特撮ヒーロー&美少女系アニメの感想や 今まで描き貯めていた色々なジャンルのイラストを 少しずつ紹介いていくブログです。

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あなたたちの祈りを絶望で終わらせたりしない

あなたたちは誰も呪わない　祟らない

因果は全てわたしが受け止める

だからお願い最後まで自分を信じて

もういいの　もういいんだよ　

もう誰も恨まなくていいの　誰も呪わなくていいんだよ

そんな姿になる前に　あなたは私が受け止めてあげるから

とりあえず全滅ＥＮＤや全て無かった事にするＥＮＤにならなかったことには
賞賛を惜しみはしないけど　正直、この結末で良かったのかという疑問は残る

いや、ちゃんとこれまでのエピソードを活かした展開は素直に感動するし
おそらくこれが最良なエンディングなのかも知れないっていうのも分かる　分かるんだが･･･

しかし
・全てを受け入れたとはいえ まどかはこれで幸せだったのか？

・ほむらの望んだ結末は決してこれではなかったはず

・マミさん＆杏子は復活したけど　さやかは結局消え去るのみ

という心残りは否めない　せめてまどかを復活させられる希望は残して欲しかったなぁ

『仮面ライダー龍騎』の片鱗がチラホラ見えてた作品だったけど
まどかの辿り着いた結末が　世界を滅びから救うため人間であることを捨てた
『仮面ライダー剣(ブレイド)』の剣崎一馬とダブって見える

やっぱり誰かの犠牲の元に得られる平和はどうかと思うんですけどねぇ


たとえ魔女が生まれなくなった世界でも

それで人の世の呪いが消え失せるわけではない

世界の歪みは形を変えて今も闇の底から人々を狙ってる


悲しみと憎しみばかりを繰り返す　救いようの無い世界だけれど

だとしてもここは、かつてあの子が守ろうとした場所なんだ

それを覚えてる　決して忘れたりはしない　だから私は戦い続ける


最終回をちゃんとまとめられたら名作になる　ってのはずーっと思ってきた事なんだけど
『まどか★マギカ』は正に名作と呼ぶにふさわしいものへと昇華したんではないかな!?
かつての魔女少女アニメもこよなく愛してる身としては　とてつもなく重い展開に
ビビリもしましたが　違うアプローチでの魔法少女アニメを製作してくれたことは
ただただ感謝するばかりです　スタッフ＆キャストの皆様お疲れ様でした
なんだかんだ言いつつも楽しませていただきました

出来れば　完全なパラレルでいいですから
明るい雰囲気の『まどか★マギカ』
の番外編をお願いします

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<<　第11話　「最後に残った道しるべ」

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ほむら「私ね 未来から来たんだよ　何度も何度もまどかと出会って
　　　　　それと同じ回数だけ あなたが死ぬところを見てきたの
　　　　　どうすればあなたが助かるのか どうすれば運命を変えられるのか
　　　　　その答えだけを探して何度も初めからやり直して･･･」

まどか「それって･･･　え！？」

ほむら「ゴメンね ワケわかんないよね 気持ち悪いよね
　　　　　まどかにとっての私は出会ってからまだ一ヶ月も経ってない
　　　　　転校生でしかないものね･･･　だけど私は･･･　私にとってのあなたは
　　　　　繰り返せば繰り返すほど　あなたと私が過ごした時間はズレていく
　　　　　気持ちもズレて言葉も通じなくなっていく　
　　　　　たぶん私はもうとっくに迷子になっちゃってたんだと思う」

まどか「ほむら　ちゃん･･･」

ほむら「"あなたを救う"　それが私の最初の気持ち
　　　　　今となってはたった一つだけ最後に残った道しるべ
　　　　　分からなくてもいい 何も伝わらなくてもいい
　　　　　それでもどうか　お願いだからあなたを私に守らせて」

単身ワルプルギスの夜と戦うほむら　
それにしてもとんでもない銃火器を仕込んでるなぁ　今までの経験は伊達じゃない！？
一体どこからどんだけ拝借したのやら･･･　でも、魔女が相手では無駄な努力だった気が
実際、全然効いてないみたいだし　まどかを何とかするよりこっちの方の攻略に
重点を絞ったほうが結果は変わってたんじゃないかなぁ？　まぁ完全に結果論ですが

ほむら「どうして･･･どうしてなの？　何度やってもアイツに勝てない･･･」

再び時間を巻き戻せば因果が増える　もはや進む事も戻る事も出来なくなるという
絶体絶命の状況にしたのは上手い展開　ここでループを封じられて
最初からやり直すという選択が消滅　この先に待つのは絶望のみ

そこに現れたのは決心を固めたまどか

まどか「ほむらちゃん　ゴメンね」

いや～正直、連続放送で良かった･･･　このラストシーンから一週間は
とても待ちきれなかったことでしょう　さぁいよいよ怒涛の最終回へ！

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<<　第10話　「もう誰にも頼らない」

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ほむら「私は鹿目さんとの出会いをやり直したい
　　　　　彼女に守られる私じゃなくて
　　　　　彼女を守る私になりたい！」

今では想像もつかないけど最初の頃のほむらはダメダメだったのね
しかし爆弾を自作したり重火器を拝借したりとかなりムチャクチャするなこのコ
でもハッキリいってそれ犯罪だよね！？　思い込みって恐い･･･

１．まどかが魔女になるＥＮＤ
２．真実を告白するも仲間割れで全滅ＥＮＤ
３．一人で全てを解決しようとするも敗北（#1のアバンはコレだった）

ほむら「繰り返す 私は何度でも繰り返す
　　　　　同じ時間を何度も巡りたった一つの出口を探る
　　　　　あなたを絶望の運命から救い出す道を･･･」

　　　「まどか･･･　私のたった一人の友達
　　　　　あなたの･･･あなたのためなら･･･
　　　　　私は永遠の迷路に閉じ込められても構わない」

まどかを魔法少女にしたくなかったらもっと上手い方法が
あるんじゃない？なんて以前ほざいちゃったけど
それを全て試した上での行動だったのね･･･失礼しました

ただ！今まで失敗の連続だったのは
まどかしか見てなかった からなんじゃないかなぁ
と、思ってしまったのも事実だったりする

ひ弱で引っ込み思案な少女が強力な戦闘力を有する魔法少女へと変貌した
とんでもない経験を積んだ結果だから当然なんだけど
その一途さには正直頭が下がる　･･･けどちょっと恐いかも･･･

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<<　第９話　「そんなの、あたしが許さない」

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杏子「バカと思うかも知れないけど あたしはね、本当に
　　　　助けられないのかどうかそれを確かめるまで諦めたくない･･･
　　　　アイツは魔女になっちまったけど 友達の声ぐらいは覚えてる
　　　　かも知れない 呼びかけたら人間だったころの記憶を
　　　　取り戻すかも知れない それが出来るとしたら
　　　　たぶん　アンタだ」

まどか「上手くいくかな？」

杏子「分かんねぇよ そんなの！　分かんないからやるんだよ！
　　　　もしかして あの魔女を真っ二つにしてやったらさ、中から
　　　　グリーフシードの代わりに、さやかのソウルジェムがポロっと
　　　　落ちてくるとかさ そういうモンじゃん？
　　　　最後に愛と勇気が勝つストーリーってのは
　　　　あたしだって考えてみたらそういうのに憧れて魔法少女に
　　　　なったんだよね　すっかり忘れてたけど　
　　　　さやかがそれを思い出させてくれた
　　　　付き合いきれねぇってんなら無理強いはしない　結構
　　　　危ない橋渡るわけだしね　あたしも絶対何があっても
　　　　守ってやる！なんて約束は出来ねぇし」

まどか「ううん　手伝う　手伝わせてほしい！
　　　　　あたし、鹿目まどか」

杏子「ったくもう　調子狂うよなホント」

まどか「えっ？」

杏子「佐倉杏子だ　よろしくね」

握手の代わりにお菓子を渡すってのが非常に上手い！
今までまともに会話してなかった２人の約束のシーンは良かった
マミさんとは全く違うタイプながら杏子も先輩の魔法少女
自分で決めたまどかと導く役割になった杏子　結構いいコンビかも

まどか「ねぇ　杏子ちゃん？」

杏子「ん？」

まどか「誰かにばっかり戦わせて自分で何もしない私って
　　　　　やっぱり卑怯なのかな･･･？」

杏子「なんでアンタが魔法少女になるわけさ？」

まどか「なんでって･･･」

杏子「ナメんなよ！この仕事はね、誰にだって勤まるもんじゃない」

まどか「でも･･･」

杏子「毎日美味いモン食って幸せ家族に囲まれて そんな何不自由ない
　　　　暮らしをしてる奴がさぁ只の気まぐれで魔法少女になろうとするんなら
　　　　そんなのあたしが許さない　いの一番にぶっ潰してやるさ」

まどか「･･･」

杏子「命を危険に晒すってのはな、そうするしか他に仕方ない奴だけが
　　　やることさ　そうじゃない奴が首を突っ込むのは只のお遊びだ おふざけだ」

まどか「そうなのかな？」

杏子「アンタだっていつかは嫌がおうでも命がけで戦わなきゃならない
　　　　時が来るかも知れない　その時になって考えればいいんだよ」

まどか「うん･･･」

ここのまどかの質問にバシっと答えた杏子もらしくって良かった
わりと杏子って姉御肌なのかもね！？
スピンオフでこのコの物語が観たい！そんな気さえしてます

杏子（頼むよ神様 こんな人生だったんだ
　　　　せめて一度くらい幸せな夢を見させて）

杏子「そのコを頼む あたしのバカにつき合わせちまった･･･
　　　　足手まといを連れたまま戦わない主義だろ？
　　　　いいんだよ、それが正解さ　只一つだけ守りたいものを
　　　　最後まで守り通せばいい　なんだかな!?　あたしだって
　　　　今までずっとそうしてきたはずだったのに･･･」　　
「行きな！コイツはあたしが引き受ける」　

　　「心配すんなよさやか 一人ぼっちは寂しいもんな
　　　　いいよ　一緒に居てやるよ　さやか･･･」

杏子の最期のシーンってBGMによる盛り上げをしてないんだよなぁ
意図的に無駄死にを演出したんだろうけど　恐らくそれは正解でしょう
もし音楽的に盛り上げていたら主役が変わっていた可能性が･･･

結局、事態は悪くなる一方で今のところ魔法少女はほむら一人だけ
ほむらからは涙ながらに懇願され、杏子から更に釘を刺されたまどかが
魔法少女になる確率は益々低くなったとみていいでしょう

いや、ホントどうするんでしょうね？
なんかもう破滅のラストしか予想出来ないんだよなぁ･･･





<<　第８話　「あたしって、ほんとバカ」

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まどか「ねぇ　いつか言ってた私が凄い魔法少女になれるって話 あれは本当なの？」

キュウベェ「凄いなんていうのは控えめな表現だ 君は途方もない魔法少女になるよ
　　　　　　　恐らくこの世界で最強の」

まどか「私が引き受けてたら さやかちゃんは魔法少女にならずに済んだのかな？」

キュウベェ「さやかは彼女の願いを遂げた その点についてまどかは何の関係も無い」

まどか「どうして私なんかが･･･」

キュウベェ「ボクにも分からない ハッキリ言って君の秘めてる潜在能力は
　　　　　　　理論的にはありえない規模のものだ
　　　　　　　誰かに説明して欲しいのはボクだって一緒さ」

まどか「そうなの･･･？」

キュウベェ「君が力を解放すれば奇跡を起こすどころか
　　　　　　　宇宙の法則を捻じ曲げる事だって可能だろう　なぜ君一人だけが
　　　　　　　それほどの素質を備えているのか理由は未だに分からない」

まどか「私は･･･自分なんて何の取り得も無い人間だと思ってた
　　　　　きっとこのまま誰の為になることも何の役に立つことも出来ずに
　　　　　最後までただ何となく生きていくだけなのかな？って･･･
　　　　　それは悔しいし寂しいことだけどでも仕方ないよねって　思ってたの」

キュウベェ「現実はずいぶんと違ったね まどか、
　　　　　　　君は望むなら万能の神にだってなれるかも知れないよ」

まどか「私なら･･･　キュウベェに出来ないことでも私なら出来るのかな!?」

キュウベェ「というと？」

まどか「私があなたと契約したら さやかちゃんの身体は元に戻せる？」

キュウベェ「その程度きっと造作も無いだろうね　
　　　　　　　その願いは君にとって魂を差し出すに足るものかい？」

まどか「さやかちゃんの為なら　いいよ　私　魔法少女に･･･」

物凄く言葉巧みに誘導していくキュウベェ
おっ！？ついに契約か？と思った刹那ほむらが間一髪で阻止
ああ惜しかったね　せっかく最終段階に入ったのに

ほむら「あなたは！なんであなたはいつだってそうやって自分を犠牲にして
　　　　　役に立たないとか意味が無いとか勝手に自分を粗末にしないで
　　　　　あなたを大切に想う人のことも考えて　いい加減にしてよ！
　　　　　あなたを失えばそれを悲しむ人がいるって どうしてそれに気付かないの？
　　　　　あなたを守ろうとしてた人はどうなるの？」

ほむらがここまで感情を爆発させたのって初めてか！？
何が何でも魔法少女にしたくないんだね　まどかに何があるんだろうか･･･
ここのシーンは噴水のしぶきが涙に見えるみたいな演出が秀逸でした

当初はただ目的の障害になりそうな まどかに対して牽制してるんだと思ってたけど
どうやら個人的に想う所がありそうな雰囲気　性格の問題かも知れないけど
もうちょっとフランクに近づいていれば　耳を傾けてもらったかも知れない
なんて考えるとちと切ない思いがしますね

さやか「希望と絶望のバランスは差し引きゼロだって いつだったか
　　　　　アンタ言ってたよね!?　今ならそれよく分かるよ･･･
　　　　　確かにあたしは何人か救いもしたけどさ だけどその分
　　　　　心には恨みや妬みが溜まって　一番大切な友達さえ傷付けて」

杏子「さやか、アンタまさか！？」

さやか「誰かの幸せを祈った分 他の誰かを呪わずにはいられない
　　　　　あたしたち魔法少女ってそういう仕組みだったんだね!?･･･
　　　　　あたしって　ほんとバカ」

ついに魔女になっちゃった！？　この展開ってさやかはもちろんのこと
杏子もヤバイんじゃないかなぁ！？　なんかさやかを救い出すために
自分を犠牲にしかねないキャラになっちゃってるしね･･･


「この国では成長途中の女性を”少女”って呼ぶんだろ？
　　だったらやがて魔女になる君達のことは
　　”魔法少女”と呼ぶべきだろうね」

さて、もうこうなると一片の救いもない感じだけど
どういう展開に転ぶのか全く予想が付きませんね
まどかが魔法少女になるかならないかで大きく変わってきそうな
予感はしてますが　果たしてどうなるんでしょうか！？



<<　第７話　「本当の気持ちと向き合えますか？」