新・たこの感想文

「革命　ｅｘｏｄｕｓ」

ますます強権的になる集の支配体制。その中で、生徒たちの不満も燻っていく。「ヴォイドが壊れると、本人も死ぬ」、「亞里沙を襲ったのはいのり」、様々な噂が駆け巡る中で……

みんな、良い感じに病んできました（苦笑）
いのりに襲われたことによって、恐怖に囚われる亞里沙は、その中で外部との接触を図り、さらに、眼鏡くんを身体で誘惑して味方にしてしまう。そこで叛乱を狙う。
一方の集は、というと、いのりだけを大事にし、周囲の言葉を聞き入れない。
まぁ、谷尋については、何か、立場がどっちつかず、という感じはあるんだけど（集が言っていた様に、色々と隠して祭り上げた本人であり、しかも、現在のヴォイドランク制というのを考案したのも谷尋。そこを徹底したら、やりすぎ、とかっていうのはちょっと都合が良いかな？　と）、でも、味方となってくれるだろう数少ない相手を拒絶したのは確か。

そして、そんな不満が燻る中で、作戦を決行。
多くの犠牲は出したものの、デッドライン突破を達成する。
しかし……

亞里沙とかが、叛乱を起こす、というのは想像していたけど、そこに復活した（？）ガイが登場。
これ、真名のエピソードもそうなんだけど、この辺りの設定がどうなっているのかな？　というのは強く思う。どちらかというと、現実的なところにきて、こういうところで魂だとか、そういうのが出ちゃうからちょっと「？」になる。

もっとも、この復活したガイが、本物なのかどうか、っていうのもある。
亞里沙にとっては、ガイがいればよいから、ということなんだろうけど（笑）　これはアレか？　集がいれば、といういのりと、ガイがいれば、という亞里沙の、ヤンデレ決戦か？（笑）

とりあえず、集が転落するのみならず、ヴォイドを引き出す腕を失う、ということでどうつなげるのかに注目したい。

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