他局への影響
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/31 04:52 UTC 版)
「おはようパーソナリティ中村鋭一です」の記事における「他局への影響」の解説
在阪の民放ラジオ局では、当番組を開始するまで、平日の早朝に短時間の収録番組を並べる編成が定着。定時ニュースや天気予報を除いて、自社制作の生放送番組をほとんど編成していなかった。MBSラジオでは、当番組の人気を背景に1972年4月から、阪本時彦(当時は毎日放送アナウンサー)がパーソナリティを務める『おはようリスナー阪本時彦です』をスタート。中村に対抗して「東京都出身の巨人ファン」という阪本の個性を押し出そうとしたが、「後発の弱みもあって、健闘も及ばなかった」という。そこで、MBSラジオは1974年4月に、『ありがとう浜村淳です』の放送を開始。後に当番組との間で激しい聴取率争いを展開したほか、開局70周年を迎えた2021年9月6日以降も放送を継続している。関西以外の地方のラジオ局でも、パーソナリティの名を冠した自社制作の生ワイド番組が、平日の早朝に相次いで放送されている。 ちなみに浜村淳は、ラジオパーソナリティとしての活動の軸足を深夜番組から『ありがとう浜村淳です』へ移すに当たって、出身大学(同志社大学)の先輩でもある中村から「独りよがりのしゃべりはいけない。(リスナーの)みんなが分かってくれる放送を(目指しなさい)」とのアドバイスを受けたという。中村も、後述する理由で朝日放送を退社してからは、浜村やキダが所属する昭和プロダクションにタレント活動のマネジメントを依頼していた。
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