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【映画】『オーシャンズ11』(2001年)ジョージクルーニーが服役から仮出所する!ブラッド・ピットが味方について強盗を働く!悪役はアンディ・ガルシア!超豪華俳優達! | ネタバレあらすじと感想

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◆映画『オーシャンズ11』の作品情報

【監督】スティーヴン・ソダーバーグ

【脚本】テッド・グリフィン

【製作】ジェリー・ワイントローブ

【出演】ジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット、マット・デイモン、アンディ・ガルシア、ジュリア・ロバーツ

【公開】2001年

【上映時間】116分

【製作国】アメリカ

【ジャンル】ケイパー映画(犯罪映画のサブジャンル)

【視聴ツール】U-NEXT、吹替

◆はじめに

何故、「オーシャンズ」と言うのか分かりませんでしたが、主演がダニエル・オーシャンから来ているのを始めて知りました。それにしても、息の長いシリーズです。直近では、2018年にスピンオフで『オーシャンズ8』が製作されています。
恐らくは、本作品の出演者が余りにも豪華だから箔が付く的なことなんだろうと思います。

◆あらすじ

凄腕の泥棒で詐欺師でもあるダニー・オーシャン(ジョージ・クルーニー)は、4年の服役を終えてニュージャージーの刑務所から仮出所しました。服役中に練っていた犯罪計画を温めていたオーシャンは、すぐさま仮釈放の規則(州間移動の禁止)を破ってロサンゼルスにいる相棒のラスティ・ライアン(ブラッド・ピット)と再会し、服役中に企てていた新しい盗みの計画を打ち明けます。
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それはラスベガスの3大カジノ「ベラージオ」「ミラージュ」「MGMグランド」の金が集まる地下巨大金庫からの現金強奪計画でした。ラスベガスに向かった2人は旧友で裕福なカジノホテル経営者であるルーベン・ティシュコフ(エリオット・グールド)に計画を打ち明け、カジノの高度なセキュリティを熟知する彼は渋るものの、三大カジノの運営者でライバルであるテリー・ベネディクト(アンディ・ガルシア)に一泡吹かせることができるとして計画に出資することに賛同します。ネバダ州賭博委員会の規制により、カジノには客の掛け金を賄う現金を必ず保持しなければならない義務があり、ボクシングの世界タイトル・マッチ当日には少なくとも1億6000万ドル以上の巨額の現金が集まることが予想され、かくして3人はこの日を決行日と定めます。
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難題な案件のためにダニーとラスティは昔のツテを頼るなどして、全米中から8人の犯罪スペシャリストが集結する。イカサマ・ディーラーのフランク・キャットン(バーニー・マック)、爆発物の専門家であるバシャー・ター(ドン・チードル)、機械制御に長けるモロイ兄弟(ケイシー・アフレック、スコット・カーン)、電気通信の優秀なエンジニアであるリヴィングストン・デル(エディ・ジェイミソン)、凄腕の曲芸師イエン(シャオボー・チン)、往年の名詐欺師ソール・ブルーム(カール・ライナー)、そして伝説的な泥棒「ボビー・コールドウェル」の息子で、まだ駆け出しでチンケな犯罪しかしたことはないが「黄金の指を持つスリ」の異名を取る青年ライナス・コールドウェル(マット・デイモン)。チームはベラージオの偵察を行い、建物の構造やセキュリティ、スタッフの状況などを把握していく一方で、必要な道具を揃えたり、身分を偽ったフランクやブルームをホテルに潜入させるなど準備を進めていきます。その中で、ラスティは、ダニーの元妻であるテス(ジュリア・ロバーツ)が、現在はベネディクトの彼女であることを知ります。今回の計画がダニーの個人的な復讐によること、そもそもテスを失ったショックで仕事をミスして刑務所に収監されたことから、ラスティら仲間たちはダニーの判断能力を疑って非難し、計画の遂行を危ぶみます。しかし、ダニーは私情によって計画に支障が出ることはないと周りを説得します。
計画当日。ベネディクトはホテル内にダニーがいることを知り、彼が良からぬことを企んでいると察して部下のブルーザー(スコット・L・シュワルツ)に命じてストレージルームに監禁させます。また、武器商人の裕福な客としてホテルを訪れ、警備室に入り込んでいたブルームは見るからに体調不良で、そのまま倒れて昏倒してしまいます。しかし、実はこれはすべて計画通りであり、ダニーとブルーザーは旧知の仲で、ダニーは換気ダクトからホテルの内部へと入り込んでいました。ブルームの役割は、警備室の警備員たちの目を一時的にカメラから逸らし、リヴィングストンが密かにシステムを乗っ取るためのものでした。荷物に紛れて金庫室に入ったイエンは内部からセキュリティを破壊して、ダニーと合流します。バシャーがベガス一帯に大規模な停電を引き起こしてカジノやボクシング会場を混乱させた中で、ラスティはベネディクトに電話をかけ、金庫室を乗っ取ったことを伝えます。警備室の監視カメラから状況を確認したベネディクトに対し、ラスティは半分の約1億ドルをホテル前に停めたバンに積み込み、これを見逃すことと、金庫室に潜入した仲間の安全を要求し、約束を守らない場合は金庫室に仕掛けた爆弾によって残る半分の金も失うことになると脅迫します。
状況が掴めないベネディクトは要求を飲むフリをして、現金の入ったカバンを積み込んでホテルを後にするバンを部下たちに追跡させ、また、金庫室には密かに連絡したSWATチームに制圧させようとします。しかし、SWATの制圧作戦は激しい銃撃戦になり、そのために犯人たちは残った現金ごと金庫室を爆破して結局、多額の現金は失われることとなってしまいました。唯一の手がかりとなったバンの方は倉庫街で急停止し、部下たちが確認すると運転席には誰もおらず、遠隔操作されていました。さらに荷台が爆発し、積んであるはずの現金の代わりに何故かピンクチラシが舞い散ります。SWATが撤退した後、金庫室に入って状況を確認するベネディクトは、確かに多額の現金が失われたことを確認しつつ、数日前に部屋の床に施したはずのベラージオのロゴが、監視カメラからの映像には無かったことに気づきます。実は、監視カメラから見ることができた金庫室の映像はすべて前もって収録された映像であり、SWATの銃撃戦も爆発もすべて偽りでした。SWATの正体こそラスティら、ダニーの仲間たちの変装であり、そのまま撤退に見せかけて金庫内の現金をすべて持ち出していました。
ベネディクトは急いでダニーを監禁しているはずの部屋へ急行しますが、そこにはそのままダニーがいました。ダニーの仕業だと確信するベネディクトは、金を返すよう要求しますが、ダニーは何も知らないと白々しくとぼけます。しかし、テスを諦めるなら自分のツテで金を取り返してやっても良いと提案し、ベネディクトはその要求を飲みます。
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ところが、このやり取りは監視カメラを通して、テスが観るように仕組まれており、信じていたベネディクトの裏切りを彼女は知ります。ダニーが、金の行方を追う方法として明らかな嘘を付いたためベネディクトは、仮釈放規則に違反しているダニーをそのまま警察に引き渡します。そこにテスが現れ、彼女はベネディクトを見捨て、ダニーに元に戻ることを誓います。ダニーの仲間たちはベラージオの噴水の前で勝利を喜びあった後、1人ずつその場を後にします。
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後日、ダニーが改めて刑務所から出所したところ、駐車場にはラスティとテスが待っていました。再会を喜び合うダニーとテスは、ラスティの運転でその場を去ります。その車の後を、ベネディクトの部下が尾行していくシーンで物語は終わります。

◆所見

驚くほどの豪華な役者群。23年前ですからこうなります。皆、主役を張れる人ばかりです。流石、「オーシャン」と言うのがスピンオフしてまで知れ渡るのが分かります。
本作の続編も楽しみですが、2018年にスピンオフした『オーシャンズ8』も観るのが楽しみです。




評価点   87点
お薦め度  88点


2001年  116分  アメリカ製作

 
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