「就職戦線」から「就活」へ:就活の大衆化と個人化
「就活」ということば
いま、就職活動に言及するとき、「就活」と略すことが多い。このことばがいつごろ生まれたのかは定かではない(おそらく「就職活動」とそう変らない時期にその略語として生まれたのだろう)が、メディアで多くみられるようになったのはそれほど古いことではない。
「就活」ということば
いま、就職活動に言及するとき、「就活」と略すことが多い。このことばがいつごろ生まれたのかは定かではない(おそらく「就職活動」とそう変らない時期にその略語として生まれたのだろう)が、メディアで多くみられるようになったのはそれほど古いことではない。
まもなく3月1日、企業の大学新卒者採用活動の「解禁」日を迎える。いよいよ今年の就活シーズンを迎えて云々といった調子の報道がまもなく出てくるタイミングだろう。
といってもこれは正確な表現ではない。政府が2022年3月28日付で経済団体等に対して行った「要請」では、この日は採用活動にかかる「広報活動」の開始日だ。
内閣府「2023(令和5)年度卒業・修了予定者等の就職・採用活動に関する要請」
いま「ワクチン」というと新型コロナウィルス感染症のワクチンがまず頭に浮かぶが、もう1つ、今話題になっているワクチンが、子宮頸がんの原因となるヒトパピローマウィルス(HPV)への感染を防ぐHPVワクチンだ。2008年のWHOの報告によると、子宮頸がんは全世界で年間約50万人に発生し、約27万人が死亡しているとされる。
WHO (2008) “Cervical cancer, human papillomavirus (HPV), and HPV vaccines: Key points for policy-makers and health professionals.”
その主な原因はHPVの感染であり、有効な予防方法としてHPVワクチンの接種がある。世界の多くの国で接種が行われており、日本でも行っていないわけではないが、政府が積極的勧奨を行っていないこともあり、接種率はきわめて低い。
毎年、夏はジブリアニメがテレビ放映されるわけで、今年も例によって放映されたわけだが、2020年8月21日(金)に放映された『コクリコ坂から』(2011)を見ながらふと頭をよぎったことがある。
それは登場人物、特に女性キャラクターたちの世代差だ。それぞれの物語の中ではその時代設定の中で登場人物を追うわけだが、一歩引いてみると、「この人は自分とどのくらい歳がちがうんだろう?」「この物語のこの人物とあの物語のあの人物は何歳ぐらいちがうのだろう?」などと思うことはないだろうか。まあそういう話だ。
というのも、ジブリアニメの中には、『コクリコ坂から』もそうだが、昭和あたり以降の現実の日本社会を舞台にしたものがいくつかあるからだ。もちろん現実そのものではないにせよ、それらの作品群はそれぞれその時代の空気をよく伝えているように思われる。それらに登場するキャラクターも、典型的かどうかは別として、その時代に生きた人間像として現実味がある。あの作品のあの人物はこの作品の時代には何をしていただろう?などと想像してみたくなるわけだ。
以下の計算はWikipediaその他のネット情報によるところが大きいので正確性は保証しない。ネタ程度にご覧いただければ。ジブリ作品の舞台となった時代の背景については5年ほど前に書いたものがあるのでそちらもご参照(この記事の記述と一部異なるところがある)。
ジブリで振り返る20世紀日本
http://www.h-yamaguchi.net/2015/01/20-2fa8.html
先日、「綾鷹茶会」なるイベントに行ってきた話は前にブログに書いた。その際私たち参加者は、5種類の茶葉を使って自分なりの合組(ブレンド)を体験したわけだが、その場では、参加者の一部の人たちの合組を実際に作ってもらったので、私を含むほとんどの参加者は、実際には自分が合組したお茶がどんな味なのか、わからないままだった。
そうした人たちの分も、上林春松本店で合組して送ってくれるということだったので待っていたわけだが、このほどついに届いた。うれしい。
AMN関連で、パナソニックのビエラ&ディーガシリーズの新機能「お部屋ジャンプリンク」を体験できるイベントがある、というので申し込んでみた。というのも、数年前に抽選で当てたうちのDVDレコーダーがすこぶる不調で、買い替えを迫られている雰囲気だからだ。ここらで少しちゃんと考えて買わないといかん、というわけで、ひまを見て各メーカーの製品を研究中なわけだが、いろいろあってなかなか進まない。そんなところへこのイベント。実物を見ながら説明を受けられるなんてうってつけの機会じゃん、というわけだ。
フジテレビのノイタミナ枠アニメは毎期楽しませていただいているのだが、今やってる2本、「C」と「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」は、とりわけお気に入りの中に入る。身の回りには後者、いわゆる「あの花」のファンが多くて、それはそれで同意なのだが、一応ファイナンス関係の人でもあって、「C」もなかなか面白く見ているので、こちらを応援する趣旨もこめて、ちょっとだけ取り上げてみる。
まあ、基本的には個人的満足だけど。
小ネタ。シノドス・ジャーナルに「不満との共生、もしくは「無縁社会」の新たな自己責任論」と題した文章を書いたのだが、それを書いている途中でちょろっと調べて、結局使わなかったものがあるので、せっかくだからここに置いとくことにする。その文章はタイトル通り、いわゆる「自己責任論」についてのものだったわけだが、そもそも日本人は自己責任論好きなのか?というあたりが気になったので、World Value Surveyをちょっとのぞいてみたらちょっと意外だった、という話だ。
2011年2月16日の朝日新聞朝刊「ザ・コラム」に、同紙ニューヨーク支局長の山中季宏氏のコラムが出ている。「ガラパゴスで携帯をみた」というタイトル。エクアドルのガラパゴス島諸島にわざわざガラパゴス携帯電話を探しに行ったらしい。ネタとしては面白いのだが、まあなんというか。
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