2010.08.11 (Wed)
電子書籍が紙よりも便利な10のポイント
電子書籍は紙の書籍より値段が高くてもいい【湯川】を読んで、確かに電子書籍の方が良い点がいっぱいあるなあ、と思いました。
でも、まだまだ日本語は電子書籍化されていないものがほとんどなのが残念です。
現時点で、僕が電子書籍を読んでいて、これはすごいと思うものを10点、挙げてみました。
(1)どこでも読める。
僕は、Kindleを中心に利用することにしているのですが、Kindleは、PC版、Mac版、iPhone版、iPad版、アンドロイド版、それに日本ではあまり利用されないかもしれませんが、ブラックベリー版まで用意されています。
僕はXperiaを使っているので、朝の満員電車ではAndroid版、座れたときにはiPad版で電子書籍を読みます。
また、ちょっと本に書いてある内容が気になったときに、PC版やMac版で電子書籍の内容を確認したり、引用したりします。
(2)続きを読める。
前にXperiaで読み終わって、今度はiPadで開いても、前回の続きから読み始められます。
Kindleがどこまで読み進めたかを覚えておいてくれます。
これは意外と便利です。
(3)辞書が使える。
英語を読んでいて、分からない単語があったら、単語をクリックするだけで、辞書が出てきます。
英英辞典なので、説明にも分からない単語があったら、更にその単語にジャンプできます。
英語の勉強には最適です。
辞書で足りない場合や、辞書に単語がない場合には、GoogleやWikipediaに飛ぶこともできます。
(4)何冊でも持って歩ける。
これは当然ですが、買った全ての本を常に持って歩けます。
本当に当たり前ですが、すごいことの一つです。
当然、場所も取りません。
時々古本屋に持って行こうか、などと余計なことを考える必要もなくなります。
(5)ハイライトが共有できる。
Kindleでは、他人がよく線を引いている部分を見ることが出来ます。
その部分は客観的に大事な部分なんだな、と認識しながら読むことが出来ます。
線を引いている人数も出てくるので、重要度も何となく分かります。
(6)注釈を簡単に読める。
紙の本を読んでいると、注釈は巻末にあったりして、僕はほとんど読みに行きませんが、Kindleでは注釈がリンクになっていて、すぐに参照できます。注釈を見に行く敷居がかなり下がりました。
(7)ブックマークやメモ
ブックマーク、メモ、ハイライトがすべて保存できて、しかも他のデバイスで見たときにも共有できます。
紙の本だとページを折ったり、線を引いたり、メモを書き込んだりするのは、ちょっと抵抗があったのですが、電子書籍なら、取り消しも書き直しも自由にできるので、何の抵抗もありません。
前に読んで重要だと思って、メモしたり、線を引いたりしても、今回読んで「あれ?」と思ったら、外せばいいだけです。
(8)安い
今だと電子書籍の方が安いです。
同じ値段でも構わない気もしますが、紙の原価や印刷費用、運送費用が掛からない分、安くなってしまうのは仕方がないかもしれません。
(9)すぐ読める
待つ必要がありません。1分くらい待てば、すぐに読める状態になります。
Amazonプライムでその日に届くサービスもありますが、それよりもずっと早いです。
(10)楽しい
ちょっとポイントを10にするためのこじつけですが、色んなデバイスを使って、読書体験を便利にすることが出来るので、それに触れるだけで楽しいというところがあります。
でも、これは最初だけですね。段々、慣れてしまうと思います。
【最後に】
電子書籍化の流れは、選択(Choice)ではなくて事実(Fact)です。
「乗るか反るか」という選択はありません。
いくら出版社が嫌がっても、流れは止まりません。
それなら、早く対応した方が良いのに、この対応の遅さは残念です。
全ての日本語の本が、電子書籍として出版される日が早く来ることを強く望みます。
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