テクストとは? わかりやすく解説

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テクスト【text】

読み方:てくすと

テキスト


テクスト (批評)

(テクスト から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/02/24 04:02 UTC 版)

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文学批評におけるテクストは、文字列として印刷などされた形態の作品を指す[1][2]。一つのテクストはしばしば互いに対立する多数の解釈をもちうる[3]

ロラン・バルトは『作品からテクストへ』(1971)で作者に関連づけられた「作品」という用語に対して中立な用語として「テクスト」を位置付けた[1]。以後、ポスト構造主義でこの概念が広く使われた[2]

ジャック・デリダの著作「グラマトロジーについてDe la grammatologie (1967) の有名な語句「テクストの外というものは存在しない」(il n'ya pas de hors texte)[4]言語論的転回の考え方を示したものとされる[5]

「テクスト (英語 text)」はラテン語で「織る」を意味する単語に由来する[1]

出典

  1. ^ a b c 川口喬一・岡本靖正『最新文学批評用語辞典』「テクスト (text)」p.3
  2. ^ a b 『コロンビア大学現代文学・文化批評用語辞典』「TEXT テクスト」p.399
  3. ^ 成相肇 解釈 | 現代美術用語辞典ver.2.0
  4. ^ John Phillips, "Derrida and Deconstruction"
  5. ^ 岡本裕一朗 21世紀、これからの哲学はどこに向かうのか 2016

関連項目


テクスト

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/07 20:30 UTC 版)

レブス」の記事における「テクスト」の解説

カルティア置け想造置いて呪文のようなもの、神代文字とも呼ばれる飲みたいであればカルティアに「」と刻む。

※この「テクスト」の解説は、「レブス」の解説の一部です。
「テクスト」を含む「レブス」の記事については、「レブス」の概要を参照ください。

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