せい‐ぜい【正税】
読み方:せいぜい
⇒しょうぜい(正税)
せい‐ぜい【精精】
読み方:せいぜい
[副]
1 能力の及ぶかぎり努力するさま。できるだけ。精いっぱい。「—おまけします」「—養生して下さい」「病み上がりで、近所を散歩するのが—だ」
2 できるだけ多く見積もってもその程度であるさま。たかだか。「遅くても—二、三日で届くだろう」「高くても—一万円だろう」
「迷エル衆生ヲ導カント—ヲヌキンデ給ウコトココニ切ナリ」〈天草本平家・序〉
[用法] せいぜい・たかだか——「合格するのはせいぜい(たかだか)三人だろう」「一日かかってもせいぜい(たかだか)一〇ページしか読めない」など、多く見積ってもの意では相通じて用いられる。◇「せいぜい」にはその上限に達することを目標にする意もある。「せいぜい努力します」「せいぜいお大事に」など。また、それほど期待はしていないという気持ちで用いることがある。「相手は強豪揃いだ。—頑張るさ」◇「たかだか」は上限の程度を大したことではない、とみる気持ちがある。「集まってもたかだか五〇人だろう」「たかだか一週間の旅行に大騒ぎするな」
せい‐せい【精誠】
「せいぜい」の例文・使い方・用例・文例
- どんなに多くみても,せいぜい3キロぐらいの体重オーバーだ
- 今月は新しい生徒を期待するにしてもせいぜい10人だろう
- 彼は稼いでもせいぜい月に20万円だ
- 私にできることといえば,せいぜいノートを見せてあげるくらいのことです
- 2倍の時間を掛けても品質向上の度合いはせいぜい10%止まりでしょう。
- いいのよ。いままで実のないブランド品を高く売りつけて暴利をむさぼってきたんだから。今後せいぜい良心的な商売にはげめばいいんだわ。
- 「や、それほどでも。せいぜい、大きさ比べたり、わい談するくらいだし」「大きさって何の?」「ナニの」
- 旅費はせいぜい千ドルだろう。
- 彼女はせいぜい二流の歌手だ。
- 彼女はせいぜい50ドルしか払わないだろう。
- 彼女はせいぜい30歳だと僕は思った。
- 彼女はせいぜい18歳だ。
- 彼らがとった手段は、せいぜい問題の一時的な解決しかもたらさなかった。
- 彼はせいぜい二流の学者だ。
- 彼はせいぜい持っていて100ドルだ。
- 彼はせいぜい4日間そこにいただけであった。
- 彼はせいぜい20ドルしか払わないだろう。
- 彼はせいぜい1万ドル払っただけだ。
- 彼はせいぜい18歳だ。
- 彼はせいぜい10ドルしか持っていない。
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