墳丘からの眺め

舌状台地の先端で、祖先の人々に思いを馳せる・・・

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ハニワの館 愛知県春日井市二子町

前回の御旅所古墳のすぐ東側に、とても気になる施設あり。

 

二子山公園内、小川の先の円形建物。

 

勢揃いの埴輪たちは、ブレてしまいました。

手前に並ぶのは、まさに「はにわ展」に出たような、各地の著名埴輪のレプリカだったと思います。

 

その後ろに並ぶ灰色の埴輪が、(この後に訪ねる)二子山古墳からのものでした。

 

その解説。(書き起こしは後の機会とさせていただきます…)

 

味美古墳群の詳しい解説も。


二子山古墳についての解説。

 

周溝からは「壮大な埴輪群像」が出土。

 

二子山古墳の測量図

 

北東8㎞にある下原古窯跡群で焼成したと考えられるそうです。

 

二子山古墳は断夫山古墳の約6割の相似形だそうですが、円筒埴輪に墳丘規模に応じた大きさの違いが認められるとのこと。興味深いです。

 

そして断夫山古墳は今城塚古墳の約8割、二子山古墳は同約5割の相似形とのこと。

 

建物内には魅力的なテーブルが。

 

子供をおんぶする母も。

 

建物もとても魅力的でした。

2024年12月上旬訪問

御旅所古墳(味美古墳群) 愛知県春日井市二子町

前回の春日山古墳を見た後は、300mほど南東の二子山公園へ向かいました。

 

途中の県道には古墳へのサイン。

 

そのサインの方向には参道が一直線に。

 

最初の鳥居の前で。

 

次の鳥居で境内に入ります。

 

上記の正面が白山神社・白山神社古墳ですが、その前に参道右手(南)に見えていた御旅所古墳へ。


玉垣に沿って進むと鳥居のある上り口。

 

歩きやすく整備された緩いカーブ。

 

墳頂は広々しています。

 

もう一方の端にはぽつんと灯籠。

 

「春日井古墳散策マップ」によれば、御旅所古墳は径31mの円墳。円筒埴輪・形象埴輪・須恵器が出土していて築造時期は5世紀末~6世紀初頭。

昭和50年に発掘調査が行われ、2段築成であることや、その中段平坦面に築造当時の位置を保持した円筒埴輪列が確認されているそうです。

https://www.city.kasugai.lg.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/022/434/sansakumappu-subete.pdf

 

墳頂の祠。

 

木々の間から見える公園。

 

公園側(南)から見た御旅所古墳。玉垣や柵がリズミカルでした。

2024年12月上旬訪問