協和温泉とは? わかりやすく解説

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協和温泉

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/05 08:30 UTC 版)

協和温泉
温泉情報
所在地 北海道上川郡愛別町協和
交通 JR北海道石北本線愛別駅より予約制バスで約35分
泉質 二酸化炭素泉
泉温(摂氏 12.6 °C
湧出量 9.0
pH 5.6
液性の分類 弱酸性
浸透圧の分類 低張性
宿泊施設数 1
外部リンク 協和温泉
特記事項 飲泉
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協和温泉(きょうわおんせん)は、北海道上川郡愛別町協和にある温泉である。

泉質

温泉地

  • 日帰り入浴施設と宿泊施設を兼ねた「協和温泉」の一軒宿。源泉から2km離れたところにある。
  • 内風呂のみで、浴室内には温泉浴槽と真湯浴槽がある。温泉浴槽の上部からは、毎分僅か9Lの鉱泉[1]が掛け流されていて飲泉可能。
右が温泉浴槽、左が真湯の沸かし湯

歴史

  • 泉源の発見は、明治年間といわれる。当地の奥2kmの通称「若牛内沢」上流に湧く冷泉(「美志内(うつくしない)の霊泉」)を、開拓者が持ち帰り沸かし疲れを癒していたという。
  • 1913年大正2年)・1930年昭和5年)の2度にわたり、湯宿を当地で開業しているが数年で廃業。
  • 現在の「協和温泉」という形での開発は、地元有志が、1965年(昭和40年)温泉の掘削許可申請から始まり、1967年(昭和42年)に掘削工事が完了する。
  • 1969年(昭和44年)[2]12月、有志の共同出資にて当地に開業。浴場は鉄筋プレハブ建てだったが、本館は愛別中学校の旧・教室を無償で払い下げを受けて改造したものだった。
  • 1988年(昭和63年)2月、木造2階建の現在の建屋が完成する。

アクセス

その他

  • 当地に炭酸泉の湧く理由は不明とされるが、源泉地周辺に石灰岩岩体があることが判明している[4]
  • 当地の名物は、愛別町の特産物である「きのこ」料理[2]のフルコース。

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ 協和温泉では、「動力汲み上げによる地盤沈下を避けるため、自然湧出している鉱泉だけを利用をしているため」としている。(出典 : 温泉浴室内の掲示物「店主からのお手紙」)
  2. ^ a b 湯人話 協和温泉(愛別町) - 朝日新聞DIGITAL
  3. ^ 北海道道296号比布愛別停車場線と分離する愛別町本町付近では、変則交差点での進行方向に注意必要。
  4. ^ 開拓期から人々を癒し続ける二酸化炭素泉 あいべつ協和温泉 - 北海道地質百選

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