こうかんとは？ わかりやすく解説

読み方：こうかん

［名］(スル)互いに感じ合うこと。心が通じ合うこと。「霊との—」

「いのちといのちの温かな—は」〈倉田・愛と認識との出発〉

読み方：こうかん

［名］(スル)

１ 取りかえること。また、互いにやり取りすること。「現金と—に品物を渡す」「意見を—する」

２ 電話の交換手、または交換台のこと。「—を通して電話をかける」

３ 民法上、当事者が互いに金銭以外の財産権を移転することを約する契約。

読み方：こうかん

［名］(スル)ともに打ち解けて楽しむこと。「試合後、両校の選手が—する」

読み方：こうかん

太陽や月の周囲に見える光の輪。大気中の微細な氷の結晶や水滴などによる光の回折のために起こる現象で、内側が青く外側が赤色に見える。暈(かさ)。

読み方：こうかん

［名］(スル)広く世間一般に向けて刊行すること。「調査記録が—される」

読み方：こうかん

１ 公共の建物。

２ 官庁の建物。特に大使館・公使館・領事館の建物。「在外—」

読み方：こうかん

寒にむかうこと。しだいにさむくなること。「拝啓、—の砌(みぎり)」⇔向暑。

読み方：こうかん

よい感じ。好ましい印象。「—がもてる青年」「人に—を与える」

[補説] 「長期金利低下が好感されて株価が上がる」のように株式市場では以前からサ変動詞としての使い方があった。近ごろでは「もっとも好感される女優」のように、株式用語以外の場面でも使われ始めている。

読み方：こうかん

好ましい男。気性のさっぱりしたよい男。快男子。「—自重すべし」

読み方：こうかん

まちのなか。また、世間。ちまた。「—で取りざたされるうわさ」

読み方：こうかん

１ 後日に受けるとがめ。「—を恐れる」

２ 将来のことまでよく考えること。

読み方：こうかん

後日のうれい。あとになって起こるわずらわしい事柄。「—の根を断つ」

読み方：こうかん

中国、五代の一国。947年、後晋の劉知遠(りゅうちえん)（高祖）が建国。都は汴京(べんけい)（開封）。950年、後周に滅ぼされた。ごかん。

読み方：こうかん

［名］(スル)古典などの複数の写本や刊本を比較検討して、本文の異同を明らかにしたり正したりすること。「諸本を—して定本を作る」

読み方：こうかん

１ 「梃子(てこ)1」に同じ。

２ 銃の遊底(ゆうてい)を操作するための握り。

３ 一方の端を構造体に固定した梁(はり)や肱木(ひじき)。

読み方：こうかん

［名・形動］

１ 書物の多くあるさま。「—な蔵書」

２ 書物の巻数やページ数の多いさま。「仏教に関する—な著述」

読み方：こうかん

皇国と漢土。日本と中国。

読み方：こうかん

鋼鉄製の管。

読み方：こうかん

［名］(スル)神霊が天上から下界の人間を見守ること。

「我が皇祖の霊や天より—し」〈田口・日本開化小史〉

読み方：こうかん

地位の高い官職。また、その官職にある人。「政府の—」「高位—」

読み方：こうかん

《昔、中国で、紙に虫がつくのを防ぐため、黄蘗(おうばく)の葉で紙を黄色に染めたところから》書物のこと。