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フィフス・ウェイブ

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主人公のキャシーを演じたクロエ・グレース・モレッツは、日本人でも好まれる顔をしているのか人気が有ります。確かに可愛いですし、日本の芸能人だとMISONOに少し似ているような気がします。目指しているのが、ナタリー・ポートマンとのことですが、ちょっと個性が違いますね。とは言いながら、タヌキ顔は何とも愛らしいです。
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キャシーは普通の女子高生です。両親と幼い弟と暮らしています。同級生のベン・パリッシュ(演者:ニック・ロビンソン)に淡い恋心を描いています。そんなキャシーの幸せは、突然壊されます。数日前から謎の物体がアメリカの上空に出現。最初の10日間は沈黙していて、じきに「アザーズ」と言う名が付けられます。ある日、そのアザーズは電磁パルスで電子機器を破壊します。当たり前の日常が一瞬で消えます。これが、第1波。
その後、キャシーは水を汲みに行ってその帰りに地震に襲われます。その後、津波に襲われ、それが第2波。津波による水が引いた頃、第3波がやって来ます。致死性を高めたウィルスが、鳥によって地球中に拡散されました。人類の半分以上がこれによって死に絶えました。看護師だったキャシーの母親もウィルスの犠牲になりました。
一方のキャシーの父親は、子供たちを連れて自宅を出ます。徒歩で「難民キャンプ」へ向かいます。その難民キャンプは、305人の人たちがテントを立てて暮らしていました。その夜、父親から銃を一丁持たされました。もしものことが有ったら身を守るように。ただ、父親が言うには、安全な場所はもうどこにもないらしいです。そんなに世界は荒れ果ててしまいました。
そんなある日、難民キャンプに軍隊が現れます。彼らは、救出の為に、ライト・パターソン基地からはるばるやって来ました。子供たちはスクールバスに集められ、大人たちは説明会をする食堂へ。その時、キャシーと弟は、弟の大事なクマのぬいぐるみをキャシーが取りに行っている最中、バスが発進してしまい、離れ離れになってしまいます。
食堂に集められた大人たちは、陸軍大佐のヴォーシュ(演者:リーヴ・シュレイバー)から、第4波が始まったことを知らされます。アザーズは、人間に寄生して、言語を操るらしく、大人の検査は複雑らしい。その際、軍隊は言う事を聞かない人を全員射殺。父親も無残な姿に。その後、兵隊が持っていた銃を持って、キャシーは森へと向かいました。
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一方、基地では子供たちが検査を受けて、居場所を追跡する探知機を首の後ろに埋め込まれています。
キャシーは、基地へ歩いて旅を続けています。基地までは約130キロ。黙々と歩き続け、あと74キロのところまで来ます。そこで、キャシーは右の大腿を狙撃されます。すぐにまた狙撃が有り、彼女は車の下に隠れます。痛みに堪えますが、万事休す。気を失います。
目を覚めたキャシーは、ベットに寝かされていました。大腿の傷も丁寧に手当てされています。部屋に男が来て、声を掛けました。彼は、エヴァン・ウォーカー(演者:アレックス・ロー)と言う。彼が外に出ている間に、キャシーは森へと逃げます。ですが、すぐに捕まってしまいます。口論をした末、エヴァンが基地まで送ってくれることに。そして、二人はどんどん心を開いて行く。
一方の基地では、大佐が実は皆を騙していることにベンが気が付き、軍の皆がアザーズだと分かります。
一方のキャシーは、エヴァンは普通の人間ではないのに気が付きます。エヴァンに聞いたら、アザーズでもあり人間でもあるとの返事。なんやそれは?
それで、キャシーはエヴァンとは離れて一人で基地方面へ。弟のサムはどこ?
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ここら辺で、キャシーはベンと共に少年たちを救うと言う。「希望は弱点であり、幻想だ」とアザーズは言います。ですが、それは違う。希望が有るから生きていける。苦境にも耐えられる。希望こそが、人間である証。キャシーは再び、空へと眼差しを向けます。
こんな内容ですが、如何ですか。SFと恋愛と何か混じった感じで、お腹一杯になりました。
詰め込み過ぎ感が有りますが、面白いと思ったことは間違いありません。


評価点   82点
お薦め度  85点

2015年  112分  アメリカ製作

 
 
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