久しぶりに・・・
ごめんなさい長く放置しすぎました・・・。
学校の卒業文集とか書かなければいけないんですがもうどうでもいいやとか思ってなくて(以下略)
ということでこの前後輩に質問を食らったので、「もしかしたら知らなかったかな?」と思うような話題。
以前、「早」と「速」の区別を書きましたが、(どちらも訓読みすると「はやい」というやつです)それと同じようなかんじ。
「有」と「在」の違いです。
この前、twitterで後輩が書いていた文章にこんなようなものがありました。
「我望休講有」
おそらく、「私は休講が有ることを望んでいます」と書きたかったのでしょう。
しかし漢字の意味が分かっている人ならコレはおかしいと思うでしょう。
そう、文章の内容は置いておいて、文章の構造からすれば、最後に動詞が入るとすると
「我望休講在」
とすべきです。
(おそらく、この意味を表すのにこんな書き方はしませんが)
後輩に間違いを訂正したところ、このように返ってきました。
「国破山河在ってあるじゃないですか、あれと何が違うんですか?」と。
彼は「有」と「在」の違いを分かっていなかったからこうなったのでしょう。たしかに両方とも訓読みは「あり」ですね。
しかし、端的に言うと
・「有」を使った場合「ある」のは後の語
・「在」を使った場合「ある」のは前の語
なのです。(一応、どちらも主語のようです)
例えば、
「有鬻矛與盾者」→「ある」のは「たてとほことをひさぐもの」です。
「国破、山河在」→「ある」のは「さんが」です。
「有」を使った場合主語が省略されているんですね(多分)
「在」は目的語に場所をとりたくなりますね。「我在此処」みたいな。
熟語にするとわかりやすいです。
「有力」「有識」「有名」「現在」「自在」などなど・・・
もちろん、「有」は持っている(所有している)という意味でも使われます。同じく、「在」も住んでいるという意味で使われます。
学校の卒業文集とか書かなければいけないんですがもうどうでもいいやとか思ってなくて(以下略)
ということでこの前後輩に質問を食らったので、「もしかしたら知らなかったかな?」と思うような話題。
以前、「早」と「速」の区別を書きましたが、(どちらも訓読みすると「はやい」というやつです)それと同じようなかんじ。
「有」と「在」の違いです。
この前、twitterで後輩が書いていた文章にこんなようなものがありました。
「我望休講有」
おそらく、「私は休講が有ることを望んでいます」と書きたかったのでしょう。
しかし漢字の意味が分かっている人ならコレはおかしいと思うでしょう。
そう、文章の内容は置いておいて、文章の構造からすれば、最後に動詞が入るとすると
「我望休講在」
とすべきです。
(おそらく、この意味を表すのにこんな書き方はしませんが)
後輩に間違いを訂正したところ、このように返ってきました。
「国破山河在ってあるじゃないですか、あれと何が違うんですか?」と。
彼は「有」と「在」の違いを分かっていなかったからこうなったのでしょう。たしかに両方とも訓読みは「あり」ですね。
しかし、端的に言うと
・「有」を使った場合「ある」のは後の語
・「在」を使った場合「ある」のは前の語
なのです。(一応、どちらも主語のようです)
例えば、
「有鬻矛與盾者」→「ある」のは「たてとほことをひさぐもの」です。
「国破、山河在」→「ある」のは「さんが」です。
「有」を使った場合主語が省略されているんですね(多分)
「在」は目的語に場所をとりたくなりますね。「我在此処」みたいな。
熟語にするとわかりやすいです。
「有力」「有識」「有名」「現在」「自在」などなど・・・
もちろん、「有」は持っている(所有している)という意味でも使われます。同じく、「在」も住んでいるという意味で使われます。