fc2ブログ

Approbationについて

Approbationに関する情報を収集して共有したいと思いますので、皆様、ご協力をお願いします!!

外国人医師がドイツ国内で働く場合の制度が2012年4月1日から変更になり、日本語で言うところの医師労働許可そのものがなくなり、国家資格としてのApprobationの取得が必要になったようです。これは、ドイツ全土共通の資格(州毎に変わらない!!)で一生有効(更新不要!!面倒な手続きは一回だけ!!)。

僕がいまのところ知っている範囲内では
Approbationの新規取得のためには
1.Antrag
2.Straf- und berufsrechtliche Erklärung
3.Ärztliche Bescheinigung
4.パスポート
5.Führungszeugnis
6.Leumundszeugnis
7.Lebenslauf
8.ドイツ語 B2 Zertifikat、
9.所属病院からの推薦状
10.申請料

が必要のようです。
日本医師免許はドイツ医師免許と同等の格と見なされ、追加の医学試験は課せられないのが一般的なようです。


今回、新しいこの制度の情報を収集し、これから留学を考えている方などのために手引書的なものを作りたいと思っています。より広く情報を集めたいので、ドイツのお医者さん方、是非、ご協力をお願いします!!


情報がやや錯乱していたりしますし、州や地域、あるいは、ドイツでありがちな担当者による違いなどが発生しているのかどうかも知りたいので、ドイツで既にApprobationを取得、もしくは申請された方、これからする方、Approbationに関する情報ならなんでも構いませんのでコメントを頂けると嬉しいです。その際に、出来れば申請した場所(都市、もしくは州)を一緒に書いて頂けると嬉しいです。

特に、本当に医学試験が課せられないのか?と、今までのErlaubnisからApprobationに関する手続き(必要書類等)についてご存知の方がいれば、お手数ですがご協力をお願いいたします。僕も情報を入手次第アップしていく予定です。


いままさに、ドイツ留学の具体的な準備をされている方は、4月1日から制度が変わりましたので、特にご注意ください。

Approbationに関する情報を収集して共有したいと思いますので、皆様、ご協力をお願いします!!







個人的には、今までの医師活動許可とほぼ同じ必要条件で、Approbationがもらえるのは凄く嬉しいことかも、と。もし、医学試験がないとすると、日本の医療を世界に負けないものに育てて頂いた先輩方に感謝ですし、日本人でよかったな~と思っています。








コメントの投稿

非公開コメント

No title

Baden-Württemberg州ではStuttgartのÖffentliche Gesundheitsdienstが外国人の医師免許交付を一手に扱っています。交付されるのはApprobationで、手続きにあたって以下の書類が必要でした。医学試験は課されません。

① Lebenslauf
②Staatsangehörigkeitsnachweis z.B. Pass
③ Diplom
④ Fächerübersicht(医学部で履修した科目のリスト)
⑤ Zulassung als Ärztin in Japan
⑥ letter of good standing aus Japan, sofern dort bereits als Ärztin gearbeitet wurde
⑦ pol. Führungszeugnis aus Japan
⑧ Nachweis ausreichende deutsche Sprachkenntnisse(B2)
※letter of good standing aus Japanは日本で働いていた病院の上司からの推薦状とかではなく臨床研修終了証です。

最終的にもらえる資格は同じなのに、必要書類が少し違うみたいです。

Re: No title

まゆさん、コメントありがとうございます!!

貴重な情報ありがとうございます!!
確かに微妙に書類関係が違うみたいですね~。ドイツ統一資格なのに不思議ですよね~。

また、気軽にコメントお願いします!!

No title

ご無沙汰しております。ハイデルベルクにいるasibeです。
上司から、ドイツでの医師免許を取得すれば、ポジションを用意してくれるという提案があり、急遽語学試験も含め、全ての書類の準備をし始めたところです。

まゆさんもBaden-Württemberg州でApprobation を取得したとこことでしたが、1週間ほど前に様々な担当部署に問い合わせをしたところ、Regierungspräsidienが担当部署で、以下ウエブサイトの右にあるAntrag auf Erteilung der Approbation als Arzt/Ärztin bei im Ausland einworbener BerufsqualifikationとMerkblatt zum Sprachtestに沿った申請書類が必要だそうです。

いわゆる国家試験に該当するような医学試験は課せられませんが、B2に合格した後、Sprachtest(ドイツ語の日常会話ではなく、医師として働く語学能力があるかの試験)を受験する必要があるそうです。

各書類の必要要件について、詳細わかりましたらまたご報告します。

Re: No title

asibeさん、コメントありがとうございます!!

お久しぶりです!!asibeさんのがんばりが次のチャンスに繋がっているようですね。素晴らしいと思いますし、とても喜んでいます。

また、貴重な情報をありがとうございます!!また、追加の情報もお待ちしています!!本当にありがとうございます!!

また、気軽にコメントお願いします!!

こんにちは
今年医師国家試験に合格したものです

私は将来的にはドイツまたはオーストリアでドクターをすることを夢見ています
今さらながら先生のホームページ、とても参考になっております!

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます
このブログの登場人物
A教授:この病院のボス。手術中の紳士的な態度もさることながら、普段の笑顔も素敵。 H先生:A教授と同じ立場のボス。手術中は吠える鬼神に化す。手術を離れるとびっくりするくらい温かい人。実はいろいろな人のことをよく考えているのはこの先生。スロバキア人。 心臓先生:定年まじかのベテラン心臓外科医。みんなの指導医で、論文の数も凄まじく、統計処理も天才的。アフリカのブルンジ人。 J先生:兄貴のような執刀医。明るくて楽しいのだけど、感情の起伏が激しくて手術中は叫びまくることも。でも、その次の瞬間には笑っている。ギリシャ人の血をひくドイツ人。2012年の8月からベルリンの小児心臓外科のボスとして赴任。 C先生:推定年齢45~48歳の女医さん。だれも本当の年齢は知らない。長くこの病院に勤めていて、J先生の去った後、ようやく執刀医の位置に。ドイツ人。 L先生:J先生の後がまで赴任してきた先生。アメリカで修行した経験あり。ドイツ人らしい慎み深いいい人。 P先生:30歳の唯一の若者。元気でいい奴だけど、ちょっと性格が悪く看護師さんからは嫌われていたりいなかったり。H先生と同じスロバキア人で、H先生の保護下にいる。やや過保護?! D君:元々はスクラブナースだったけど才能を見いだされて手術アシスタントに。
プロフィール

遮断鉗子

Author:遮断鉗子
心臓外科医のブログです。
小児心臓外科医(35歳 心臓外科 10年目)のドイツ留学記です。
2010年7月からドイツに。

毎日の手術の事を中心に。ドイツビールの紹介もしていきます。

心臓同好会
心臓を熱く語る、勉強するみんなの会です!! こちらにも遊びにきてくださ~い!!
遮断鉗子へのメールはこちらからどうぞ
記事に関係ないことを言いたい!!  他の人には読まれたくない!!  という方はこちらからメールをお送りください。

名前:
メール:
件名:
本文:

最新コメント
リンク
カテゴリ
月別アーカイブ
来て下さった方々
最新トラックバック
検索フォーム