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【映画】『オットーという男』トム・ハンクスの演技が光ります!身の回りにいそうなおじさんが今にもスクリーンを飛び出す! | ネタバレあらすじと感想

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◆映画『オットーという男』の作品情報

【監督】マーク・フォースター

【脚本】デヴィッド・マギー

【原作】フレドリック・バックマン『幸せなひとりぼっち』

【製作・出演】トム・ハンクス

【配給】ソニー・ピクチャーズ リリーシング、ソニー・ピクチャーズ エンタテイメント

【公開】2023年

【上映時間】126分

【製作国】アメリカ

【ジャンル】コメディドラマ

【視聴ツール】Amazon video、吹替

◆はじめに

気になっていた作品です。こう言う癖の有る役をやらせたら一級品なトム・ハンクス。今や、67歳になってしまいましたが、時代に乗
って、数々の良い作品に出演して来ました。本作品も良い作品だと思います。こんなおじさんが近くに居たら嫌ですけど。ベタでも良いじゃないですか。

◆あらすじ

ペンシルベニア州ピッツバーグ郊外に住む63歳の寡夫、オットー・アンダーソン。鉄鋼会社を定年退職した彼は、半年前に学校の教師だった妻ソーニャ(レイチェル・ケラー)を亡くしており、自殺を計画していました。
首吊り自殺を図ろうとしたとき、オットーは過去の記憶が蘇ります。数年前、彼は軍隊に入隊しようとしましたが、肥大型心筋症が原因で拒否されました。彼は、ソーニャが落とした本を返した後、電車でソーニャと出会います。自殺する直前に、彼は新しい隣人たちに邪魔されます: マリソル(マリアナ・トレビーニョ)、トミー(マヌエル・ガルシア=ルルフォ)、そして2人の娘アビーとルナです。
彼らは彼にメキシコ料理を差し入れ、六角レンチを貸してくれるよう頼みます。彼は再び首を吊ろうとしますが、縄の留め具が天井から落ちてしまいます。床に倒れ込んだ彼は、床に置いた新聞に掲載されていた花束の広告を見つけます。その後、花束を取りに行き、ソーニャの墓を訪れ、新しい隣人たちのことを話します。
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オットーは再び自殺を図り、今度は一酸化炭素中毒になります。彼はソーニャとの夕食がフラッシュバックし、車に情熱を注いでいると話し、心臓病のため軍に入隊しておらず、仕事もないことを告白すると、ソーニャは彼にキスをするように促します。マリソルはオットーの自殺を急遽中断させ、オットーが貸した梯子でトミーが転んで足を骨折したので、自分と子供たちを病院に連れて行ってほしいと頼みます。オットーはしぶしぶ承諾し、2人を病院に連れて行きます。
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オットーの脳裏にソーニャに結婚を申し込んだときのことがよみがえります。列車で自殺を図ろうとした老人が気を失い、線路に転落してしまいます。オットーはその老人を助け、その事件は広まり、彼は何者かに手を引かれて対向車線から救われました。
マリソルはオットーに運転免許を取る手伝いをしてくれないかと頼み、その後、二人はかつて夫婦が毎週末に通っていたソーニャのお気に入りのパン屋を訪れます。オットーは外をうろついている猫を飼うことにします。
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パン屋で彼は、ルーベンという男との友情について話します。2人は、オットーが町内会の役員を務め、ルールと秩序を確立するために協力してきました。ルーベンがオットーのシボレーよりフォードやトヨタを好むようになり、オットーに代わって会長を務めるという「クーデター」を起こしたことから、2人は疎遠になりました。脳卒中で倒れたルーベンは、現在車いすを使い、妻のアニタと近所のジミーに介護されています。
地元のトランスジェンダーのティーン、マルコムは、近所で新聞や回覧板を配達しているときにオットーをソーニャの夫と認識します。マルコムは、新聞を受け取ったオットーの不満げな表情を切り取って、ソーニャが自分の先生であり、自分を受け入れてくれた数少ない人の一人であることを語ります。
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二人の間には友情が芽生え、オットーはマルコムの自転車を修理してあげます。バイラルビデオに関連してインタビューを試みるシャリ・ケンジーをかわした後、オットーはマリソルとダイ&メリカの不動産屋に腹を立てます。

◆所見

トム・ハンクスの一人芝居のような作品です。うるさい反面、これぞ、日本の昔にも居た小うるさいおじさん。それでも、周りの人はその存在を忘れない。後になって気になる存在として思い出の中に出てくる。
今は、近所付きあいが希薄になって、隣の子供が何をしようが関心が無い。これが今後も進むと有れば、一人暮らしの老人の孤独死もどんどん増えて行く事でしょう。
僕もこんなおじさんになりたい。





評価点   84点
お薦め度  82点


2023年  126分  アメリカ製作

 
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