マダニとは? わかりやすく解説

マダニ

別名:真蜱真ダニ

ダニ一種で、マダニ科ダニ総称吸血性ダニであり、主に恒温動物張り付いて体表から血を吸う。人やペット吸血対象になる。

体長は数ミリメートル程度ダニの中では比較大型であり、肉眼でも比較容易に観察できる。血を目一杯吸った直後は、その体は数倍に膨張する

マダニは複数種類感染症媒介することでも知られるとりわけ重症熱性血小板減少症候群SFTS)は2010年代半ば感染例初め確認され感染症で、日本国内でも2013年4月までに感染者11名、うち死亡者が7名を数えるなど、被害増えつつある。

人間にとって有害性比較的高いダニとしては、マダニの他にヒョウヒダニなども挙げることができる。ヒョウヒダニ布団衣類はじめとする人間生活空間の中で繁殖し、糞や死骸アレルギー源になることで知られる

ま‐だに【真×蜱】

読み方:まだに

マダニ科ダニ総称ダニ類中最大で、体長1.58ミリ。体は扁平であるが、吸血後は膨らんで1センチ以上にもなり、満腹するまで離れない多く哺乳類寄生し、人につくこともある。日本紅斑熱SFTS重症熱性血小板減少症候群)などを媒介する


真蜱

読み方:マダニ(madani)

ダニ目大形吸血性ダニ総称


マダニ

名前 Madani

馬谷

読み方:マダニ(madani)

所在 大阪府南河内郡河南町

地名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

マダニ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/19 06:47 UTC 版)

マダニ(真蜱)は、節足動物門鋏角亜門クモ綱ダニ目マダニ亜目マダニ科Ixodidae)に属するダニの総称である。マダニ亜目(もしくはマダニ目)には他にヒメダニ科(Argasidae)とニセヒメダニ科(Nuttalliellidae)が含まれるが[1]、本項では主にマダニ科に関する記述を行う。




「マダニ」の続きの解説一覧

マダニ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/13 17:52 UTC 版)

遺伝子の水平伝播」の記事における「マダニ」の解説

マダニの唾液中には血を吸う対象血管拡張するホルモン含まれるが、三重大学医学系研究科岩永史朗准教授アフリカ生息するオルニソドロス属マダニの唾液腺遺伝子構造解析したところ、脊椎動物にしか存在しない血圧降下ホルモンアドレノメデュリン英語版)」の遺伝子一致した。そこで進化系統調べてみた結果、マダニはその血圧降下ホルモン遺伝子を2億3400万年前から9400万年前までの間に生息した爬虫類あるいは恐竜から獲得した推定された。

※この「マダニ」の解説は、「遺伝子の水平伝播」の解説の一部です。
「マダニ」を含む「遺伝子の水平伝播」の記事については、「遺伝子の水平伝播」の概要を参照ください。

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