2011-08-31(Wed)
神様ドォルズ #09 因縁の渦
相変わらず逝っちゃってるカラハリさん素敵です!
とはいえラストのまひるに全部持って行かれちゃったような。
まずはカラハリ刑事のウタオ尋問(笑)から。前回も店の前で張り込んでいたカラハリ刑事は部下と共に店へ乗り込んで学校の事やら「人形騒ぎ」の事を追い込み、その度に固まってしどろもどろなウタオがかわいい…というかお気の毒。さんざん虐められたウタオは刑事たちが帰るとさっきまでの小動物モードから一転したえらい剣幕で「二度と来るな!」と塩撒き、この変わり身もかわいい(笑
そして久しぶりに登場したカラハリ刑事の娘さん、アキを拾ってのドタバタからあの後いったいどうしていたのかと思ったら相変わらず放送禁止半歩手前のマッドな様子に一安心、あのアキを前にしてゴーイングマイウェイすぎるカラハリさんってばさすがです。警視庁のデータベースでアレコレ調べられるのは父ちゃんのパスワードを使ってのもの、手帳に書かれたパスワードをして「実体が無いと安心できない世代」とは耳が痛い。でも設定したパスワードって紙に書いておかないと落ち着かないんだよなあ。絶対忘れるし。
一方その頃メトネルへモヤコがやってきました。前回ラストにてコウシロウたちと一緒に上京してきたモヤコは単身でメトネルへ来るとさっそく工具を広げてククリの定期検診、案山子の整備ってイメージ的には木工道具(木槌とか鉋とか)を使いそうだけど、モンキーレンチや各種ペンチなど普通の工具でやっちゃうのか。ここでモヤコは「ククリの左手」についてあれこれ、ここ数百年でククリの左手を開けたのはキョウヘイだけだったのにウタオも開けられた。つまりキョウヘイの隻としての能力は数百年に一人のレベルであり、その血筋であるウタオの能力もこれで証明されたということ。まあ左手を開けた時は無我夢中の無意識でありましたが。
その後ヒビノさん&キョウヘイが帰ってきてみなさんでお茶タイム。器師のモヤコが何故東京へ? との理由はキリオを気遣ってものでした。「あんな家に置いておけない」とタケミカヅチの修理を終えるや稲やコウシロウはキリオを連れて空守村を立ち、修理後のメンテナンスを続けるためにモヤコを連れてきた。まあモヤコとしてもずっとあの村にいるのは息苦しいでしょうし、一応若い娘であるので都会への憧れもありそう。というわけでモヤコはヒビノさんに東京案内をノリノリで頼み、そんな様子を対面でニヤニヤ眺めてからかうキョウヘイ…いやはや本作の女性はみんな強いね(笑
帰るモヤコをキョウヘイは駅まで送り、それに付いて行こうとするウタオをヒビノさんがさりげなく止める。でっけー! 透けシャツも大概ですがニットの突き上げもエロいですな。それはともかくヒビノさんの気遣い、キョウヘイ&モヤコに「キリオの話」をさせてあげるためあえて二人きりで送り出したのでした。そんな二人が気になって仕方がないウタオに対しヒビノさんは全く気にせず…そのリアクションにガッツポーズのウタオってば(笑
「ウタオちゃんの弟ってことは枸雅君の弟でもあるわけでしょ?」
夜道を歩く二人は積もる話をしながら、やがてヒビノさんの読みどおりキリオの話へ。「体に気をつけろ」「こっちは空気は悪い上に乾燥してるからすぐにノドをやられる」などなどの伝言を頼み…突然降って湧いた弟の存在に戸惑いながら、しかし「お兄ちゃん」らしさを見せるキョウヘイでした。
さて再びカラハリさん宅の様子。空守村のことをあれこれ調べるも限界が来て「これ以上は現地へ行くしかない」と結論付けたカラハリさんはアキを挑発しながら「六年前の事件」や「村のキナ臭さ」について詮索、しかしアキはソッポを向いて全然相手にしません。
「こんないい女が上に乗っかってグリグリやってるってのに全く反応無いし!」
「もっとパーッとやってよ! 世の中がひっくり返るような事を!」
「殺人鬼」であるはずなのにその片鱗すら見せないアキにカラハリさんのスイッチが入ってしまいました。じつにマッドです。ほとんど逝っちゃってます。タンクトップからこぼれそうなムネの傍らでアキの腹を撫でるカラハリさんはほとんど意地になってアキを刺激するけれどもちろん完全スルー、だってアキはガチですもの! 女がどんだけ攻めても無駄無駄ァ!
なんて所へカラハリ刑事がやって来ました。連絡が付かない娘を心配して様子を見に来た…などと尤もらしい事を言ってましたが実際は刑事の勘でガサ入れに来た? 必死に抵抗するカラハリさんをあっさりすり抜けて部屋へ入ると「年頃の乙女の部屋(笑」をジロジロと眺めて回り、何も見つからないと「お上の犬」は意外とあっさり退散しました。さすがカラハリ刑事は「もうここには何も無い」ことを察したのでしょう。
ガサ入れを無事すり抜けたカラハリさんが部屋へ戻るとアキの姿がありません。いったいどこへ出掛けたやら。
一方キョウヘイはコウシロウを呼び出してキリオの件をあれこれ。このコワモテ兄ちゃんがスパゲティを茹でてキリオに食べさせるカルボナーラを作る絵面は妙にかわいかった(笑。キリオを心配しながらも日向家の目的を探るキョウヘイ、するとコウシロウは「ムネのでっかい姉ちゃん」のことを…やっぱりそこ見ちゃうよねえ。
「神は天にいまし、世はすべて事もなし」
けど俺たちの神様はここにいる、事もなしってわけにもいかない。だから目を開くか閉じるか覚悟を決めろ、そうでないと自分だけではなく周りも危険な目に遭う。とはいえキョウヘイがスルーを決めてもアキが絡んでくるのでどうにもならず、つまりキョウヘイは目を開くしかないのだなあ。最後に「キリオがウタオに会いたがっている」ことを伝えて去るコウシロウ、枸雅と日向の確執よりも姉弟の情を優先する優しき男です。
「この場所へ来て、俺は何か変われたんだろうか?」
コンパに盛り上がる学生の群れから抜け出したキョウヘイは「村を出た意味」について考えていました。こんな無為な時間を過ごすために村を出たのか? 今の自分に何ができる? なーんて考えているとヒビノさんが出てきて思いがけないツーショットへ。この半年を振り返って気持ちが盛り上がったキョウヘイはヒビノさんへ…ってなナイスタイミングに茶々を入れるゲボ子(酷)を何とかして(笑。口元を押さえて驚くヒビノさんはキョウヘイが言わんとしたことをきちんとわかっているのでしょう。冷やかすゲボ子、慌てるキョウヘイに優しく微笑むヒビノさんは大人だなあ。かわいいなあ。
その頃アキは公園のベンチで物思い中。アキはアキで「変われない自分」に悩んでいたのです。村を出て「どこか遠い場所」へ来たことを最初のうちは少しは楽しんでいたけれど、あの「醜悪な村」を消し去らないと自分は変われない、その気持ちをごまかすことができない。
するとそこへカラハリさんが現れ、さらにアキに対して「しばらく」と挨拶する男も登場しました。これって先の空守村行きの道中にて対向車線から来た同級生の男? いったい何しに来たのだろう。
コンパ後のキョウヘイがコウシロウへ電話したのはウタオとキリオを会わせるためのセッティングでした。せっかく会うのだからちゃんとしないと。かわいく決まった服をキョウヘイに褒めてもらいたいウタオ、しかしキョウヘイはそんなウタオを無視してヒビノさんの子供時代の写真を見て喜んでました。ヒドス! とはいえ子供ヒビノさんかわいい! 一緒に映っている女性は母親でしょうか? なるほどヒビノさんのムネは母ちゃん譲りだったのね。
キョウヘイが絶賛する写真に対抗して「私も撮る!」とジェラシー全開のウタオはククリの上にちんまり座って写真撮影、しかし上手く笑えないウタオは顔が引きつっちゃってます。あらら。からかうキョウヘイを叱り付けるヒビノさんがお母さんすぎてナントモ(笑
キリオに会ったら笑顔になる、と言われたけれどやっぱりウタオは引きつった笑顔でご対面へ。ここでコウシロウは互いのお家事情を越えて姉弟の仲直り、というか「ケンカをしない」ことを約束させました。いい人だなあ。無意味な争いが一つ消えた事にホッと一息のみなさん、しかしそこへ新たなる火種が!
「いいのかなあ? お館様の見てない所で枸雅の人間と仲良くしちゃって」
「ずるいなあコウちゃんは。私なんてずっと我慢してきたのに」
どこからともなく聞こえる声に「出て来い! まひる!」と呼び掛けるコウシロウ。すると一陣の風が吹き、赤い鎖と共に一人の少女が舞い降りてきました。その名は「日向まひる」、続柄で言えばコウシロウの従姉妹にあたる日向家の娘です。スッと登場したまひるはそれまでの我慢を解放すべく一直線にキョウヘイの腕へ抱き付くと「会いたかったわ、キョウヘイさま」…ついに登場した最終兵器に物語終盤はどうかき回されますやら。花澤さんの声も合っているようで次回以降の大暴走が楽しみです。
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とはいえラストのまひるに全部持って行かれちゃったような。
まずはカラハリ刑事のウタオ尋問(笑)から。前回も店の前で張り込んでいたカラハリ刑事は部下と共に店へ乗り込んで学校の事やら「人形騒ぎ」の事を追い込み、その度に固まってしどろもどろなウタオがかわいい…というかお気の毒。さんざん虐められたウタオは刑事たちが帰るとさっきまでの小動物モードから一転したえらい剣幕で「二度と来るな!」と塩撒き、この変わり身もかわいい(笑
そして久しぶりに登場したカラハリ刑事の娘さん、アキを拾ってのドタバタからあの後いったいどうしていたのかと思ったら相変わらず放送禁止半歩手前のマッドな様子に一安心、あのアキを前にしてゴーイングマイウェイすぎるカラハリさんってばさすがです。警視庁のデータベースでアレコレ調べられるのは父ちゃんのパスワードを使ってのもの、手帳に書かれたパスワードをして「実体が無いと安心できない世代」とは耳が痛い。でも設定したパスワードって紙に書いておかないと落ち着かないんだよなあ。絶対忘れるし。
一方その頃メトネルへモヤコがやってきました。前回ラストにてコウシロウたちと一緒に上京してきたモヤコは単身でメトネルへ来るとさっそく工具を広げてククリの定期検診、案山子の整備ってイメージ的には木工道具(木槌とか鉋とか)を使いそうだけど、モンキーレンチや各種ペンチなど普通の工具でやっちゃうのか。ここでモヤコは「ククリの左手」についてあれこれ、ここ数百年でククリの左手を開けたのはキョウヘイだけだったのにウタオも開けられた。つまりキョウヘイの隻としての能力は数百年に一人のレベルであり、その血筋であるウタオの能力もこれで証明されたということ。まあ左手を開けた時は無我夢中の無意識でありましたが。
その後ヒビノさん&キョウヘイが帰ってきてみなさんでお茶タイム。器師のモヤコが何故東京へ? との理由はキリオを気遣ってものでした。「あんな家に置いておけない」とタケミカヅチの修理を終えるや稲やコウシロウはキリオを連れて空守村を立ち、修理後のメンテナンスを続けるためにモヤコを連れてきた。まあモヤコとしてもずっとあの村にいるのは息苦しいでしょうし、一応若い娘であるので都会への憧れもありそう。というわけでモヤコはヒビノさんに東京案内をノリノリで頼み、そんな様子を対面でニヤニヤ眺めてからかうキョウヘイ…いやはや本作の女性はみんな強いね(笑
帰るモヤコをキョウヘイは駅まで送り、それに付いて行こうとするウタオをヒビノさんがさりげなく止める。でっけー! 透けシャツも大概ですがニットの突き上げもエロいですな。それはともかくヒビノさんの気遣い、キョウヘイ&モヤコに「キリオの話」をさせてあげるためあえて二人きりで送り出したのでした。そんな二人が気になって仕方がないウタオに対しヒビノさんは全く気にせず…そのリアクションにガッツポーズのウタオってば(笑
「ウタオちゃんの弟ってことは枸雅君の弟でもあるわけでしょ?」
夜道を歩く二人は積もる話をしながら、やがてヒビノさんの読みどおりキリオの話へ。「体に気をつけろ」「こっちは空気は悪い上に乾燥してるからすぐにノドをやられる」などなどの伝言を頼み…突然降って湧いた弟の存在に戸惑いながら、しかし「お兄ちゃん」らしさを見せるキョウヘイでした。
さて再びカラハリさん宅の様子。空守村のことをあれこれ調べるも限界が来て「これ以上は現地へ行くしかない」と結論付けたカラハリさんはアキを挑発しながら「六年前の事件」や「村のキナ臭さ」について詮索、しかしアキはソッポを向いて全然相手にしません。
「こんないい女が上に乗っかってグリグリやってるってのに全く反応無いし!」
「もっとパーッとやってよ! 世の中がひっくり返るような事を!」
「殺人鬼」であるはずなのにその片鱗すら見せないアキにカラハリさんのスイッチが入ってしまいました。じつにマッドです。ほとんど逝っちゃってます。タンクトップからこぼれそうなムネの傍らでアキの腹を撫でるカラハリさんはほとんど意地になってアキを刺激するけれどもちろん完全スルー、だってアキはガチですもの! 女がどんだけ攻めても無駄無駄ァ!
なんて所へカラハリ刑事がやって来ました。連絡が付かない娘を心配して様子を見に来た…などと尤もらしい事を言ってましたが実際は刑事の勘でガサ入れに来た? 必死に抵抗するカラハリさんをあっさりすり抜けて部屋へ入ると「年頃の乙女の部屋(笑」をジロジロと眺めて回り、何も見つからないと「お上の犬」は意外とあっさり退散しました。さすがカラハリ刑事は「もうここには何も無い」ことを察したのでしょう。
ガサ入れを無事すり抜けたカラハリさんが部屋へ戻るとアキの姿がありません。いったいどこへ出掛けたやら。
一方キョウヘイはコウシロウを呼び出してキリオの件をあれこれ。このコワモテ兄ちゃんがスパゲティを茹でてキリオに食べさせるカルボナーラを作る絵面は妙にかわいかった(笑。キリオを心配しながらも日向家の目的を探るキョウヘイ、するとコウシロウは「ムネのでっかい姉ちゃん」のことを…やっぱりそこ見ちゃうよねえ。
「神は天にいまし、世はすべて事もなし」
けど俺たちの神様はここにいる、事もなしってわけにもいかない。だから目を開くか閉じるか覚悟を決めろ、そうでないと自分だけではなく周りも危険な目に遭う。とはいえキョウヘイがスルーを決めてもアキが絡んでくるのでどうにもならず、つまりキョウヘイは目を開くしかないのだなあ。最後に「キリオがウタオに会いたがっている」ことを伝えて去るコウシロウ、枸雅と日向の確執よりも姉弟の情を優先する優しき男です。
「この場所へ来て、俺は何か変われたんだろうか?」
コンパに盛り上がる学生の群れから抜け出したキョウヘイは「村を出た意味」について考えていました。こんな無為な時間を過ごすために村を出たのか? 今の自分に何ができる? なーんて考えているとヒビノさんが出てきて思いがけないツーショットへ。この半年を振り返って気持ちが盛り上がったキョウヘイはヒビノさんへ…ってなナイスタイミングに茶々を入れるゲボ子(酷)を何とかして(笑。口元を押さえて驚くヒビノさんはキョウヘイが言わんとしたことをきちんとわかっているのでしょう。冷やかすゲボ子、慌てるキョウヘイに優しく微笑むヒビノさんは大人だなあ。かわいいなあ。
その頃アキは公園のベンチで物思い中。アキはアキで「変われない自分」に悩んでいたのです。村を出て「どこか遠い場所」へ来たことを最初のうちは少しは楽しんでいたけれど、あの「醜悪な村」を消し去らないと自分は変われない、その気持ちをごまかすことができない。
するとそこへカラハリさんが現れ、さらにアキに対して「しばらく」と挨拶する男も登場しました。これって先の空守村行きの道中にて対向車線から来た同級生の男? いったい何しに来たのだろう。
コンパ後のキョウヘイがコウシロウへ電話したのはウタオとキリオを会わせるためのセッティングでした。せっかく会うのだからちゃんとしないと。かわいく決まった服をキョウヘイに褒めてもらいたいウタオ、しかしキョウヘイはそんなウタオを無視してヒビノさんの子供時代の写真を見て喜んでました。ヒドス! とはいえ子供ヒビノさんかわいい! 一緒に映っている女性は母親でしょうか? なるほどヒビノさんのムネは母ちゃん譲りだったのね。
キョウヘイが絶賛する写真に対抗して「私も撮る!」とジェラシー全開のウタオはククリの上にちんまり座って写真撮影、しかし上手く笑えないウタオは顔が引きつっちゃってます。あらら。からかうキョウヘイを叱り付けるヒビノさんがお母さんすぎてナントモ(笑
キリオに会ったら笑顔になる、と言われたけれどやっぱりウタオは引きつった笑顔でご対面へ。ここでコウシロウは互いのお家事情を越えて姉弟の仲直り、というか「ケンカをしない」ことを約束させました。いい人だなあ。無意味な争いが一つ消えた事にホッと一息のみなさん、しかしそこへ新たなる火種が!
「いいのかなあ? お館様の見てない所で枸雅の人間と仲良くしちゃって」
「ずるいなあコウちゃんは。私なんてずっと我慢してきたのに」
どこからともなく聞こえる声に「出て来い! まひる!」と呼び掛けるコウシロウ。すると一陣の風が吹き、赤い鎖と共に一人の少女が舞い降りてきました。その名は「日向まひる」、続柄で言えばコウシロウの従姉妹にあたる日向家の娘です。スッと登場したまひるはそれまでの我慢を解放すべく一直線にキョウヘイの腕へ抱き付くと「会いたかったわ、キョウヘイさま」…ついに登場した最終兵器に物語終盤はどうかき回されますやら。花澤さんの声も合っているようで次回以降の大暴走が楽しみです。
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