2022.07.2910:20

失望せずに蒔き続ける

スコットランドの田舎で、ある牧師が辞任に追いやられました。
というのは、この老牧師の在任期間中、たった一人の少年しか洗礼を受けなかったからです。
牧師として、教会を大きく成長させられなかった責任を役員会で厳しく問われた結果でした。

しかし、この一人の少年ロバート・モファットは後日、宣教師となってアフリカのクルマン地方へ行って伝道し、リバイバルを起こしました。
実際、クルマン地方の全部族が救われ、現地のベチュアナランド語で聖書翻訳を成し遂げたのです。
ロバート・モファットの娘がやがて結婚しましたが、そのパートナーも同じ意志を受け継いで宣教師として生涯をアフリカにささげました。

彼はアフリカ奥地へと宣教網を拡大し、後の大きなアフリカ・リバイバルの礎を築き上げました。
彼の名は著名な宣教師であり、探検家のリビングストンです。
過去の名も無きスコットランドの一老牧師の働きはしばらくの後、海外で大きな実を結んだのです。

「善を行なうのに飽いてはいけません。失望せずにいれば、時期が来て、刈り取ることになります」(聖書/ガラテヤ6:9)

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2022.07.2808:24

赦すとき癒される

スイスの心理学者であり、精神科医のポール・トゥルニエは自分が経験した臨床記録を記しました。

悪性の貧血を患っているある女性でした。
病がなかなか治らない女性がいました。

彼女は半年近く病院に通い、治療を受けても、症状はますます悪化していきました。
医者は「どうすることもできないので、病院に入院して集中治療をすべきです。
入院の準備をして、もう一度、病院に来なさい」と告げました。

しかし、来ると言ったにもかかわらず、約束の日を守らず、病院に来ませんでした。
一週間後、彼女は顔色が非常に良くなって、病院にやって来ました。
貧血の検査をしてみると、正常値です!
6ヶ月以上治療しても良くならなかった病気が、1週間で良くなったのです。
医者は驚いて、「いったい何があったのですか?」と聞きました。

すると「実は、私は長い間、憎んでいた人がいたのですが、数日前にその人の所に行って赦しました。」と言うのです!
悪性の貧血で長い間苦しんでいた人が、憎んでいた人を赦すや否や、すぐに治ってしまったのです。
このように、病気と赦しは非常に関係が深いことがわかります。

わたしたちは憎んでいる人や、赦せない人がいないかどうか、心の中を一度調べてみる必要があります。
もし、そのような人がいるなら、その憎んでいる人を赦すことです。
心の中で赦す宣言をするのです。
赦しと愛は、私たちの健康のためにも大切なことです。

なかなか人を赦すことは難しいことです。しかしイエス様の命をかけた愛をいただくとき私たちは人を赦すことができるのです。
今日、神様に赦す宣言の祈りををしてみませんか?

「さばいてはいけません。そうすれば、自分もさばかれません。人を罪に定めてはいけません。そうすれば、自分も罪に定められません。赦しなさい。そうすれば、自分も赦されます。」(ルカ6:37)

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2022.07.2709:15

人生を変えた一言

5万回以上、祈りの応えを受け取った祈りの人といえば、すぐジョージ・ミュラーを思い浮かべます。
またミュラーは、数多くの孤児を育てた 「孤児の父」としても知られています。

しかし、彼の少年時代はまったくの不良少年でした。
父親のお金を盗み、いつも嘘をつき、悪い友だちと賭博をし、遊んでばかりいました。
警察署を行ったり来たりして、刑務所にも入りました。

そんな彼がどうして大変化を遂げたのでしょうか?それは、ある牧師の一言によります。
その一言とは次のものでした。
「ミュラーよ、悪い癖は一気に直らない。でも神様が一度選んだ人を絶対に捨てられない。悪い癖があるからといって捨てられない。だから落胆せずに勇気を持ちなさい。」
このことばがミュラーの心の中に突き刺さりました。

というのは、ミュラーは1つの考えに捉えられて、自暴自棄になっていたからです。
彼は「私はクリスチャンであるにもかかわらず、なぜこんなに悪いことばかりやらかしてしまうのか?」と思い、心痛めていました。
「自分は悪い者であり、自分なんかだめだ。廃人も同様だ。自分にはまったく希望がない!」と思っていたからです。
彼はまったく思いを変えました。

「今の私はどうしようもないが、私のことを神様は捨てられない!神様に頼れば新しい人となり、良い人になることができるんだ!」
彼は今の自分の弱さに目を向けるのではなく、これから変えられていく自分を見たのです。

こうして希望を持ったミュラーは夜明け前に起きる祈りの人となり、「孤児の父」となったのです。

「主ご自身がこう言われるのです。『わたしは決してあなたを離れず、また、あなたを捨てない。』」(へブル13:5)

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2022.07.2608:19

本当の素晴らしい生き方

皆さんの思う素晴らしい生き方とはどんなものでしょうか?
多くの人々の注目を集め、人々から賞賛される生き方がいいと思われるでしょうか?
しかし、これとは真逆に生きた人物がいます。

それがブラザー・ローレンスです。彼は17世紀のヨーロッパの30年戦争で負傷しました。
その後、修道院に入るのですが、他の修道士たちとは異なり、彼の仕事は他の修道士たちに仕えることでした。
朝昼晩と修道士たちの食事を作り、修道士たちの靴作りをし、外に出ては町の人々に施しを乞い求めることが彼の役割でした。
他の修道士たちの様に目立つことはなく、ただ修道士たちに仕え続けた人生だったのです。

では、彼は一般の修道士になれなかったことで、挫折感や苦しみを感じていたのでしょうか?
いいえ。だれよりも喜び、聖霊に満たされていたのです。
なぜでしょうか?
ご飯を作っていたときも、靴作りをしていたときも、施しを求めて歩いている時も、どんな時も主と親しく交わっていたからです。
つまり、彼は主の臨在の中に生きていたからです。
彼は人がしたくないような仕事、慣れない仕事であっても、それを神様からの仕事と考え、感謝しました。

多くの人々は恵みや賜物を求めます。しかし、ブラザー・ローレンスは神様ご自身をいつも求め続けました。

病や痛み、苦しみが来た時はどうだったでしょうか?歯を食いしばって我慢したのでしょうか?
いいえ。そのような苦しみ、痛みをも神様から来たものとして、それらを喜んで受け入れたのです。
人が見ると、ブラザー・ローレンスの生涯は平凡に見えるものでした。

彼の姿やことばに感銘を受けた修道院長ヨセフ・ド・ボーフォールは、ブラザー・ローレンスの手紙や話したことをまとめた本を書きました。それが「敬虔な生涯/普段の生活の中におられる神」という本です。

神様の臨在に満たされていたブラザー・ローレンスの生涯は単にカルメル修道会ばかりではなく、ジョン・ウェスレーや広くプロテスタントの教会に対しても、輝く光として、大きな影響を及ぼしてきたのです。


「彼の容貌や背の高さを見てはならない。わたしは彼を退けている。人が見るようには見ないからだ。人はうわべを見るが、主は心を見る。」(聖書/第一サムエル16:7)。

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2022.07.2508:25

失望せずに一歩一歩

ある日、19世紀のイギリスの歴史家、トーマス・カーライルのもとに、友人のジョン・スチュアート・ミルがやって来ました。
しかし、彼は顔面蒼白(そうはく)で、しばらくは口もきけませんでした。
それもそのはず。カーライルから預かった『フランス革命史』の原稿を、ミルのメイドが誤って暖炉にくべてしまったからでした!

この『フランス革命史』は、カーライルが5カ月間、寝食を忘れて、心血を注いで書き上げたものだったのです。
もちろん、その原稿に写しはありません。唯一の原稿を焼かれたことを知ったカーライルは、悲しみに打ちのめされました。
そして、深い絶望感と無力感とに襲われました。

そんなある日のこと、窓の外を何気なく見ていると、レンガ職人が働いている姿が目に入りました。
そのとき、カーライルの中で何かが閃めきました。
「彼らは、あのようにレンガを一つ一つ丁寧に積み上げて大きな建物を築き上げていく。私にも一つ一つの言葉を重ねて、文章を積み上げていけないはずはない」

こうして、彼は再び、原稿を書き始めたのです。その『フランス革命史』は今日でも高い評価を得ているだけではなく、困難に打ち勝って偉業を成し遂げた好例となっています。
彼はこう言いました。「どんな確信も、行動に変わらなければ、価値は無い。」

あまり遠くを見ると気が遠くなるときや、くじけそうになる時があります。
しかし、一足一足、進めていくのです。
レンガ職人がレンガを一つ一つ丁寧に積み上げいくように!
そうすれば、やがて大きな建物を築き上げることができるのです。

「失望せずに善を行いましょう。あきらめずに続ければ、時が来て刈り取ることになります。」(聖書/ガラテヤ6:9)

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2022.07.2208:32

あなたの罪も、私の罪も

カリフォルニアのある教会に、元日本軍パイロットが証しのために来ることになりました。
彼は神風特攻隊の一員でしたが、出撃直前に休戦となり、一命を取り留めたのでした。
その後、彼はキリストのもとへと導かれたのです。

さて、ゲストのことを週報で見た一人の老夫人が、牧師に電話をかけてきました。
「申し訳ないけれども、来週の日曜日は礼拝をお休みさせてください」

実はこのおばあさんは、水兵だった息子を太平洋戦争で失ったのでした。
そのことを知っている牧師は、無理に出席を勧めることをせず、電話を切りました。

次の日曜日の礼拝は感動的な集会となりました。
人々は、このパイロットの驚くべき体験を聞き、神様への愛と感謝を新たにしたのでした。

礼拝が終わった時、会堂の後ろから、あのおばあさんが飛び込んできました。
そして、元パイロットの前に立ちふさがると、こう言ったのです。
「私の息子は、カミカゼに殺されました」

一同は息をのみました。
しかしおばあさんは、さらに続けてこう言いました。
「でも、神様はあなたの罪を赦しておられます。そして、今日、神様は私の罪も赦してくださいました」

そして、おばあさんは元パイロットをしっかりと抱きしめ、激しく泣いたのです。

「もし人の過ちを赦すなら、あなたがたの天の父もあなたがたを赦してくださいます」(聖書/マタイ6:14)

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2022.07.2108:22

言葉から変えてみる

アメリカのある大学教授の話です。
この教授の授業は厳しいことで有名でした。
教授は、各年度の最初のクラスの時に、受講生たちにこう言いました。

「私は勉強しない奴らは好きではない。だから、全力を尽くして頑張ることだ。念のため言っておくが、君たちのうち50%は最終試験にパスしないだろう。それが君でないように気をつけたまえ」

そしてその通り、毎年半数の学生が落第していたのです。

さて、この教授がクリスチャンとなりました。
そして、キリストは、神の子どもたちの可能性を信じてやまないお方だということを聖書から学んだのです。
また、自分の信仰をことばで告白することの大切さも教会で学びました。

そこで、この教授は、年度の初めに語る受講生たちへの激励をこんな風に変えたのです。
「私は、君たちのすべてが最終試験にパスすることを望んでいる。君たちがパスするのを見るのが私の仕事だ。課題は難しい。しかし、私と君たちとが協力するならば、このクラスのすべての学生はパスできるはずだ。さあ、一緒に頑張ろう!」

結果はどうなったと思いますか?
教授の側では採点基準を少しも変えなかったのに、何と、すべての学生が合格したのです!

「心に満ちていることを口が話すのです。良い人は良い倉から良い物を取り出し、悪い者は悪い倉から悪い物を取り出します」(聖書/マタイ12:34~35)

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2022.07.2008:33

一生懸命な理由

ある国に、靴みがきをする少年がいました。
彼のところに日本のおじさんがやってきて、くつをみがいてもらおうとしました。
「ぼうや、たのむよ」
少年は「はい」と答えると、一生懸命にくつをキュッキュッとみがきました。

おじさんはその少年の一生懸命さにびっくりして、こう聞きました。
「ぼうや、料金はいくらだい?」
おじさんは、少年があまりにも一生懸命みがくので、高い料金を取られるのではないかと心配になったのです。
「○○です」
他の靴みがきの人と料金は変わりません。

おじさんは不思議に思って、もう一度聞きました、
「どうしてそんなに一生懸命みがくんだい? 少しくらいズルしてもばれないのに」

すると少年はこう答えたのです。
「だって、ぼくの信じているイエス様は、ズルする子はきらいなんだよ」
おじさんは少年の言葉が忘れられずに、日本に帰ってからイエス様がどんな方か知りたくて教会に行きました。

「神が遣わした者をあなたがたが信じること、それが神のわざです。」(聖書/ヨハネ6:29)

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2022.07.1908:17

神のみわざ

タンザニアとケニアの貧しい家庭で育った、チャチャ博士の証しです。

私は子どものころ、とても貧しく、また学校での成績も悲惨なものでした。
先生は私を「落ちこぼれ」と呼び、私がいずれ泥棒になるだろうと予測していたほどでした。

しかし、ある人がイエス様について話してくれ、私を教会に誘ってくれました。
私はそこでイエス様と出会いました。
周りの人はほとんどイスラム教徒という中、イエス様を信じるということは大きな犠牲が伴いました。
ある若者が、イエス様を信じたことを家族に知らせると、彼の家族はその若者を列車のレールの上に寝かせてひき殺したという出来事さえありました。

そのため、私は回心した後、複雑な思いで家に帰りました。
私は家族のみんなを呼び、自分がイエス様を信じたことを告げました。
父は非常に悲しみ、「お前がイエスを信じることをやめないなら、殺す」と言い、信仰を捨てる気のない私の頭蓋骨を砕こうと重い棒を振り上げました。
私はなすがままに任せました。
しかし棒が私の頭に当たる直前、その棒が超自然的にはね返ったのです。
父は3回くり返しましたが、棒は3回とも私の頭に当たらず、超自然的にはね返りました。
父は棒を手から離し、泣き始めました。
今起きたことをだれも理解することができませんでした。
私は家族から離れて3週間、昼も夜も聖書を読み続けました。

それから3カ月の間に、私の学校での成績が劇的に変化しました。
クラスで一番下の方だったのが、一番上の方になったのです。
ついに、父は私を呼び戻しました。
父はベッドの横でひざまずき、こう言いました。
「わが子よ。お前が信じているイエスを私も信じたい。私がイエスを受け入れるために祈ってくれないか」

今では、私の家族はイエス様を愛しています。母や兄弟のうち何人かは牧師をしています。

「神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに世を愛された。それは御子を信じる者が、一人として滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。」(聖書/ヨハネ3:16)

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2022.07.1408:46

あなたの神は大きいですか?

王雪紅(Cher Wang、シェール・ワン)は、台湾のモバイル企業である、HTCを創立した人です。1997年に設立して、過去20年間で数十億の収益を上げ、2013年に彼女と夫はフォーブス誌に、世界で最も影響力のあるカップルの1組として、名を連ねました。
 彼女は、非常な経済的成功にもかかわらず、キリスト教の価値観を維持し、他の著名人とは違って、シンプルなライフスタイルを維持しています。たとえば、仕事に行くために、公共交通機関を使い続けているのです。

 王氏は、結婚前の夫にキリスト教の信仰を育むように勧めました。最初は躊躇していましたが、HTCの最大の競争相手であるIntelが特許訴訟を起こした時、夫はキリストを完全に受け入れました。契約が打ち切りになり始め、長年のパートナー企業が不穏な動きを取り始めた時、王氏と夫は向きを変えて、祈り始めたのです。彼らが、どのように進めたらよいか導きを求めて祈ると、神は強力な方法で答えられたのです。
 王氏は次のように述べています。
「翌朝、主要なパートナー企業の意思決定者は考えを変え、何があってもHTCの支持者になると教えてくれました。その後、彼とまた会った時、『なぜ気が変わったのか』と聞いたら、『わからない』と言うのです。彼は『それが正しいことだと感じた』とだけ言ったのです!」

 彼女は、2つの数十億ドル規模の企業の責任者ですが、キリスト教の信仰を決して忘れません。定期的に祈祷会、交わり、聖書研究を行い、牧師たちが会社の集まりや商談会を祝福しています。彼女は、中国南西部のチャリティーによって建てられた大学である貴州盛華職業学院に2800万ドル以上を寄付して、捧げていいるのです。

(参照/https://www.arrowleadership.org/blog/arrow-entrepreneur/christian-values-in-business-the-case-of-cher-wang/)

神様は、どんな立場の人にも神です。政治や経済、どのような領域においても、神はご自身の全能の力を現すことができるのです。

「見よ。国々は手桶の一しずく、秤の上のごみのように見なされる。見よ。主は島々をちりのように取り上げる。レバノンも、薪にするには足りない。その獣も、全焼のささげ物にするには足りない。すべての国々も主の前では無いに等しく、主には、空しく何もないものと見なされる。」(聖書/イザヤ40:15~17)

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