全勝優勝
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/22 09:32 UTC 版)
十両は人数が少ないため、優勝争いで混戦になることが多い。幕内では10勝5敗での優勝は過去に例が無く、11勝4敗でも過去に3回しか例が無いが、十両では10勝5敗や11勝4敗が優勝者の最高成績となることが頻繁にある。2001年7月場所では9勝6敗での優勝が記録され、あまりにも成績が低過ぎるとして理事会で優勝無しが検討されたほどである。故に十両は15戦全勝を達成することが極めて困難な地位として知られる。後述のように、関取の1場所15日制が定着する以前にも十両での全勝優勝を経験した者は数人居るが、これは現在よりも取組数が少ないために達成が比較的容易だったという要素もある。 2021年1月場所終了時点で15戦全勝を達成した力士は下表の5人であり、全勝優勝を達成した力士は最終的に全員が大関以上の地位に昇進している。 達成した力士達成した場所最高位栃光正之1955年3月場所 大関 豊山勝男1961年11月場所 大関 北の富士勝昭1963年11月場所 横綱 把瑠都凱斗2006年3月場所 大関 栃ノ心剛史2014年9月場所 大関
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「全勝優勝」の例文・使い方・用例・文例
- 新横綱が今場所全勝優勝を果たした.
- 朝(あさ)青(しょう)龍(りゅう)が2場所連続全勝優勝
- 横綱朝(あさ)青(しょう)龍(りゅう)が15勝無敗で大(おお)相撲(ずもう)春場所を全勝優勝した。
- 相撲ファンは,朝青龍が3場所連続全勝優勝するのを期待している。
- 千秋楽には,白鵬関は横綱・朝(あさ)青(しょう)龍(りゅう)関を上(うわ)手(て)投(な)げで破り,自身4度目となる全勝優勝を果たした。
- 白(はく)鵬(ほう)関が4場所連続全勝優勝
- これは彼にとって4場所連続となる全勝優勝であり,総合16度目の優勝である。
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