きこうとは？ わかりやすく解説

読み方：きこう

⇒きっこう（亀甲）

読み方：きこう

思いがけない、すぐれた功績。

読み方：きこう

思いがけない効果。不思議な効き目。「—を奏する」

読み方：きこう

［名・形動］細工などが、珍しくて巧みであること。また、そのさま。

「就中(とりわけ)尤も—なるものは」〈中村訳・西国立志編〉

読み方：きこう

普通の人のしない、風変わりな行動。奇抜な振る舞い。「—の持ち主」

読み方：きこう

《「四季七十二候」から》その季節の気候。季節や天候。時候。

読み方：きこう

律令制の戸籍で、他戸の戸籍に編入された者。寄人(よりゅうど)。よせく。よりく。

読み方：きこう

［名］(スル)

１ 目的地まで航海中の船が途中の港に立ち寄ること。

２ （寄航）航空機が、目的地までの航路の途中の空港に立ち寄ること。

読み方：きこう

［名］(スル)依頼されて、新聞や雑誌などに原稿を書いて送ること。また、その原稿。「雑誌に—する」

読み方：きこう

めったに見られないこと。非常に珍しいこと。「—の古書」

読み方：きこう

［名］(スル)心がある方向に向かうこと。

「時至れば、必ず家と妻とに—せざるを得ない、習性を持っている」〈獅子文六・自由学校〉

読み方：きこう

［名］(スル)

１ 出先から学校へ帰ること。

２ 学校から帰ること。下校。

読み方：きこう

［名］(スル)船が出発した港に帰ること。「遠洋航海を終えて—する」

読み方：きこう

［名］(スル)それまでの職業をやめて郷里に帰り、農業に従事すること。

読み方：きこう

［名］(スル)船・航空機が帰りの航路につくこと。復航。「本国に—する」

読み方：きこう

［名］(スル)《「きごう」とも》敵に降伏すること。帰順。降参。

読み方：きこう

１ 巧みな装置。細かい仕組み。からくり。

「原子素量の存在、その結合による物質の構成—」〈寅彦・ルクレチウスと科学〉

２ いろいろと才知をめぐらすこと。「—を弄(ろう)する」

読み方：きこう

１ 機械などの諸部分が互いに関連して働く仕組み。機械の内部構造。メカニズム。

２ 会社・団体などの、組織。また、その組織の仕組み。「官僚—」「—改革」

３ 生物体が生命を維持するための仕組み。「免疫—」

読み方：きこう

科学兵器や機械力で装備すること。

読み方：きこう

ある土地で、1年を周期として繰り返される大気の総合状態。現在は気温・降水量・風などの30年間の平均値を気候値とする。「—の変化が激しい」「温暖な—」「—のよい土地」

読み方：きこう

中国古来の自己鍛練法。呼吸法と体操によって体内の気血の循環をよくし、病気予防・健康維持を図るもの。気功療法。

読み方：きこう

維管束植物の表皮の、孔辺細胞およびその間にある小孔。狭義には、すきまだけをいう。光合成・呼吸・蒸散などの際に空気や水蒸気の通路となる。陸生植物では葉の裏面に多い。

読み方：きこう

《「紀」は細い綱、「綱」は太い綱》国家を治める上で根本となる制度や規則。綱紀。

読み方：きこう

旅行中の体験・見聞・感想などを書きつづった文章。紀行文。「東関—」

読み方：きこう

［代］二人称の人代名詞。男性が、対等または目下の男性に対して用いる。江戸前期には、武士が目上の男子に対して敬意をもって用いたが、しだいに尊敬度が落ち、江戸末期には、現在の用いられ方になった。

読み方：きこう

文書などで、相手を敬って、その学校をいう語。御校(おんこう)。

読み方：きこう

［名］(スル)工事を始めること。大規模なものにいう。着工。「—式」

読み方：きこう

［名］(スル)原稿を書き始めること。

読み方：きこう

［名］(スル)馬に乗って行くこと。

「君僕と共に—するや」〈織田訳・花柳春話〉