フェレンギ人
ラチナム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/05 17:20 UTC 版)
ラチナム(英: latinum)は、フェレンギ人が通貨として用いている物質(液体金属)。特殊な分子構造をもち、レプリケーターなどで人工的に複製できない。 通常は液体の状態だが、価値が低い(レプリケートできるため)ものの様々な文明で価値的な存在とされた純金と混ぜることで固形化出来、延べ棒(バー)・板状(ストリップ)・貨幣(コイン)の形状に加工され、可搬性と貨幣効果を持たせている。延べ棒1本が板20枚、板1枚が貨幣100枚と等価。なお、純粋な液状ラチナムは小さなグラス1杯で延べ棒約100本分の価値になると言う。 金属としての金は確かにレプリケートできるために価値は低いとは言っているが、原始的な文明に売りつけようと考えたり、惑星連邦の士官が付けているコミュニケーターに金が使われていることを「もったいない」と指摘する場面もあるなど、いくらかは価値を認めていると思われるところもあるようだ。
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