乱高下
噂などで大きく買われた後、その噂が真実でなければ、大きく買われた分だけ売りも急増します。このような状況では、株価が大きく上昇・下落を繰り返すことになります。とくに「仕手戦」と言って、ある株式の買い占めが行われた場合など、その動きに乗じて他の投資家も買い始め、さらに株価が高くつり上げられます。仕手戦の主役になっている投資家は、他の投資家が買いに転じたところで保有株式の売却へと動き、利益を確定しようとしますが、ここでさまざまな思惑が生じ、さらに買われると考える投資家と、もう仕手戦は終わったと考える投資家との間で、激しい綱引きが行われます。このような状況のもとで、株価は大きく乱高下を繰り返すのです。
乱高下
乱高下
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/05 04:39 UTC 版)
高頻度取引は人間の認知スピードを超えた速度での取引を可能にすることから様々な問題が指摘されている。 2010年5月に起きたダウ工業株30種平均株価指数が極めて短時間の間に乱高下を起こした事象(フラッシュ・クラッシュ)の一因として高頻度取引の存在が指摘されていたが、2015年に個人投資家による違法な相場操縦であったことが判明し、逮捕され、有罪判決が出た。
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