ワルテルと天使たちと小説家

嵐のクリスマス

　２４日朝、目覚めて居間に行くと天窓に雪が積もっているのがわかった。

　おお、ホワイトクリスマスか。何年ぶりだろう。

　そう思いながら、アイセと散歩に出かけた。

　いやいやいやいやいやいやいや、なにこの風。
　ホワイトクリスマスってか、嵐のクリスマスじゃん！！

　ただでさえ吹雪いているのに、凄まじい暴風で地吹雪が巻き上がる。
　剥き出しの顔は強い風が吹くたびにじんじん痛む。

　せっかく買ったスマホなんだから写真撮ろうと思ったのだが、手袋脱いで指紋認証してカメラ起動している短い間でも指が千切れるかと思った。

　アイセもあまりの暴風雪に怒り顔だ。

　気温はマイナス８℃だったが、体感温度はマイナス２０℃。

　さっぶい～、痛い～、辛い～。

　幸い、冬の嵐は夕方までには収まって、穏やかなホワイトクリスマスを迎えることができた。

　いや、しかし、これだけしんどい朝の散歩は超久々だったなあ。

　というわけで、今日の投降は初スマホ写真によるものです。

　みなさん、よいお年を！

新雪の情景

　先週末、雪が積もった。
　１０センチに満たない、なんとも煮え切らない積もり方だったが、今シーズン初のまとまった雪。

　朝、朝刊を取りに外に出る。まだ黒い空では星が瞬いていた。

　雪が積もった翌朝が晴れる確率はそんなに高くない。
　これなら、新雪と朝焼けや日の出が楽しめそうだ。

　くっそ寒いというのに、父ちゃんは、いそいそとアイセとの散歩に出かけた。

　秘密基地に到着すると、アイセは早速雪の中に鼻面を突っ込んだ。

　ふかふかの雪が積もったときのお約束だｗ

　それからは、黙々と雪を食べる。

　そのうち、東の空に浮かぶ雲が朝焼けに染まりはじめた。

　ああ、綺麗だなあ。心が洗われる。
　アイセが雪の上を駆け回らなくても、これを見るために早起きして散歩に出る甲斐がある。

　去年までは犬たちと雪の上を走り回ったものだが、今年は雪を食べるアイセを見守るだけ。
　体が温まるどころかどんどん冷えていく。

　そういえば、父ちゃんと母ちゃんは今月、遅まきながらのスマホデビューを果たしたｗ
　万歩計のアプリを入れてみたのだが、一日の歩数は６千歩前後。

　アイセが元気でマンマイがいたころは、多分、一日一万歩は軽く超えていたんだと思う。
　父ちゃんの運動不足もなんとかしなきゃなあ。

　寒さが続き、雪はまだ残っているが、だいぶ溶けてしまった。

　それでも浅間山の冠雪はだいじょうぶ。

　翌朝、また早起きして朝焼けに赤く染まる浅間山を見に行った。

　美しい。
　やっぱり冬が大好きだ。

雪のち雨

　朝、朝刊を取るために外に出ると、うっすらと雪が積もっていた。
　３センチってとこかな。

　とにかく、今シーズン初の積雪だ。
　アイセを車に乗っけて千ヶ滝へ。

　アイセ爺さんは大喜びするわけでもなく、ただ黙々と雪を食べる。
　歩いちゃとまって雪を食べ、雪を食べちゃまた歩く。

　その顔つきはめっちゃ真剣だｗ

　昨日の夜はかなり冷え込んだのだが、雪が降るとなぜか温かく感じる。

　しかし、午前中に雪は雨に変わってしまった。
　途端に、冷たい～、寒い～になっちゃうんだよなあ。

　せっかくの雪も、もうほぼほぼ溶けてしまった。

　ま、次があるさ。

初雪

　昨日、初雪が降った。

　日中もまったく気温が上がらず、寒くてたまらない一日だったが、午後、ちらほらと雪が舞った。

　積もりそうにはない雪だ。

　去年までなら、もっと降れやこんちくしょーとか、軽井沢がダメでも北軽なら少しは積もるかなとやきもきしたものだが、今年は
なんだかあっさりと初雪を迎えた。

　アイセはもう雪原を駆け回ったりはしないし、マンマイもいない。

　夜、シッコさせるためにアイセと外に出たら、庭にうっすらと雪が積もっていた。

　明日の朝は久しぶりに千ヶ滝へ行こうかと、頑張って脚を上げてシッコするアイセに語りかけた。
　駆け回れなくたって、雪が積もっていたら喜ぶだろう。

　だが、千ヶ滝の雪もほとんど溶けてしまっていた。雪が残るにはまだ気温が高いんだよなあ。

　楽しみは後に取っておこう。

　雪がなくても、アイセはにっかにかで千ヶ滝の林道を歩き回った。
　年を取っても山犬は山犬なのだ。

　サッカーW杯。
　日本人はメンタル的にPK戦弱いので本戦で決着つけろと応援しながら見守ったが、やっぱりPK戦。最初のキッカー、南野君の
緊張に押し潰されそうな顔を見てこりゃやっぱダメだなと思ったらやっぱりダメだった。
　こういう時に、決めてやるぜ！　じゃなくて、外したらどうしようって考えちゃうのが日本人なのよね。
　それでも、同じベスト16でもこれまでで一番中身の濃いベスト16だったと思う。
　選手たちはよく戦った。