2011-11-04(Fri)
THE IDOLM@STER #18 たくさんの、いっぱい
ライブ会場を埋め尽くす緑色のサイリウム。
ファン待望の律子回でした。
いきなりアヘ顔三連発からエロアングルの連続に何事かと思ったらシークレットライブ本番を五日後に控えた追い込み練習の様子、あずささんの豊満なムネはダンスに邪魔っぽい?(笑。息も絶え絶えな三人に僅かな妥協も許さない鬼軍曹律子、キメポーズのお手本もさすが元アイドルの鬼軍曹はキメキメ、とはいえプルプル震えながらコケそうになったりしてブランクは隠せない? あはは。それにしても今回は冒頭っからエロアングル満載です。体のラインがばっちり出るジャージ姿のローアングルは絶景かな絶景かな。
そんな練習スタジオを覗き込む春香さん、真、千早。どこぞからの電話を取ってシリアス顔の千早はもはやアバンのお約束ですね。今回もここでチラリと見せただけで本編では一切触れられません。この積み重ねが爆発する日も近い?
キツい練習が終わって事務所で一服のみなさん。ソファーに座るあずささんが顔を紅潮させているのは後への布石でありました。他の二人に比べると年齢的にベテランの域なので激しい練習からの回復が遅れているのかと(酷
P氏が竜宮小町へのファンレターを眺めていると封筒から一枚の写真が出てきました。それは何と律子のアイドル時代の写真!? 何という初々しさ! 今や竜宮小町のプロデューサーとして厳しく仕切っている律子としてはアイドル時代の写真は見せたくない、黒歴史とまでは言わないけれどこういう写真は気恥ずかしいでしょう。ここで「律子の古くからのファン」の存在と、「アイドル復帰」をからかわれる律子のカットが入り、さらに頬を押さえて「熱っぽい」と呟きながら帰って行くあずささんで仕込みはオッケイ。
リハ当日になっても会場に姿を見せないあずささん。また道に迷って遅れている? と思いきや病院からのあずささんの声は何とおたふく風邪…台風の時といい、竜宮小町のライブってどうしてこうトラブルばかりなのか。何かに取り憑かれているんじゃ?(笑。普通の風邪ならともかくこの顔ではとてもじゃないけどライブには出られず、なるほど出演不可の理由としてはなかなか上手い設定かも。赤く腫れた顔は痛々しいけれど、どこかユーモラスなので深刻な重さを感じさせませんし。
ちなみに今回のライブ会場は渋谷のshibuya duo MUSIC EXCHANGEでした。エントランスの看板はもちろん、客席にそびえ立つ2本の柱で丸わかり。行った事がある人ならわかると思いますが…あの柱が猛烈に邪魔くさいんだよね。そして意外と狭い。キャパは300~400人くらいではなかろうか? シークレットライブを演るにはちょうどいいサイズかも。
あずささんの穴を埋めるべく二人は振り付けを大きく変えてみるけれど急場しのぎの変更は上手くいくはずもなくゴッツンコ! ステージを見下ろすアングルはduoの二階席からの視点ですね。ほら、柱が邪魔でしょ?(笑。ステージ側からのアングルでも客席にそびえ立つ柱が確認できますね。
振り付け変更も難しく、ならば誰か代役を!? とはいえそう簡単に代役など見つかりません。竜宮小町の歌と振りを全部覚えてて、ステージに立った経験もあって、スケジュールを合わせられて、竜宮小町のことを裏の裏まで知り尽くしている人…一人いるじゃないか!
というわけで急場の代役に指名された律子。自らがプロデュースするユニットの大ピンチを救えるのは我が身だけ、伊織&亜美に決断を迫られてもはや逃げ場は無いのだけれど…一度引退した身の上で、こんな形で再びステージに立つなんてキツすぎる。律子が即断できないのも無理はないでしょう。
事務所へ戻った律子はP氏からもアイドル復帰を勧められるも頑なに拒否、するとそこへ美希が通り掛かりました。美希なら竜宮小町の歌も振りもすぐ覚えられるだろうし、バランス的にあずささんの代役として申し分ない。何しろ本人が「竜宮小町に入りたい」と言っていたじゃないか…それをここで言うのはキッツイよ。
「美希が入るより、律子…さんが入ったほうがもっと竜宮小町だって思うから」
あれほど憧れた竜宮小町だけれど「自分の目標」をきちんと見据えた今の美希には過去の拘りなどなく、仕事の1つとして代役を了承したのでしょう。しかし同時に「竜宮小町」の何たるかを知る美希は自身より適した人材を知っており、その人に対して代役を勧めるのです。この美希の成長には驚きでした。あとは「律子…さん」と呼び捨てかける呼び方さえ直せば(笑
というわけであずささんの代役として練習を始めた律子でしたが寄る年波長いブランクには勝てず、ダンスの振り付けも二人に遅れ、息も絶え絶え…冒頭の鬼軍曹っぷりから一転してシゴかれる立場になっちゃったのはキッツイな(笑
「4人で竜宮小町ですものね」
てな所へあずささんからの電話は律子が代役に立ってくれたことを喜ぶものでした。竜宮小町は伊織・亜美・あずささん、そして律子の4人が作り上げたもの…あずささんもまたこのユニットの何たるかを判っている、四人の絆を感じさせる良きシーンでした。
ここでやらなきゃ女がすたる! とばかり発奮した律子はメキメキとダンスの勘を取り戻し、先ほどと違って二人とばっちりシンクロしたダンスを見せてくれます。むしり取った衣笠か。そしてライブに出るからにはソロも歌わないと! アイドル時代の持ち歌を思い出した律子のカットは魚眼効果の面白いアングルから、広い練習スタジオに一人残された律子をグッと引いたアングルへ。この切り換えは律子の不安な胸中を窺わせます。
本番前日のゲネプロにてステージに立った律子はしばらく調子よく踊るも、広い会場を見て「ここに集まる人々は『竜宮小町のファン』」であることに気付き、竜宮小町の大きさに今さら圧倒されてしまう。真っ暗な客席の前で立ち尽くす「過去の自分」、それを救ってくれた一人のファン…これはアイドル時代のミニライブで刻まれたトラウマなのかな。自身のキャパを感じてズンドコな律子と、止まってしまった律子を見つめて立ち尽くす二人。この両者の「距離」を感じさせるアングルが効いてます。
それはそうと亜美のケツが!
ゲネプロ後も律子は夜の公園にて自主練、てなところへ私服の小鳥さんが来たー! いつもの事務服も良いけど私服もまた良し! さらに私生活も見てみたいね。妙齢独身OLのただれた日々を描いた小鳥さん回を期待しています。いろいろ追い詰められてる律子を気遣う表情も良かった。小鳥さんかわいいなあ。
その頃伊織&亜美はファミレスからP氏へ電話。「ライブに招待したい人がいる」とのことで、これは伊織たちから律子への粋な計らいでした。続いてあずささんからP氏への電話はライブ冒頭で流されたビデオメッセージの件。こんな風に見えない所で律子を気遣う竜宮小町の動きはじつに絆を感じさせ暖かい。
さてついに始まったシークレットライブ。普通は正規メンバーが欠場となれば事前にアナウンスしそうなものですがそれはそれ、ライブ冒頭にてあずささん欠場のお知らせから件のビデオメッセージ、そして伊織&亜美の前説も「スペシャルなゲスト」の登場を盛り上げます。
「その人は竜宮小町に無くてはならない大事な人」
「ずっと一緒にやってきた大切な仲間」
本番直前にカチコチだった律子もそんな言葉に覚悟を決めていざ出陣。待ちに待った「アイドル 秋月律子」のステージが始まりました。
と言ったもののいざステージへ出るとカチコチ、右手と右足が一緒に出てるよ(ベタな表現。大観衆に圧倒されながら必死に自己紹介するも客席は静まったまま…うわあ、これはキッツイなあ。そりゃ竜宮小町を見に来たのにいきなり代役のプロデューサーが現れたらこの反応もごもっとも。リアルすぎて変な汗が出たわ(笑
そんな空気の中で始まった一曲目はいきなり律子のソロ曲とかどんな罰ゲームですか(笑。ともあれ上ずった声と震える手足で歌い始めた律子は、歌いながら初めての単独ミニライブの事を思い出し…あの時と同じ1曲目、この歌でファンがノってくれたから歌い続けることができた、律子にとって思い出の曲。だから律子はこの曲を歌いたかったのですね。
竜宮小町カラーに埋め尽くされた客席の向こうに浮かんだ過去のライブ風景、しかしそれは幻ではありませんでした。客席の後列に浮かぶ緑色のサイリウムはプチピーマン氏が連れて来た律子のファンたちによるもの、これは律子にとってどれだけ心強かったか。そして律子ファンにはこの復活ステージがどれだけ嬉しかったか。
律子ファンの勢いに呑まれるように会場全体が緑色の光に包まれ、その光によって律子は輝きを取り戻していく。
ファンとアイドルが一体となったステージはどんどん盛り上がりを増し、緑色のサイリウムの海へ向かって精一杯歌う律子の姿は紛う事なき竜宮小町の一員でした。これにはちょっとさぶいぼ出た、というか涙腺が仕事をし過ぎて困った。確かにこれは震えが止まらない。そんな律子をさりげなく応援する笑顔の亜美、ウインクの伊織も良かった。そして曲の終わり際にサイリウムの色がスッと「現実」へ戻る演出も効果的でした。過去の初ライブの盛り上がりを思い出して乗り切った1曲目、でもそこにいるのは「竜宮小町」のファンたちなんだよね。
大盛り上がりのステージが終わって通常モードへ戻った律子。久しぶりのステージは楽しかったけれど、やってみたから判ったこともある。私の居場所はステージではなく竜宮小町の三人をもっと輝かせること…と断言しながら復帰の可能性を匂わせるいたずらな笑顔が素晴らしい、じつに綺麗な締めでした。
OPでは歌っているのに放送開始以来4ヶ月ずっとプロデューサー稼業だった律子がついに見せてくれたステージ。単なる復帰ではなく今の律子の立ち位置と考えを尊重し、竜宮小町の絆に加えアイドルとファンの絆をも描いた今回の復帰劇は本作の中で1、2を争う出来でした。できればこのクオリティを維持したまま残りを突っ走ってくれることを切に望みます。
EDはもちろん律子の「魔法をかけて!」。これはもう美味しすぎてグゥの音も出ません。律子かわいいなあああ。例の三人も特別出演?…その店は約一名にとって鬼門だ!(笑。そしてプロデューサー業務にお疲れの今の律子へ。机に突っ伏して見る夢はきっと竜宮小町がトップアイドルに登りつめた姿でしょうね。
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ファン待望の律子回でした。
いきなりアヘ顔三連発からエロアングルの連続に何事かと思ったらシークレットライブ本番を五日後に控えた追い込み練習の様子、あずささんの豊満なムネはダンスに邪魔っぽい?(笑。息も絶え絶えな三人に僅かな妥協も許さない鬼軍曹律子、キメポーズのお手本もさすが元アイドルの鬼軍曹はキメキメ、とはいえプルプル震えながらコケそうになったりしてブランクは隠せない? あはは。それにしても今回は冒頭っからエロアングル満載です。体のラインがばっちり出るジャージ姿のローアングルは絶景かな絶景かな。
そんな練習スタジオを覗き込む春香さん、真、千早。どこぞからの電話を取ってシリアス顔の千早はもはやアバンのお約束ですね。今回もここでチラリと見せただけで本編では一切触れられません。この積み重ねが爆発する日も近い?
キツい練習が終わって事務所で一服のみなさん。ソファーに座るあずささんが顔を紅潮させているのは後への布石でありました。他の二人に比べると年齢的にベテランの域なので激しい練習からの回復が遅れているのかと(酷
P氏が竜宮小町へのファンレターを眺めていると封筒から一枚の写真が出てきました。それは何と律子のアイドル時代の写真!? 何という初々しさ! 今や竜宮小町のプロデューサーとして厳しく仕切っている律子としてはアイドル時代の写真は見せたくない、黒歴史とまでは言わないけれどこういう写真は気恥ずかしいでしょう。ここで「律子の古くからのファン」の存在と、「アイドル復帰」をからかわれる律子のカットが入り、さらに頬を押さえて「熱っぽい」と呟きながら帰って行くあずささんで仕込みはオッケイ。
リハ当日になっても会場に姿を見せないあずささん。また道に迷って遅れている? と思いきや病院からのあずささんの声は何とおたふく風邪…台風の時といい、竜宮小町のライブってどうしてこうトラブルばかりなのか。何かに取り憑かれているんじゃ?(笑。普通の風邪ならともかくこの顔ではとてもじゃないけどライブには出られず、なるほど出演不可の理由としてはなかなか上手い設定かも。赤く腫れた顔は痛々しいけれど、どこかユーモラスなので深刻な重さを感じさせませんし。
ちなみに今回のライブ会場は渋谷のshibuya duo MUSIC EXCHANGEでした。エントランスの看板はもちろん、客席にそびえ立つ2本の柱で丸わかり。行った事がある人ならわかると思いますが…あの柱が猛烈に邪魔くさいんだよね。そして意外と狭い。キャパは300~400人くらいではなかろうか? シークレットライブを演るにはちょうどいいサイズかも。
あずささんの穴を埋めるべく二人は振り付けを大きく変えてみるけれど急場しのぎの変更は上手くいくはずもなくゴッツンコ! ステージを見下ろすアングルはduoの二階席からの視点ですね。ほら、柱が邪魔でしょ?(笑。ステージ側からのアングルでも客席にそびえ立つ柱が確認できますね。
振り付け変更も難しく、ならば誰か代役を!? とはいえそう簡単に代役など見つかりません。竜宮小町の歌と振りを全部覚えてて、ステージに立った経験もあって、スケジュールを合わせられて、竜宮小町のことを裏の裏まで知り尽くしている人…一人いるじゃないか!
というわけで急場の代役に指名された律子。自らがプロデュースするユニットの大ピンチを救えるのは我が身だけ、伊織&亜美に決断を迫られてもはや逃げ場は無いのだけれど…一度引退した身の上で、こんな形で再びステージに立つなんてキツすぎる。律子が即断できないのも無理はないでしょう。
事務所へ戻った律子はP氏からもアイドル復帰を勧められるも頑なに拒否、するとそこへ美希が通り掛かりました。美希なら竜宮小町の歌も振りもすぐ覚えられるだろうし、バランス的にあずささんの代役として申し分ない。何しろ本人が「竜宮小町に入りたい」と言っていたじゃないか…それをここで言うのはキッツイよ。
「美希が入るより、律子…さんが入ったほうがもっと竜宮小町だって思うから」
あれほど憧れた竜宮小町だけれど「自分の目標」をきちんと見据えた今の美希には過去の拘りなどなく、仕事の1つとして代役を了承したのでしょう。しかし同時に「竜宮小町」の何たるかを知る美希は自身より適した人材を知っており、その人に対して代役を勧めるのです。この美希の成長には驚きでした。あとは「律子…さん」と呼び捨てかける呼び方さえ直せば(笑
というわけであずささんの代役として練習を始めた律子でしたが
「4人で竜宮小町ですものね」
てな所へあずささんからの電話は律子が代役に立ってくれたことを喜ぶものでした。竜宮小町は伊織・亜美・あずささん、そして律子の4人が作り上げたもの…あずささんもまたこのユニットの何たるかを判っている、四人の絆を感じさせる良きシーンでした。
ここでやらなきゃ女がすたる! とばかり発奮した律子はメキメキとダンスの勘を取り戻し、先ほどと違って二人とばっちりシンクロしたダンスを見せてくれます。むしり取った衣笠か。そしてライブに出るからにはソロも歌わないと! アイドル時代の持ち歌を思い出した律子のカットは魚眼効果の面白いアングルから、広い練習スタジオに一人残された律子をグッと引いたアングルへ。この切り換えは律子の不安な胸中を窺わせます。
本番前日のゲネプロにてステージに立った律子はしばらく調子よく踊るも、広い会場を見て「ここに集まる人々は『竜宮小町のファン』」であることに気付き、竜宮小町の大きさに今さら圧倒されてしまう。真っ暗な客席の前で立ち尽くす「過去の自分」、それを救ってくれた一人のファン…これはアイドル時代のミニライブで刻まれたトラウマなのかな。自身のキャパを感じてズンドコな律子と、止まってしまった律子を見つめて立ち尽くす二人。この両者の「距離」を感じさせるアングルが効いてます。
それはそうと亜美のケツが!
ゲネプロ後も律子は夜の公園にて自主練、てなところへ私服の小鳥さんが来たー! いつもの事務服も良いけど私服もまた良し! さらに私生活も見てみたいね。妙齢独身OLのただれた日々を描いた小鳥さん回を期待しています。いろいろ追い詰められてる律子を気遣う表情も良かった。小鳥さんかわいいなあ。
その頃伊織&亜美はファミレスからP氏へ電話。「ライブに招待したい人がいる」とのことで、これは伊織たちから律子への粋な計らいでした。続いてあずささんからP氏への電話はライブ冒頭で流されたビデオメッセージの件。こんな風に見えない所で律子を気遣う竜宮小町の動きはじつに絆を感じさせ暖かい。
さてついに始まったシークレットライブ。普通は正規メンバーが欠場となれば事前にアナウンスしそうなものですがそれはそれ、ライブ冒頭にてあずささん欠場のお知らせから件のビデオメッセージ、そして伊織&亜美の前説も「スペシャルなゲスト」の登場を盛り上げます。
「その人は竜宮小町に無くてはならない大事な人」
「ずっと一緒にやってきた大切な仲間」
本番直前にカチコチだった律子もそんな言葉に覚悟を決めていざ出陣。待ちに待った「アイドル 秋月律子」のステージが始まりました。
と言ったもののいざステージへ出るとカチコチ、右手と右足が一緒に出てるよ(ベタな表現。大観衆に圧倒されながら必死に自己紹介するも客席は静まったまま…うわあ、これはキッツイなあ。そりゃ竜宮小町を見に来たのにいきなり代役のプロデューサーが現れたらこの反応もごもっとも。リアルすぎて変な汗が出たわ(笑
そんな空気の中で始まった一曲目はいきなり律子のソロ曲とかどんな罰ゲームですか(笑。ともあれ上ずった声と震える手足で歌い始めた律子は、歌いながら初めての単独ミニライブの事を思い出し…あの時と同じ1曲目、この歌でファンがノってくれたから歌い続けることができた、律子にとって思い出の曲。だから律子はこの曲を歌いたかったのですね。
竜宮小町カラーに埋め尽くされた客席の向こうに浮かんだ過去のライブ風景、しかしそれは幻ではありませんでした。客席の後列に浮かぶ緑色のサイリウムはプチピーマン氏が連れて来た律子のファンたちによるもの、これは律子にとってどれだけ心強かったか。そして律子ファンにはこの復活ステージがどれだけ嬉しかったか。
律子ファンの勢いに呑まれるように会場全体が緑色の光に包まれ、その光によって律子は輝きを取り戻していく。
ファンとアイドルが一体となったステージはどんどん盛り上がりを増し、緑色のサイリウムの海へ向かって精一杯歌う律子の姿は紛う事なき竜宮小町の一員でした。これにはちょっとさぶいぼ出た、というか涙腺が仕事をし過ぎて困った。確かにこれは震えが止まらない。そんな律子をさりげなく応援する笑顔の亜美、ウインクの伊織も良かった。そして曲の終わり際にサイリウムの色がスッと「現実」へ戻る演出も効果的でした。過去の初ライブの盛り上がりを思い出して乗り切った1曲目、でもそこにいるのは「竜宮小町」のファンたちなんだよね。
大盛り上がりのステージが終わって通常モードへ戻った律子。久しぶりのステージは楽しかったけれど、やってみたから判ったこともある。私の居場所はステージではなく竜宮小町の三人をもっと輝かせること…と断言しながら復帰の可能性を匂わせるいたずらな笑顔が素晴らしい、じつに綺麗な締めでした。
OPでは歌っているのに放送開始以来4ヶ月ずっとプロデューサー稼業だった律子がついに見せてくれたステージ。単なる復帰ではなく今の律子の立ち位置と考えを尊重し、竜宮小町の絆に加えアイドルとファンの絆をも描いた今回の復帰劇は本作の中で1、2を争う出来でした。できればこのクオリティを維持したまま残りを突っ走ってくれることを切に望みます。
EDはもちろん律子の「魔法をかけて!」。これはもう美味しすぎてグゥの音も出ません。律子かわいいなあああ。例の三人も特別出演?…その店は約一名にとって鬼門だ!(笑。そしてプロデューサー業務にお疲れの今の律子へ。机に突っ伏して見る夢はきっと竜宮小町がトップアイドルに登りつめた姿でしょうね。
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