翔んで埼玉

80年代なんだろうが、「さいたまんぞう」
の「なぜか埼玉」は北海道でも何度も
ラジオなどで掛かっていたので知って
いました（タモリのオールナイトニッポン
のようです）。
それに、現代パートで、「菅原家」と言う
一家が出てくるので他人に感じませんでした。
それにしても、埼玉と言う地方だけで
この映画が作られるとはすごい事だと
思います。それに反対するのではなく、
むしろ乗っかった埼玉県民もまたすごい
と言わざるを得ません。
僕が、もし北海道の事を蝦夷だとか僻地
とか言われたらきっと切れていると思います。
そこがまた埼玉のすごいところなんでしょうか。
「秘密のケンミンSHOW」と言う番組が有りますが、
そう言う地域の違いが時には面白おかしく話題
になるご時世なのでしょうか。
ご時世と言っても、この番組自体は13年前から
始まっていますからご時世ではないかと思いますが。
この作品を観た理由は、僕がGACKTが好きだから
と言う一点だけです。
あんなストイックな彼が、映画に出たと言うものの、
「翔んで埼玉」とは何事？と言うのが気になって
観たかった作品の中の一つになりました。
なるほど、容姿端麗なアメリカ帰りの青年と言う
言葉がピッタリくる人は余りいないでしょうし、
この役を受けてくれるのもそれ程いないでしょうから
合っていたと観た後思いました。そしてまた、
この作品の続編もできそうな気配を残して
終わっているのが少々気になった部分ではあります。
誰もが「オスカル系」と言う時代設定は、自分としては
余り受け入れがたい作品とは言え、面白おかしく
見せて頂きました。笑いのポイントを幾つも入れており、
内容は漫才のように語られて進んで行きます。
きっと、この作品の制作者は、
本作品の成功を確信していたんでしょう。




評価点　82点
お薦め度　80点

2018年　106分　　日本製作

　
　
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