新規のお客様に来店のお礼状(サンキューレター)を書いていますか?
最近では、理美容業に限らず、他業種でもお礼状送付の習慣が出来ているところも増えてきました。
私の知っている業種では、工務店、不動産業、求人広告業、マッサージ店、酒店、リラクゼーション系のお店、クリーニング店などなど。
上記に挙げた業種の共通点は、非常に競合が多い業界に属している、という点ではないかと思います。競合が多いということは、得てして価格競争になりやすく、そのままだと大規模なお店や企業が勝ち残ってしまいます。
価格競争にならないように差別化できないか、ということを考えた各店・企業が出した施策の一つが、来店・来社してくれたお客様に心のこもったお礼状を出すことだったのでしょう。
ただ、このままだとお礼状を出すのが当たり前になってきてしまい、他店・他企業との差別化が出来なくなってしまいます。理美容業は非常に競合が多いので、もう既にそうなってしまっていてもおかしくはありません。
そうならないようにワンステップ上を目指しましょう。
つまり、お礼状にも更なる工夫が必要になってきたということです。
今まで以上のお礼状を、ということですので、現状のお礼状内容によって変わってきますが、ポイントをいくつか紹介します。
当然かもしれませんが、印刷より手書き
たまに宛名シールなどを使用しているお店もありますが、本文はもちろん宛名も手書きに変えることをお勧めします。大変かもしれませんが、受け取った方の印象は全然違うと思います。
葉書より便箋
これは余白スペースの問題です。理美容師さんが新規客に対して感謝の言葉や想いを伝えるには、葉書の裏やイラストの余白の部分では足りません。コストはアップするかもしれませんが、きちんと便箋に伝えたいことを書いて、他のお店とは違う、という印象を与えましょう。
最初は便箋に書く内容がスラスラ出てこないかもしれませんが、便箋お礼状を書いている美容師さんに伺ったところ、1週間くらい書き続けていると書くフレーズなどが決まってきて、書くスピードがどんどん上がってきた、とのことです。まず一週間頑張ってみてください。同僚のスタイリストさん同士で文章を共有する、というのも良い方法かもしれませんね。
接客中の会話内容を必ず入れる
お客様に個別に手紙を出していることを伝えるために、来店した日の会話内容を入れましょう。
『今度映画に行く』と言っていたお客様なら、『映画はどうでしたか?』など。
接客中、こういった会話がなかったお客様でも、カウンセリングはしたはずです。
そのとき気になるところや髪の悩みなどを聞いたはず。
これに対する改善方法やケアの仕方などを書面にしてあげると、お客様個別の内容になりますよね。
ありきたりのポイントばかりかもしれませんが、要するに『他店ではなかなか出来ないこと』を少しづつお礼状に反映させていくことが大事なんだと思います。
この『少しづつ反映』が出来るようになるには、常に『今以上に成長したい』『今よりもっと良くしたい』という成長意欲を持ち続けることです。お礼状に限らず、理美容経営の様々な場面で重要な意欲です。
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2009/08/13 | Comment (5) | Trackback (1) | HOME | ↑ ページ先頭へ |履歴書の添え状様
ご訪問ありがとうございました。
専門の方からそのようにいっていただけると、とても嬉しいです。
これからもよろしくお願いします。
はじめまして、サンキューレターはその方に気持ちになって書かれていることが大事ですね。参考になりました。
金運アップのスピン様
コメントの返信が遅くて申し訳ありませんでした。
ご訪問ありがとうございます。
「その方の気持ちになる」
それもとっても大切なことですね。
ありがとうございました。
> はじめまして、サンキューレターはその方に気持ちになって書かれていることが大事ですね。参考になりました。
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