持ち歩き防災グッズを見直す
私は防災ポーチを出勤をふくめた外出時にはいつも持ち歩いています。というか、普段持ち歩いているものがそのまま災害時に対応できるようになっています。 出先で災害に遭遇した時に最低限必要な装備はすでに揃えているつもりです。
グッズをまとめるのはジップロックで十分です。
元消防士の高岡防災さんが持ち歩き防災ポーチの動画を上げていたので、私も自分の防災グッズを見直してみました。
結論から言うと、中身の入れ替えはありませんでした。
動画は一番下にシェアしておきます。
なお、災害対策として自身の身元がわかるIDカードは、百均のキーホルダーなどを利用して付けておくことをオススメします。そして、家族や親友の連絡先も紙に書いておくこと。自分のスマホが使えなくても、紙に書いておけば誰かのスマホを貸してもらえたりします。
以下は私が日頃から持ち歩いているものを紹介します。
【命をつなぐもの】
◆水 ナルゲンボトルに日頃からたんぽぽコーヒーなどを淹れて出社してます。
◆行動食/携帯食 羊かんや短冊に切った昆布などをいつも入れてます。
◆塩 主に会社でのクチすすぎや歯茎マッサージに使ってます。非常時には舐めることも想定してます。
【応急処置用】
普段から絆創膏二枚を財布に入れてます。
また、消毒アルコールスプレー20ml を、スマホやメガネを拭くので持ち歩いてます。小さいですが何かと便利です。
◆救急セット
・絆創膏
絆創膏は大きいもの小さいもの、パット型など色んな種類のものを入れています。
かさばるものでもないので、状況や傷の大きさなどで使い分けできます。
・ガーゼ
・包帯
・ホワイトテープ
・オロナイン軟膏
・消毒用アルコール 日常的にメガネやスマホを拭く時に使ってますが、災害時は傷口の処置をするのを想定してます。
・三角巾
【体を守るもの】
折り畳み傘とレインジャケットは一年中カバンに入れてます。
夏でも夜は冷えますので、小さいタイプでもカイロはいつもカバンに入れてます。
また、レインポンチョやレインジャケット類は、ウィンドブレーカーとして機能します。
体を冷やさないことはサバイバルではとても重要になります。
◆雨具など
・折りたたみ傘(いつもカバンに入れてる) モンベル:ULトレッキングアンブレラ
・レインジャケット モンベル:レイントレッカージャケット
レインジャケットは防風着:ウィンドブレーカーとしても使えるので、風で体温を奪われるのを防いでくれます。
・マスク 災害時は火災による煙や倒壊した際の粉塵がすごいです。
・アルミブランケット いまは百均でも売ってます。保温は夏場でも重要です。
・手ぬぐい 私は普段からハンカチではなく、手ぬぐいを使ってます。洗っても乾きが早いです。バンダナやアイマスクとしても使えます。
・貼るカイロ
【その他】
◆洗面、衛生
以下はいつも会社で使うので、洗面用具として一式いつも持っているものです。
そのまま旅行や災害時に使えます。
クローブは殺菌効果があるので、口の中の衛生を保つために、日常から口に入れてなめたりしています。眠気覚ましにもなります。
重曹やクエン酸、塩は、キャンプ用の調味入れに入れてます。
・重曹 口をすすぐ時に水に溶かしたり、重曹クエン酸水を作ったりします。
・クエン酸
・塩 主に歯茎のマッサージで使います。非常時には塩分補給にも使えます。塩と水は生命に欠かせません。
・クローブ(ホール)
以上4つは、百均のミニ・ボトルに入れてます。
・歯ブラシ
・携帯用シリコーンコップ MUJIのものを使ってます。
・爪切りと爪やすり 仕事で必須なので。
・耳かき ミニサイズですが実用的です。
・毛ぬき トゲが刺さった時にも便利です。
◆ペンライト 単三電池使用。クリップで帽子のつばなどに留めてヘッドライトとしても使えるタイプ。
◆ジップロック・フリーザーバック M,L
◆レジ袋 数枚
【スマホ関連】
日常はもちろん、災害時はスマホが役立ちます。
・モバイルバッテリー 小型の10000mAhのものを持っています。
・充電器とUSB充電コード スマホの充電、モバイルバッテリーの充電に。
以上が、私が日常持ち歩いているものです。
117や311の教訓として、自分なりに考えた上での装備です。
ちなみにライト類はすべて単三電池式で揃えています。
家にはヘッドライトと、クローゼットや玄関にセンサーライトもありますが、すべて単三電池のものです。
エネループなどの充電池で運用しています。
規格を統一しておけば、必要なものに転用できます。
いちいち単3だっけ?単4だっけ?と悩まずに済みますし、保管・備蓄しておく時でもスッキリします。
モンベル ミニランタン
単3形電池1本で使用できる超軽量・コンパクトなランタン。
長さの調節ができるストラップが付いているので、首から下げたり、テント内で吊り下げて使用できます。ニッケル水素充電池、リチウム電池にも対応
備蓄食の時にも書きましたが、私は日常生活をそのまま災害時にスライドできるライフスタイルを心がけています。
日常のものがそのまま災害時にも使えるようにしたいと思っています。日常と災害時の落差は小さいほどストレスは小さくて済みます。
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災害や人災を、必要以上に恐れてはいけません。
生き残る人はどんな過酷な状況でも生き残っています。
逆に、どれほど用心していても、死ぬ人は死ぬのです。 かくいう私も、心臓発作や事故で数分後に死ぬかも知れません。
人生は泡沫の夢・・・だからこそ一生懸命に生きるのです。
光とともにある今生でありますように。
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