2015.10.3107:53
一番大切なプレゼント
雪の降り続いているクリスマスイブのことでした。
高い塀に囲まれた刑務所の門の前を、貧しい少女が、
大事そうに小箱を抱えて行ったり来たりしていました。
二階の窓から、この様子を見ていた所長さんは、
「あの少女は、この寒いのに何をしているのだろう。」
と言いながら門のところまで出てきて、少女にこう声をかけました。
「お嬢さん、何か御用ですか?」。
「あたしのお父ちゃんがこの中にいるの。
あたし、クリスマスプレゼントを届けに来たの」。
「うむ、よろしい。それでは私が届けてあげよう。」
小箱を受け取った所長さんは、
さっそく独房にいる少女のお父さんのところへ持って行きました。
「さあ、お前のお嬢さんが、雪の中、クリスマスプレゼントを届けてくれたよ」
でも、お父さんは、小箱を受け取っても、見向きもしません。
「なぜ、開かないのかね。私もみたいから開いてごらん」。
しぶしぶお父さんが包み紙を開いてみると、一通の手紙が箱の上にありました。
その手紙には、「私の大好きなお父さん。クリスマスおめでとう。
あれからお母ちゃんは病気で死にました。
私はおじさんのところへ引き取られていましたが、
おじさんも、おばさんもお父さんの悪口を言います。
でも、私はお父さんが大好き。
いつまでも、いつまでも、お父さんに会えるのを待っています。
今日は、クリスマスイブでお父さんにクリスマスプレゼントをあげたいのだけれど、
私にはお金がありません。
だから私の一番大事にしているものをお父さんに送ります」と、書いてありました。
急いで箱を開いてみますと中には、バッサリと切られた少女の金髪が入っていました。
それを見たお父さんは、大きな声で泣きはじめました。
少女は、一番大切なものをお父さんにプレゼントしたのです。
「神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。
それは御子を信じる者が、ひとりとして滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。」
(聖書/ヨハネ3:16)
天の神様も、一番大切なイエス様を私たちにプレゼントしてくださいました。
イエス様のお誕生を心から感謝しましょう。
~http://agapetv.jp/ 携帯デボーションL.I.C~
高い塀に囲まれた刑務所の門の前を、貧しい少女が、
大事そうに小箱を抱えて行ったり来たりしていました。
二階の窓から、この様子を見ていた所長さんは、
「あの少女は、この寒いのに何をしているのだろう。」
と言いながら門のところまで出てきて、少女にこう声をかけました。
「お嬢さん、何か御用ですか?」。
「あたしのお父ちゃんがこの中にいるの。
あたし、クリスマスプレゼントを届けに来たの」。
「うむ、よろしい。それでは私が届けてあげよう。」
小箱を受け取った所長さんは、
さっそく独房にいる少女のお父さんのところへ持って行きました。
「さあ、お前のお嬢さんが、雪の中、クリスマスプレゼントを届けてくれたよ」
でも、お父さんは、小箱を受け取っても、見向きもしません。
「なぜ、開かないのかね。私もみたいから開いてごらん」。
しぶしぶお父さんが包み紙を開いてみると、一通の手紙が箱の上にありました。
その手紙には、「私の大好きなお父さん。クリスマスおめでとう。
あれからお母ちゃんは病気で死にました。
私はおじさんのところへ引き取られていましたが、
おじさんも、おばさんもお父さんの悪口を言います。
でも、私はお父さんが大好き。
いつまでも、いつまでも、お父さんに会えるのを待っています。
今日は、クリスマスイブでお父さんにクリスマスプレゼントをあげたいのだけれど、
私にはお金がありません。
だから私の一番大事にしているものをお父さんに送ります」と、書いてありました。
急いで箱を開いてみますと中には、バッサリと切られた少女の金髪が入っていました。
それを見たお父さんは、大きな声で泣きはじめました。
少女は、一番大切なものをお父さんにプレゼントしたのです。
「神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。
それは御子を信じる者が、ひとりとして滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。」
(聖書/ヨハネ3:16)
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