ニアラとは? わかりやすく解説

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ニアラ【nyala】

読み方:にあら

ウシ科哺乳類で、レイヨウ一種エチオピア生息頭胴長1.52.5メートル


ニアラ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/10 20:48 UTC 版)

ニアラ
ニアラ(オス) Tragelaphus angasi
保全状況評価
LEAST CONCERN (IUCN Red List Ver. 3.1 (2001))[1]
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 哺乳綱 Mammalia
亜綱 : 獣亜綱 Theria
: ウシ目 Artiodactyla
亜目 : ウシ亜目 Ruminantia
: ウシ科 Bovidae
亜科 : ウシ亜科 Bovinae
: ネジツノレイヨウ族
Strepciserotini
: ブッシュバック属
Tragelaphus
: ニアラ T. angasii
学名
Tragelaphus angasii
Gray, 1849
和名
ニアラ
英名
Nyala

ニアラ学名Tragelaphus angasii)は、ウシ目(偶蹄目)ウシ科ブッシュバック属に分類される偶蹄類。 なお、英名 nyala はツォンガ語からの借用で、ツォンガ語での発音は「ニャラ」に近い。

分布

エスワティニジンバブエマラウイ南アフリカ共和国東部、モザンビークナミビア

形態

体長140-160cm。肩高80-120cm。体重55-127kg。メスよりもオスの方が大型になる。背面には横縞が入る。四肢の体毛はオレンジ色。

左右の眼の間には白い三日月状の斑紋が入る。

オスの胴体は暗褐色、メスの胴体は褐色の体毛で覆われる。またオスは喉や腹部に沿って体毛が伸長する。オスは全体が黒いが先端が白く、弓型で1回捻れる角を持つ。角は最長で84cmに達する。

生態

水辺の森林や藪地等に生息する。小規模な群れを形成し生活する。

食性は植物食で、や木の葉等を食べる。

繁殖形態は胎生で、1回に1頭の幼獣を産む。

画像

脚注

  1. ^ IUCN SSC Antelope Specialist Group 2008. Tragelaphus angasii. In: IUCN 2010. IUCN Red List of Threatened Species. Version 2010.4.

参考文献

  • 今泉吉典監修 D.W.マクドナルド編 『動物大百科4 大型草食獣』、平凡社1986年、108、113頁。
  • 『小学館の図鑑NEO 動物』、小学館、2002年、96頁。

ニアラ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/12/17 14:51 UTC 版)

ブッシュバック属」の記事における「ニアラ」の解説

ニアラはマラウイアンゴラなどの沼地生息している種で、体高120cm、体長150cm前後中型で、雄は80cmを超える長い角を持つ。茂みの深いところにハーレム形成して少数頭で生息する亜種認められていない

※この「ニアラ」の解説は、「ブッシュバック属」の解説の一部です。
「ニアラ」を含む「ブッシュバック属」の記事については、「ブッシュバック属」の概要を参照ください。

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