円仁とは? わかりやすく解説

えんにん〔ヱンニン〕【円仁】

読み方:えんにん

[794〜864平安初期天台宗の僧。下野(しもつけ)の人。最澄(さいちょう)に師事入唐し、多く経書請来(しょうらい)した。比叡山総持院常行三昧堂(じょうぎょうさんまいどう)を建立第3天台座主(ざす)に任ぜられ、興隆基礎確立。著「入唐求法(ぐほう)巡礼行記」など。慈覚大師


円仁

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/24 09:56 UTC 版)

円仁(えんにん、延暦13年(794年) - 貞観6年1月14日864年2月24日)、旧字体: 圓仁)は、第3代天台座主慈覚大師(じかくだいし)ともいう。入唐八家(最澄空海常暁円行円仁恵運円珍宗叡)の一人。下野国の生まれで出自は壬生氏


注釈

  1. ^ 2010年7月に河南省登封市の法王寺で、お堂を囲む塀にはめ込まれていた石板に「円仁」「大唐会昌五年」の文字が刻まれているのが発見され、円仁の足跡を示す貴重な資料であると発表された[3])が、その後になってこの石板が後世の作または模造品ではないかとの疑問が投げかけられており、2010年9月現在真贋は明らかとなっていない(毎日新聞社2010年9月16日夕刊)、(読売新聞2010年9月8日「円仁の石板「捏造」強まる」)[4]

出典




円仁

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/04 05:59 UTC 版)

浄土教」の記事における「円仁」の解説

承和5年838年)には、遣唐使一員として円仁(794年 - 864年)が渡海留学する中国五台山法照流の五会念仏を学ぶ。その他に悉曇密教などを学び承和14年847年)に帰国する比叡山において、その五台山引声念仏常行三昧導入融合し天台浄土教発祥となる。常行三昧堂建立され貞観7年865年)には、常行三昧による「観想念仏行」が実践されるうになる

※この「円仁」の解説は、「浄土教」の解説の一部です。
「円仁」を含む「浄土教」の記事については、「浄土教」の概要を参照ください。

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