教育研修

　社会情勢が大きく変わる中、医療機関および医療機関経営者には的確な情勢判断と適切な意思決定が求められています。この際、データをどのように収集し、どのように分析するかが重要です。データの2次利用をいかにするかにかかっています。
　当協会では、医療の質向上、経営の質向上を目指して、DPCデータ分析事業、アウトカム評価事業、医療の質の評価・公表等推進事業を実施しております。また、厚労省の補助金事業、「医療の質の評価・公表等推進事業」に応募し、平成26年度も採択されました。本年度の事業計画の概要は、「全日病の質評価事業を基に、(1)患者重症度、個別病院の特性に応じたデータ公表体制の確立、(2)連携など社会のニーズを反映した指標の開発と実証、(3)病院が改善に活かせる結果還元の仕組み、体制構築の支援策を確立する。特に(2)(3)を主な目標とする。本事業参加病院を主な対象として、各病院から臨床医、データ担当者の複数の参加のもとに、データ分析の方法、現場との協力等を研修し、改善計画を策定する。一定期間経過後、改善計画の実施状況等の報告会を開催し、成果物としてまとめることによりノウハウの共有を図る。」としております。
　昨年度も、本事業に関連した研修会を実施しましたが参加者から、”データ・マネジメント”に関する研修会開催希望が多くあり、本研修会を企画いたしました