受信機
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受信機(じゅしんき)は通信機の内、信号を受け取り、復調して情報を復元する装置のことである。また、信号の送り出し側は送信機である。ラジオ受信機(英語:radio receiver)、レシーバー(英語:receiver)、チューナー(英語:tuner)とも呼ばれる。
- ^ 井端 一雅(いばた かずまさ)「懐かシリーズ 中間周波数の話」『CQ ham radio』2009年4月号、CQ 出版社、2009年、144-145頁。
ラジオ受信機
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ラジオで放送される一般向け緊急地震速報を検知して、速報発表を伝達する機器やソフトがある。一般向け緊急地震速報の『(チャイム)緊急地震速報です。........』という警報を発し、それを聞き地震の揺れが始まる数秒前に身構えることや対処ができる。警告は各地の震度などが判明する前に発せられるもので、地震そのものの詳しい内容は揺れが終わったあとに別途TVやラジオの「地震情報」として把握する必要がある。地震が起こる以前からラジオの電源が入っている場合は緊急警報速報を聞くことができる。 緊急地震速報機などと呼ばれる特殊なラジオでは、電源が待機状態の場合は電源が自動的に入りチャイム音の途中から聞こえる。チャイム音の始めから聞こえないのは、後述するように緊急地震速報にラジオの電源を入れる仕組みがないためである。軽度の地震では、揺れがおさまりしばらくすると再び電源は待機状態に戻り、静かになる。一般の家庭では、この緊急地震速報機などのラジオ受信機を家屋の中心などに置き音量も大きく設定しておき、住人の誰もが家屋のどこにいても就寝中でも警告を聞こえるようにする。 なお、緊急警報放送と違って緊急地震速報自体にはテレビやラジオの電源を入れる仕組みはない。NHKや民間放送は、気象庁が推奨する緊急地震速報の「報知音」と呼ぶ独特のチャイム音を採用している。このため「緊急地震速報機」や「地震津波警報機」などと称するラジオ受信機は、チャイム音の電気信号を内部で検知し、電源を待機状態から自動的にオンに切り替え緊急地震速報を聞ける機能を備える。 タカコム EDR-100/100AFMラジオ、避難訓練モード機能、オリジナル音源送出機能、外部制御出力、ページング機能 アイリスオーヤマEQA-001 EQA-101 アレクソン EEW100AMラジオ、FMラジオ対応 外部音声入力、外部制御出力付き ユニデン EWR200緊急地震速報と緊急警報放送に対応 山善 YEW-R100ユニデンEWR200のOEM提供を受けているもので、YAMAZENブランドにて発売されている。 エフ・アール・シー(同社では「防災ラジオ」と呼んでいる)NX-109RD FC-R119D(特定小電力無線機つき) ラジオ局が放送している緊急地震速報を利用することで、情報受信料や特定の回線使用料が不要である。そのほか、ラジオ波を使用しているため、ブロードバンドが敷設できない地域でも利用できる。ただし、受信できるラジオ局が、緊急地震速報の放送に対応している必要がある。また、受信局によっては速報提供のサービス品質(早さ・対象地域など)が異なる場合がある。 2008年12月時点で予報業務許可事業者の緊急地震速報の受信端末機の累積出荷台数は13万台であり、2013年度までに26万台とする目標である。
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