足湯
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足湯(あしゆ)とは、足だけを湯につける入浴法。また、そのための浴槽や、それが設置してある場所である。足浴(そくよく、あしよく)とも言う。温泉地にも多く[1]、足湯めぐりが観光スポット化しており、のぼせにくく全身を温めることができる[2]。塩分[3]、炭酸の追加で保温効果が高まる[4]。就寝前の足湯が睡眠をよくする[5]、などいくつかの医学研究が実施されている。
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足湯
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/05 22:39 UTC 版)
温泉の新しい形として足湯が日本で注目され始めると、あつみ温泉でも温泉情緒を演出し、観光客をもてなす手段の1つとして足湯の設置が行われた。 温泉街の中心部、道路の真ん中に整備された「あんべ湯」 足湯カフェChittoMotchéに併設され、飲食物の提供も受けられる「もっしぇ湯」 温海川沿いに設置された「もっけ湯」 これらの名前は、それぞれ庄内弁で「案配(あんばい)」「面白い」「ありがとう」を意味する。 中心街と足湯(あんべ湯) カフェと足湯(もっしぇ湯) 温海川と足湯(もっけ湯)
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「足湯」の例文・使い方・用例・文例
- 足湯を遣う
- 温泉の足湯で五輪選手をリラックスさせる
- 8月8日,アテネに温泉の足湯が2つオープンした。
- 足湯の関係者は,「足湯が五輪選手の疲労を回復させるのに役立ち,五輪での好成績につながってくれれば。」と話す。
- その5つの温泉地からの湯が,順番に足湯に利用される。
- 2つの足湯のうち1つは,日本五輪チームとスタッフのためだけにある。
- もう1つの足湯は,アテネ中心部のカフェにあり,一般の人々や日本以外の国からの五輪選手のためのものだ。
- この足湯は,さまざまな国の人々に,日本文化の一部を紹介するよい機会を提供している。
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