新・たこの感想文

「橘美也編　オンセン」

近所に温泉施設がオープン。美也は、逢、紗江らとともに早速、そこへと行ってみる事に。しかし、そこには他にも沢山の同じ高校の関係者がやってきていて……

ということで、オマケ編とも言うようなエピソード。
なんだか、みんな、キャラが壊れ気味（壊れている、と言わないのは、ギリギリ、そのキャラなら、という線で踏みとどまっているから）

まぁ、なんか、物語があるというよりも、お風呂でそれぞれのキャラらしいやりとりを、という感じなのであまり語ることもないのだけど……
とりあえず、それぞれのキャラの行動にツッコミどころが（笑）

豊乳の湯での行動。
薫あたりは、ひたすらに浸かって、絢辻さんを挑発とかもノリで……っていうのはありそうなんだけど、絢辻さんがそこまで意地になって浸かるとは……。というか、地が出てますがな（笑）
梨穂子は、ドクターフィッシュで「余計なものを食べてくれる」ということで、脚だけでなく、全身を！！　なんていうか、考えとしては間違えていないと思うが……実行の際の描写が妙にエロかった。
はるか＆ジェシカ＆響＆紗江。なんか、一番、マトモな風呂の楽しみ方をしているように見えたのは気のせい？
逢は……ラーメン風呂って、どういう風呂ですか？（笑）　というか、本物の麺が入っていたとしたら、物凄く費用対効果が惹くそう（すぐに溶けてしまうだろうし）　ぜひとも風呂の様子を描写してほしかった。
若返りの湯での高橋先生……は必死だった……

まぁ、本当に何てことのない話なんだけど、という感じになるかな。
折角だから、茶道部の先輩コンビとかも、着替えシーンのモブだけでなく、どっかに見せ場がほしかったな、というのはあるかも。

あと、言葉だけの純一＆梅原コンビの会話。
お宝本はともかく、その後のバターがどうとかっていうのは一体ナニ？
そして、オチの綺麗なジャイアン……もとい、綺麗な純一は……これはこれでキモい（笑）

うん、まとまりのない文章が出来上がったぞ、と。
話とかが特にないエピソードだから、これで良いか。

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総括
前期で、それぞれのエピソードを一通り終えていたので、「まさか」のスタートとなった第２期。前期が、各４話構成だったのに対し、今期は各２話というところからしても、文字通り「ファンディスク」的な話だったのかな、と思う。
ただ、それで考えれば、恋人同士にはなったけれども、というところからの悩みだとか、前期の関係からの変化とかが現れていて良かったと思う（梨穂子編は、前期から６話目でようやく恋人の関係になった、というものだったし）
その中で、私が好きだったエピソードは、紗江編かな。前期、純一がリードして、という紗江が純一のリードなしで動けるようになったときに、純一が見せる戸惑い。一方で、自分で動けるようになったけど、結果、一人で抱え込んでしまった紗江。という辺りがよく描かれていた、と思うから。
逆に、前期でも感じたのだけど、今期も、２話という構成上、絢辻さん編に出てきた黒沢さんとか、「一体何者？」みたいなところがあったりでもう少し掘り下げてほしかった、と思うところも無きにしも非ず。この辺りは、難しいところなのかな、と思う。
とは言え、作るにあたって制約が多かったのを巧くまとめてくださったスタッフの皆さん、お疲れ様でした。