シチとは？ わかりやすく解説

［接頭］形容詞・形容動詞に付いて、程度を強め、不快であるという気持ちを添える。「—むずかしい」「—めんどうだ」

読み方：しち

［音］シチ（呉）　シツ（漢）　［訓］なな　ななつ　なの

［学習漢字］1年

〈シチ〉

１ 数の名。ななつ。「七賢・七曜・七雄・七福神」

２ 七番目。「七月・七夜」

３ ななたび。「七生(しちしょう)」

〈シツ〉ななつ。「七珍・七宝(しっぽう)」

〈なな〉「七重(ななえ)・七草」

〈なの〉「七日(なのか)」

［名のり］かず・な

［難読］七五三縄(しめなわ)・七夕(たなばた)・七十(ななそ・ななそじ)・七日(なぬか)

読み方：しち

１ 数の名。6の次、8の前の数。なな。ななつ。

２ 7番目。第7。

[補説] 金銭証書などで間違いを防ぐため「漆」を用いることがある。

読み方：しち

仏語。

１ 諸仏が備えているという4種の智慧。大円鏡智・平等性智(びょうどうしょうち)・妙観察智(みょうかんざっち)・成所作智(じょうしょさち)。

２ 羅漢の4種の智慧。我生已尽智・梵行(ぼんぎょう)已立智・所作已弁智・不受後有智。

３ 智度論に説く4種の智慧。道慧・道種慧・一切智・一切種智。

読み方：しち

《「後漢書」楊震伝から》二人だけの秘密といっても、すでに天が知り、地が知り、自分が知り、相手が知っているの意。どんなに秘密にしていてもいつかは他に漏れるということ。

読み方：しち

⇒しつ（室）

読み方：しち

互い違いになること。不ぞろいであること。

読み方：しち

１ 死ぬべき場所。死に場所。「—と定める」

２ 生きて帰れないかもしれない非常に危険な場所。また、そのような状態。「—に赴く」「—を脱する」

３ のがれようのない、せっぱ詰まった立場や状態。窮地。「—に陥る」

読み方：しち

私有地。⇔公地。

読み方：しち

天下がきわめてよく治まること。

読み方：しち

［名・形動］この上なくすぐれた知恵。また、それのあるさまや、それをもつ人。

「至愚なる者も甚だ少なく—なる者も甚だ稀なり」〈福沢・文明論之概略〉

読み方：しち

言葉や文章の趣。

読み方：しち

⇒しつ

読み方：しち

１ 約束を守る保証として相手に預けておくもの。「不足代金の—として時計を預ける」

２ 質屋から金銭を借りるときに、保証として預けておくもの。また、その物品。質草。「着物を—に入れる」「—流れ」

３ 質権またはその目的物となる質物。

４ 人質。

「或いは又其の子を—に出(い)だして、野心の疑ひを散ず」〈太平記・九〉