カテゴリー「英語教材・洋書」の4件の記事

2011.10.19

大人も楽しめる!幼児用学習本「World Almanac for Kids Workbook」の学習効果がスゴい!

我が家の近く(といっても車で30分ぐらいかかります)にコストコがあって、雑貨や食料品を買うのを毎回楽しみにしています。

ところでコストコで洋書が格安で売っていることをご存知でしょうか?
今回紹介する本はコストコでも売っている幼児向け英語学習本「World Almanac for Kids Workbook: Pre-Kindergarten」です。衝動買いだったのですが、子供が進んで勉強するほどの効果がある教材であったこと、意外と知られてない良書なので本Blogで紹介することにします。

この教本の特徴をまず書いてみましょう。

[1]オールフルカラーで絵や文字が大きいので読みやすい!
[2]幼稚園向けの簡単な英語で書かれているので大人も英語の勉強になる!
[3]幼稚園時代に学びたいスキルが効果的に学べる仕掛けが満載!

[3]について補足しましょう。この本は幼児向けの読み物と言うよりも幼児向けの練習ワーク本です。このワークを行うのためには子供に英語の知識は必要ありません。ワークは全て絵で構成されているので、大人が簡単な英語で書かれている本文を訳してあげれば、幼児でも問題を解くことができます。(*英語の話はまた後で書きます。)

問題の一例を書いておきます。


問題1)色々な洋服から夏に着るものを○で囲みましょう。
問題2)色々なペンギンの動作(絵)でありえないものを×で記しましょう。(*ペンギンは飛べないのが正解)
問題3)おたまじゃくしが大人になったらどのような動物になるか、動物の絵とおたまじゃくしを線で結んでみましょう。

この教材は口答で応えるのでなく、実際に鉛筆を使って丸を描いたり線を結んで子供が回答できるのがウリです。実際に子供が鉛筆を使って考え、答えを導いて褒めてあげると、喜びようが期待以上に大きくてびっくりしています。今では子供が自らワークをしているぐらいこの教材を気に入っています。

一問一問のバラエティの豊富さも素晴らしいです。一つ一つの問題を少しずつ変えること、子供が興味を持ちそうな質問をすることで飽きさせない工夫をしています。実はこの本を発刊している企業は子供用図鑑の出版社なのです。毎年子供用イミダスのような学習本を出していて、様々な分野の単語をまとめて覚えられる私のお気に入りの英語学習本の一つです。(*この本の素晴らしさは別途Blogで紹介します。)そのため、子供向けの教え方は得意中の得意の出版社なのです。

なお、本文の英語は中学生レベルの英語ですが、恐竜や動物などあまり学校で習わない単語も相当数あるので大人でも楽しめると思います。値段が安いので多読用にも使えると思います。

今回は3-5歳用の本を紹介しましたが、

【5-6歳用】World Almanac for Kids Workbook: Kindergarten  
【7-8歳用】World Almanac for Kids Workbook: Grade 2

のように子供の学習度合いに応じた教材があります。どちらもコストコには売っていましたので是非チェックしてみてくださいね!

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2010.11.22

[書評]Matilda ~「マチルダは小さな大天才」英文小説をチャレンジする人へ

技術英文は業務で接する機会が多いので、読み事はそれほど苦にならない。でも英文小説を読むのは結構苦手だ。英文構造が比較的平易な技術英文と違って、感情に関わる表現、ニュアンスなどが小説にはふんだんに含まれているからだ。

とは言っても、英文コミュニケーションをスキルアップするには日常的に使われる英文を大量に読んで、慣れることが避けて通れない。今回お勧めする「Matilda」は、英文小説を読んでみたい、でもなかなか読むのは大変で。。。と感じている人にお勧めの本だ。

この本のウリはストーリー展開の素晴らしさにつきる。英文小説と聞くと、読むだけでも結構辛く感じるかもしれないが、この本は読めば読むほど次のストーリー展開が気になるほど、話の運びがうまい。通勤途中で少しずつ読んでいって、途中で投げ飛ばす気分にならずに最後まで読みきることができた。それもそのはず、著者のROALD DAHLは映画化された「チャーリーとチョコレート工場」の著者でもある。Amazonの書評で高評価なのも納得だ。

概要はこんな感じだ。主人公のMatildaは天才少女。だけども両親はその才能を認めてない。両親は中古車ディーラーだが、買ってきた中古車にある細工をすることによって、本来の性能よりも良い車として売るダメディーラーだ。前半はMatildaが奇想天外ないたずらをすることによって、父親を懲らしめる話。後半はMatildaが小学校の教室で繰り広げられる話。Matildaが通う小学校の校長は恐怖政治を行っている。問題を解けない学生には恐怖のペナルティが待っている。ところが、Matildaの担当の先生と校長が意外な関係がわかり、Matildaはそれを解決すべく素晴らしい作戦を実行する。最後の最後にストーリーが急展開し、ハッピーエンドで終わる。

「Matilda」はティーン用の小説なので、英文構造が比較的わかりやすい。もちろん英単語もわかりやすいものばかり。一部感情表現など、入試英語、ビジネス英語では接しない英単語もそこそこ出現するけども、それは読み飛ばしても英文の内容にはそれほど影響しない。TOEICの点数が500オーバーなら完読できると思う。

ボリュームは230ページとかなりの量だが、1章あたりのページが約10ページでストーリーは章毎でまとまっているので、1日1章などペースを決めれば読破できると思う。私のように気が向いたときに少しずつ読む、というのも一つの手だ。

また、どうしてもストーリー展開がわからない、という人は邦訳も出ているので、それを読むのも一考だろう。

他の洋書の記事も紹介します。是非英語力向上にご活用ください!

大人も楽しめる!幼児用学習本「World Almanac for Kids Workbook」の学習効果がスゴい!

[書評]My Father's Dragon (邦訳:エルマーの冒険)

[英語]お薦め英字ニュースサイト

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2010.05.05

[書評]My Father's Dragon (邦訳:エルマーの冒険)

今年は英語力強化のために英語の本をきちんと読むことを目標にしている。そのために今まで子供用の英語本を読んでいた。今回紹介する「My Father's Dragon」はその中でも読んでいて楽しいお勧めの本だ。

邦訳は「エルマーの冒険」というタイトルで出版されている、児童文学で有名な作品なので知っている人も多いかもしれない。(といっても私は英語の本を見るまで、その存在を知らなかった。)「エルマーの冒険」シリーズは三巻から構成されていて、本巻はその第一巻である。シリーズ三巻全て読み終わって振り返ると一番面白いのは本巻であった。

ストーリーは主人公がある島(動物たちが支配する島)にいるドラゴンを助けに行くという話。主人公は島に向かうときに色々なもの(一見何に役に立つのかわからないものばかり!)をリュックサックに持っていくが、この持ち物がドラゴン救出に大いに役立つ。本の表紙を見るとライオンがきれいな髪型をしていることがわかると思うが、これはライオンからの追跡を逃れるために、主人公が機転を利かして難を逃れるというシーンを表している。他にも主人公のユニークな機転によって、動物からの追っ手を逃れるシーンがいろいろあり、それがどれも意外な展開で面白い。

もともとネイティブの小学生向けの本なので英語の文法自体はそれほど難しくない。ただ、技術英語ではなかなかお目見えしない単語もそれなりにあって、単語力強化にはもってこいだ。TOEIC500ぐらいあれば、問題なく読めるのではないだろうか?この本をお勧めする理由は飽きないが来ないストーリー展開と、なによりもイラストが多く、それがどれもきれいなので読み続ける意欲が沸くことだ。

三巻セットやオーディオCDもあるので、興味がある人は是非。英語にあまり自信がない人は、まずは邦訳から読んで見るのも一つの手だ。

★英語三巻セット

★邦訳「エルマーの冒険」

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2005.04.07

[英語]お薦め英字ニュースサイト

最近英語読解力を上げるために英字WEBページを最近継続的に読んでいる。
テクニカルな英字ページでもそれなりに読解力は上がると思うのだが、やはり色々な話題が入っているニュースサイトの方が良さそうだ。

そういうわけで色々探したところ良さそうなのはasahi.comの英字版。
asahi.com[English]
主に日本のニュースを取り上げているだけにわかりやすい。

国内ニュースとしてもう少し難しくなるとJapan TimesがWEBページを作っている。
The Japan Times Online

個人的に一番のお薦めはイギリスBBCのWEBページ。
BBC Home
ココのページの情報量は凄い。ニュースにしてもイギリス国内からアフリカ、アジアまでくまなく網羅している。さすがは世界のBBC。それもトピックも最新時事から科学までヴァラエティーに富んでいるし、なによりも読みやすい記事であるのが良い。
それと、BBCだけあってストリーミングで英語放送(それも無料)が聞けるのがウレシイ。

ちなみにCNNもニュースサイトがあります。こちらも読んでみようかなと思います。
CNN.com

*追記(2012/11)

英語力を基礎から向上したい人はVOAがお勧めです。これは英語を母国語としてない人向けのニュースサイトです。バラエティー豊かな記事で、英文は易しめにも関わらず良質な記事を書いていまvす。ポッドキャストも無料で使えます。

VOA ~Voice of America

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