付属建物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/31 06:21 UTC 版)
参籠所(重要文化財) - 登廊の下に位置する。重要文化財名称は「参籠所」だが、正確には北半分が参籠所、南半分が食堂(じきどう)で、その中間の通路(登廊に通ずる)は細殿と呼ばれる。食堂には賓頭盧尊者(ぴんずるそんじゃ)像と重要文化財の訶梨帝母(かりていも、鬼子母神)像を安置する。室町時代の建物。 閼伽井屋(重要文化財) - 霊水の湧く「若狭井」の覆屋。切妻造の簡素な建物で鎌倉時代の建立。榊と注連縄で厳重に結界されており、一般人の立ち入りはできない。 仏餉屋(重要文化財) - 仏飯や粥を調理するところ。鎌倉時代末期の建物。 湯屋 - 内部は湯殿、土間(釜屋)、湯屋宿所からなる。江戸時代の建物。
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