ユニークビジョン

イタリアから帰って来る飛行機の中で、Stardustを観た。

ファンタジーだ。
壁で隔たった普通の世界と魔法の世界がある。

普通の世界で育った青年はどうしても壁の向こうへ行きたくなり、門番を振り切って壁を越える。
魔法の世界では、魔女に捕われた王女と出会い、一晩を過ごす。

青年は自分の世界へ戻るが、壁の向こうから自分の赤ちゃんが運ばれて来る。

赤ちゃんは成長して、青年になる。
青年にどうしても好きな娘が出来る。
お父さん（最初の青年）は、「どうしても好きなら諦めるな」と言う。
その娘と話をしているときに、近くに流れ星が落ちる。
その流れ星をその娘のために拾って来たら、結婚するという約束を取り付ける。
青年は、お父さんの言葉に勇気づけられて、壁の向こうへと旅に出る。

流れ星を拾って来る過程で、いろいろな敵と戦いながら、経験を積んでどんどん大人になって行く。
流れ星を守るために、敵に立ち向かう勇気に感動する。
そのうちに、流れ星のことが好きになってしまう。
今度は、魔女に狙われている流れ星を助けるために、大きな戦いをする。
最終的に、青年は王女の子供なので、王位を継承して、王に君臨する。

単純なストーリーだが、勇気に感動する。

往復のイタリア旅行で見た映画：

東京→ローマ

• トランスフォーマー
• ラッシュアワー３
• Bourne Ultimacy

ローマ→東京

• プラダを着た悪魔
• Stardust
• Knocked Up
• Talented Mr. Ripley

イタリアから帰って来る飛行機の中で、Knocked Upという映画を見た。

たまたまクラブで出会った二人が、ノリでそのままエッチをして、子供が出来てしまう。
二人は、普通だったら絶対に付き合わないほど何の共通点もないのだが、子供を産むことは決心する。
男も子供を産むことは素晴らしいと言って、最大限の協力をする。
途中で何度もすれ違うが、最終的には赤ちゃんを産んで幸せになるという話だった。

主人公の二人は、かわいい女の子と不細工でオタッキーな男だ。
しかし、男は見た目以上に男らしい。
『赤ちゃんが生まれることは素晴らしい』と言って、どんなことがあっても、女の子と赤ちゃんを守ろうとする。だんだんとそのオタッキーな男がかっこ良く見えて来る。

やっぱり男はこうでないといけないな。