卒業式当日まで何かしらやってくれる唯
朝一緒に登校しようと言いだしっぺのくせに遅れてくるところは
この先大丈夫か?と思わずにはいられない
純「さっすが軽音部だね ギリギリで生きてる感じ」相変わらず的確な指摘だね純ちゃん!
あとあずにゃんの
「あでっ!!」の言い方が素晴らしすぎる!そして痛そう・・・
純「いやー無事に終わるといいね卒業式」憂「平気平気もう何も無いから!!」実際はそうでもなかった 替えのタイツまで用意できるほど
先読みできる憂だけど姉は更に一歩先を行ってるのであった
色紙のくだりは唯に託した時点でアウトなんじゃないかと思うけど
順番的に仕方が無いか 着替えるために席を外して唯が最後になる
っていう展開は上手かった
和「唯も卒業ね」唯「おかげさまで」何気ない会話なんだけどこのちょっとした間が良かった
入学当初 唯に部活をやることを薦めた和
そして軽音部で活動することになって確実に変わった唯
保護者的な立ち位置にいた和としては心に期するものがあったんでしょう
そのあとの階段を使って進む道が分かれるように示唆してる
シーンには演出の妙を観た思いでした
そして個人的イチオシキャラ さわちゃんにも見せ場があったのは嬉しい限り
さわ子「それでは皆さんの高校生としての生活は以上をもって終了となります
えーと・・・ 私にとっては初めて受け持った担任クラスでしたが
みんな元気でこの日を迎えることが出来て良かったです
卒業してもみんな ・・・元気でね」普通だったらここで泣き出すんだけど誰も泣かなかったなぁ
さわ子「私、私こそ本当にありがとう 初めての担任がこのクラスで良かった
卒業してもまた 遊びに来てね」 「お前らが来るのを待ってるぜ!!」最後のキメはスベったけど 隠していたもう一つの顔を
さらけ出しても大丈夫になるなんて本人も思っていなかったでしょうね
ひとしきり記念撮影が終わって黒板のもう一つの寄せ書きが目に止まって
「消せないじゃない」 にはこっちもヤバかったです
そして真打ちの あずにゃん
梓「卒業しないでください・・・
もう部室片づけなくても
お茶ばっかり飲んでても叱らないから
・・・卒業 ・・・しないでよ」ずっとこの日が来ることを認めたくなくって強がってた感じの
あずにゃん これまでやってきたあずにゃん視点のエピソードは
ここに到達するまでの最高のネタ振りだったわけだ
でもね逢えたよ 素敵な天使に
卒業は終わりじゃない
これからも仲間だから正直言ってあずにゃんが泣くシーンより歌のシーンで号泣でした
受験生だから仕方がないといえばそれまでだけど
自分のことで精一杯であずにゃんの事を着にかけてる素振りが
あんまり観られなくて ちょっとイラッとしてたけど
ちゃんとあずにゃんの事考えてくれてたことに感動したし 歌詞もみんなの素直な気持ちがストレートに
伝わってきて 自分が『けいおん』に求めてるのは
エピソードに直結した演奏シーンなんだなぁということでした
ボーカルを4人で割り振ってるのも高ポイントです
新歓ライブに魅せられて軽音部に飛び込んで なんやかんやで
駆け抜けた2年間 先輩の想いは確実にあずにゃんに届いた
というのは表情を見ればわかります
梓「あんまり上手くないですね!」ここで#1の唯とセリフを被らせたのはやられたー!!
まぁこれはこれ以上しんみりした雰囲気にしないための
あずにゃんなりの気使いだったと思いたいです
ぶっちゃけ軽音部にシリアスムードは似合わない!!
ラストはさわちゃん&和を観客にして演奏開始
あえて演奏後の別れを描写しなかったのは良かったような
そういうシーンも観たかったような・・・
唯・澪・りっちゃん・ムギは大学一緒だからかわりとドライだった
今生の別れじゃないからそんなに悲壮感が無いのはいいんだけど
思ってた以上にサラッと終わっちゃったなぁというのが率直な感想です
あと番外編があるからだろうけど
これが本当に最後のオンエアだったら物足りなかったかも
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