東京国立近代美術館で開催されていた「高畑勲展 日本のアニメーションに遺したもの」が、10月6日に会期を終えて閉幕した。関...
子供の頃を綴ったメモワールが好きだ。気に入ったら何度でも読み返す。例えば I.B. シンガーのメモワール。 先の大戦でこ...
最近読んだマンガに、こんなエピソードがあった。登場人物の一人が、しんどい状況にある二人に彼なりのメッセージとして写真集や...
マンガの伝える力に瞠目したのは、吉本浩二の『寂しいのはあんただけじゃない』を読んだときだった。文字情報だけではどういうも...
2018/Oct/08 /
category: 漫画・アニメ
一緒に『日本人が知りたいフランス人の当たり前』を書いた沖縄在住のジスラン・ムートンさんに日本のアニメ・マンガ体験を語って...
2017/Apr/09 /
category: 漫画・アニメ
よくあるアニメ本かと思っていたが、読んでみたら意外に骨のある内容だった。特に面白かったのは、フランスに日本のアニメが浸透...
気がつけば2014年も晩夏。溜まる一方の録画、HDの残量との戦い…見るべきか消去すべきか…葛藤の日々。昨年見たのはどのア...
2014/Aug/27 /
category: 漫画・アニメ
宮崎駿の最後の作品となるらしい『風立ちぬ』を観た多くの者は、当惑を覚えずにはいられなかったのではないか。これが、本当にあの『千と千尋の神隠し』(2001)と『ハウルの動く城』(2001)を世に送り出した映画監督の作品なのだろうか。もちろん、...
春の新作テレビアニメが出揃ったなんとも楽しい時期です。けれども見る時間をいかに確保するか、それが問題。とりあえず溜まりに溜まった録画を片付けながら、昨年から今年3月までの作品を振り返ってみました。 (さらに…)
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2013/May/17 /
category: 漫画・アニメ
今年もジャパンエキスポは盛況の内に閉幕したようで、来場者数は20万人を超えたとか。もし日本で「フランスエキスポ」なるものを開催するとしても、このような成功を想像するのは難しい。ゲストライヴのきゃりーぱみゅぱみゅとももクロという人選も絶妙に思...
大学生の頃、初めてフランス語の授業で「講読」したのは、ボードレールでもモーパッサンでもなく、「象のババール」だった。確かに、子供向けの本は概してフランス語が易しい。しかし、野生の象を老婦人が躾けていく過程は、読んでいてあまり楽しいものではな...
2012/Apr/26 /
category: 漫画・アニメ
『失恋ショコラティエ』は第2回 anan マンガ大賞受賞作であり、各種メディアでも取り上げられた話題作で、現在4巻まで発売中。水城せとなはすでにいくつもの代表作を持つ人気作家で、この作品や『放課後保健室』などの仏語訳も発売されており、200...
2012/Mar/03 /
category: 漫画・アニメ
あっという間に時が過ぎ、新年を迎えたと思えばもう2月。テレビアニメの鑑賞を、消化試合のようにこなす日々。もはや何を見ているのか、あるいは見ていないのかさえわからなくなる一方です。テレビアニメの本数は2006年がピークで年間279タイトル放映...
2012/Feb/16 /
category: 漫画・アニメ
今授業で『アメリ』のシナリオを読んでいる。アメリの父親は字幕では「アンギャン・レ・バン Enghien-les-bains の治療院で働いている」となっている。治療院の部分はフランス語で、les établissements termaux...
先日テレビ放送が終了した『異国迷路のクロワーゼ』は、まるで日本とフランスが擬人化して相思相愛になるような、何ともハッピーでスイーツなアニメでありました。原作は武田日向のマンガ、富士見書房より発売。ストーリーは…
(さらに…)...
2011/Oct/04 /
category: 漫画・アニメ
女子学生から「これを読まないと現代っ子は理解できないですよ」と言われ、Wiki で検索したら、設定のあまりの奇想天外さに吹いてしまった「聖☆おにいさん」。早速その日に TSUTAYA で借りて読んでみた。「聖☆おにいさん」を読んでいて、「日...
2010/Sep/17 /
category: 漫画・アニメ