍)、07年のヴェルヴェット・リヴォルヴァー(スコット・ウェイランドがクリーブランドに一時在住)、09年のラズベリーズとボビー・ウーマック、2014年にマシン・ガン・ケリーがいる。
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