はんげん‐き【半減期】
半減期
英語表記:hafe-life
放射性核種は、自然に放射線を出して壊れていく(放射性崩壊と言う)。この現象で放射性核種の量(放射能の強さ)が元の半分になるまでの時間を半減期と言う。
たとえば、天然に存在するカリウム-40は、放射能が半分になるまでの時間は12億8千万年、また人工放射能のコバルト-60は、5.27年というように、放射性核種には、固有の長さがある。
半減期の1倍、2倍、・・・10倍の時間が経過すると放射能の強さは、それぞれ最初の量の1/2,1/4,1/8,1/16,1/32,1/64,・・・1/1024と指数関数的に減少する。
すなわち、半減期Tは、崩壊定数λとの間に次の関係がある。
T=(ln2)/λ=0.69315/λ。
半減期(物理的半減期)
半減期
半減期
【概要】 半寿命ともいう。T 1/2。ものの動態を示す指標。あるものが100個作られて、50個まで消えて行くまでにかかる時間。
【詳しく】 薬物も体内に入って時間とともに処理をされ消えていく。これを薬物動態(pharmacokinetics)という。薬の吸収と担体(アルブミン)との結合、体内の組織への分配、薬自体の化学的な構造が変わる(代謝という)、あるいは腎臓や肝臓から尿中、胆汁中に排泄されることによっている。薬の半減期は、1日あたりの服薬回数を決める要因。短いと回数が増え、長いと1日1回でよい。HIVの半減期は6時間以下と言われているが、これは抗体による中和の有無などによっても左右される。
半減期
半減期
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/11 07:55 UTC 版)
半減期は21日となっているので、例えば63日後には12.5%が体内に残る。
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