ガイドナンバー
ガイドナンバー
フラッシュの光量を表す目安となる数値のこと。ガイドナンバーを撮影距離で割り算すると、適正絞り値がわかる。たとえば、ガイドナンバー22のフラッシュを撮影距離2mで撮影する場合には、22÷2=11で、適正絞り値はF11ということになる。また、2つ以上のフラッシュ(ストロボ)を使う場合には、ガイドナンバーは単純な合計にはならないで、その√2、つまり1/1.4倍になる。たとえば、ガイドナンバー22と36のストロボを同時に発光させた場合、合成ガイドナンバーは22+36=58とはならずに、58÷1.4=41となる。ただし、これは2灯を同じ場所で発光させた場合で、異なる位置から発光させた場合にはフラッシュメーターなどで測定をする必要がある。
また、ガイドナンバーはISO感度に依存し、またm表記であることも忘れてはならない。つまり、ガイドナンバー22(ISO100、単位m)のように限定を付けないと意味がない。
ガイドナンバー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/09/30 02:49 UTC 版)
この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。2020年7月) ( |
カメラのフラッシュにおけるガイドナンバー(英: Guide Number、GN)とは、そのフラッシュの出力を表す単位である。
概要
ガイドナンバーは、下に示す計算から割り出されたフラッシュの光量を表している。フラッシュの出力としてのガイドナンバーは、とくに断りがなければISO感度100のフィルムを使用した場合を想定して表される。すなわち、単にガイドナンバーと言えば、ISO100におけるガイドナンバーのことを指す。
ガイドナンバーは、現在ではフラッシュの最大出力を表すために使われるにとどまっているが、閃光電球・あるいは自動調光機能が普及する以前のエレクトロニックフラッシュでは調光機能を持たず、露光量の調節はもっぱらレンズの絞りによって制御されるものであった。ゆえに、絞り込む量を計算するためにも、ガイドナンバーに関する知識は撮影者には必須のものであった。
ガイドナンバーを用いた露光計算
撮影距離・ガイドナンバー・絞り・フィルム感度の関係は以下の通りである。
撮影距離をd、ガイドナンバーをg、絞りをa、フィルム感度(ISO感度)をsとすると
ガイドナンバーと同じ種類の言葉
- ガイドナンバーのページへのリンク