コスモス557号
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/12 05:34 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動コスモス557号 | |
---|---|
徽章 | |
ミッションの情報 | |
ミッション名 | コスモス557号 |
質量 | 19,400 kg |
発射台 | バイコヌール宇宙基地LC-81/24 |
打上げ日時 | 1973年5月11日 00:20:00(UTC) |
着陸または着水日時 | 1973年5月22日 |
遠地点 | 266 km |
近地点 | 218 km |
公転周期 | 81.9分 |
軌道傾斜角 | 51.6° |
コスモス557号(ロシア語: Космос 557)は、サリュート計画の3番目の宇宙ステーションである。DOS-3とも呼ばれる。当初は、サリュート3号として打ち上げられる予定だったが、スカイラブの打上げ3日前の1973年5月11日に軌道投入に失敗し、コスモス557号という名前に改名された。
地上管制の範囲外を飛行している間に飛行制御システムが故障したため、姿勢制御スラスタが燃料を消費し尽くし、目的の高度に到達する前に制御を失った。既に軌道上に宇宙船があり、西側のレーダーに捕捉されていたため、ソビエト連邦は、この打上げをコスモス557号と偽装し、1週間後に地球の大気圏に再突入させた。これがサリュートであったと明かされたのは、ずっと後のことであった。
出典
- http://nssdc.gsfc.nasa.gov/database/MasterCatalog?sc=1973-026A
- Soviet Space Stations as Analogs - NASA report (PDF format)
|
|
コスモス557号
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/10 05:33 UTC 版)
「コスモス557号」も参照 1973年5月11日打ち上げ。搭乗なし。サリュートの名前は与えられていないが、同型である。 軌道投入後すぐに飛行制御システムが故障し、目的軌道への上昇が不可能になったため、コスモス衛星として公表された。5月22日に大気圏再突入措置がとられ、運用を終了した。
※この「コスモス557号」の解説は、「サリュート」の解説の一部です。
「コスモス557号」を含む「サリュート」の記事については、「サリュート」の概要を参照ください。
- コスモス557号のページへのリンク