3.2から実装されたビギナーさんを支援するシステム「メンターシステム」。
このシステムはこれからも続くものなので、今後このメンターシステムに関わる内容や自分の考えをメンターレポートとして書き綴っていきたいと思います。
ただ、このレポートを読むにあたって注意点がふたつ。
① ここに書かれている事はあくまで1ユーザーである僕の個人の見解と意見です。
※全メンターの総意ではありません。
② グングニルサーバーのメンターシステムを使用しています。
※内容や文化に関してはサーバーにより異なる場合がございます。
それを踏まえてお読み頂くようお願いします。
メンターシステムの実装から約1週間が過ぎました。
今のメンターシステムを取り巻く現状をまとめます。
■ ビギナーチャットの現状は?
実装初日からビギナーチャットのメンター数は100オーバー。
1週間たった今でも常時100名近いメンターがビギナーチャットにいます。
ゴールデンタイム等はかなり運が良くないとメンターはビギナーチャットに入れない状況です。
ただ、ビギナーの数が10人以上いる状態を見たことがありません。
メンター100人に対し、3名~7名のビギナーというのが今の所自分が目にした1週間目の現状です。
■ ビギナーチャットではどういう会話がなされているのか?
ほぼ、会話はありません。
たまにビギナーさんが質問し、それにメンターさんが親切に答える。
「ごくまれにそういう会話がある」というのが現在自分が見ている範囲のビギナーチャットの会話です。
メンターさんがビギナーさんのわからないエンドコンテンツの話をしたり、言葉遣いの悪い人というのも特に見ませんでした。
■ ユーザーのメンターシステムへの反応は?
ゲーム内の話題、SNSでの発言、ツイッターでのツイート等この一週間ポジティブなもの、ネガティブなもの目を通してきました。
大体自分が感じたユーザーの反応が下記の「イメージ」です。
・メンターシステムのここがダメ。(40時間問題・複数言語問題など)
・こんな駄目なメンターがいた。
・ビギナーチャットが機能していない。
・メンター数に対し、ビギナーが少ない。
などの発言が多いようなイメージを持ちました。
メンターシステムに対し全体的にネガティブ方向の意見が多く思えます。
ざっくりではございますが、以上が僕の感じたメンターシステムを取り巻く現状です。
この1週間の初動を見た、僕の感想。
「いい感じ。」
えー!?マイディーさん!ポジティブにも程があるよっ!!w
って思いますよねw さすがにw
メンターシステムについてネガティブな気持ちになっている皆さん。
まず冷静になって、僕の話を聞いてください。
みなさん・・・・
たった1週間で、ゲーム内の条件をクリアしただけのメンターさんがいきなり聖人のような清い心を持ち、いきなりFF14はじめました!っていう人が押し寄せ、メンターシステムがフル稼働し素晴らしいビギナー支援が行われると思いますか?しかも全サーバーで。
そ・・・そら無理やでーーーーっ!!!w
まあそこまで期待してた人はさすがにいないと思いますけどねw
ではどこが「いい感じ」だと感じるのか?
まずメンターシステムというコンテンツについての僕の認識。
例えばエンドコンテンツである、律動編零式。
これはバトルコンテンツであり、クリアするには相当の技術が必要ですが実は「ゴール」は決まっている。
ゴールというのは4層の突破ですね。
プレイヤーはゴールがわかってるのでクリアに必要なDPSを出すために練習したり装備を揃えたり。
ギミックを調べたりする事ができます。ですのでクリアまでに要する時間を次の実装までとか短いスパンで考える事ができます。
ところがメンターシステムは。
攻略法どころか、ゴールがどこかわからない。ゆえに初動をどうすればいいか誰もわからない。
でも、みんなが漠然と感じているゴールはある。
「メンターさんがビギナーさんを綺麗に導く」という姿。
現在はまだゲーム内の条件をクリアしただけのメンターさんが指導するのに慣れ成長するまでの時間もかかる。
また、ビギナーチャットでビギナーさんが質問しやすい空気を作っていく必要もある。
ユーザー主導のシステムだけに、ルールやモラルが生まれては淘汰され・・・が続き
やがてそれが「文化」のレベルで定着するまでには
最低でも1年~2年はかかると思う。
メンターを仕事として給料をもらってやってるんじゃないからねw
早く立ち上げなければならない「責任」も無い。
今は実装されたばかりなので、全員が初心者メンターという状態。
モラルがまだわからない人や、どう指導したらいいかわからない人が殆どだと思う。
特別な教育を受けたわけでもない。先週まではみんなと同じプレイヤーだったわけです。
僕が実装前に心配していたのは、メンターになる人の絶対数。
この部分だけは現在うまく行っていると感じますし、メンターはボランティアに似ている部分があるので熱意のない人はいずれ去っていくでしょう。
そして1年後残ってるのは、1年間好きでメンターを続けた人です。
指導スキルも向上していると思えます。
1年後の成熟したメンター数に直接比例する確立が高い初動の人数が多かった。
また、現在メンターが100人いて、ビギナーが5人くらいというビギナーチャットの比率は
まだなったばかりの不慣れな我々メンター達にとって丁度良いと思います。
この部分が1週間目の「いい感じ」です。
この絶対数が少ないとどうにもならないですしねw
これからがメンターさんの頑張りどころだと思います。
あとは1週間では評価しがたい内容かと思います。
■ もちろん気になった問題点等もある。
■ ビギナーが自分の意思でビギナーチャットに入る機能はやはり必要に思えた。
RMT業者がビギナーチャットに入り込み・・・という部分を危惧して招待制を取っている現状ですが、逆に入りたいビギナーさんが自分の意思で入れないという弊害がある。運営もその部分を天秤にかけ招待制を選択したと思いますが、現状のメンター数の目があればRMT業者は即キックできるように思う。その後のビギナーさんへのフォローもできるのではないかと感じました。
■ 公式の「メンター規範」があると定着速度が早くなると思う。
公式の「お手本」が無いという問題。故に個々のメンターが自分の考えを正義と信じて動いている。
勿論それでもいずれは色んなルールが淘汰され文化が出来上がっていくとは思いますが、メンターさんにはこう動いて欲しいという「公式のメンター規範」があれば、メンターさんも動きやすく間違った行動を取っていると判断したメンターにそれは違うよって言えるようになる。無くても良いがあった方がメンターはずいぶん楽になつように思う。
■ メンタールーレットの意味がちょっとわからない。
「初見者」がいる所に行くルーレットというメンタールーレット。
メンターの指導対象は「若葉さん」だけではないという事なのだろうか?
コンテンツ毎のビギナーさんの指導も必要なのだろうか????
なんかこれだけズレてるような気がします。僕だけ??
■ メンターさん。
公式のメンター規範がない今、メンターの指導方法に正解は無い。
ですので今は、個々が自分の良いと思うことをしている時期。
そんな中、ツイッター等でメンターさんがメンターさんを批判しているのをよく目にしました。
・ルーレットで先走るDPSメンターさん。
・プレイヤースキルが低いメンターさん。
・ビギナーさんの気持ちの配慮に欠けるメンターさん。
「こんなやつがメンターなのかよ。」という批判が多いですね。
それは、はっきり言って仕方が無い。
「一般プレイヤー」なんだから、そういう人もいるに決まっている。
でも、そういう人を摘み上げてネットで叩く メンターさん の方が僕は不安に思った。
たしかにそれは問題だ!という行為かもしれないけど、大切なのは「そういう人がいるからどうするか?」を考えるべきであって、感情のままにネットに書きなぐって何になるのか?って思います。
そういう事をネットで書けば、読んだ人が「メンターってそんな人ばかりなんだw」って思うだけで、普通に頑張ってるメンターさんの印象まで悪くなるんじゃないかな?
外野がおもしろがって書くのはそういう人もいるので仕方ないけど、メンターさんが身内であるメンターさんを責める姿はちょっと見てて心が痛みました。
今は僕も含めメンター全員が「メンター LV1」なんだから、仲良くやっていくべきだと僕は思います。
■ これから予想される流れは?
徐々にメンターとしての行動になれてきて、実際にビギナーさんを綺麗に誘導してあげる事ができるようになってくると、ネット上にも「初心者さんのこんな言葉に感動した!」とか「こういう事をしようと思う!」みたいな前向きな発言も出てくるでしょう。
でも、メンターさん・・・これだけは覚えておいてください。
「 善行は笑われるもの。 」
今の時代は「人のために良い事をしよう」と思って行動すると、必ず「偽善だ!」という人が必ずいます。
もちろん、褒めてくれる人も多いですが、「善行=偽善」と思っている人もいます。
人の善行を笑いたい人は必ずいます。
うまく行ったメンター行為を笑う人がきっと出てきます。
でもそういう人を責めても、嘆いても仕方ないです。
そういう時期って誰にでもあるじゃないですかw
僕もサスタシャ村をやってた時、散々言われましたよw
でも、あれから1年以上が経った今でも、当時のプレイヤーさんから感謝の言葉をもらったりすると、うれしいしやって良かったと思えます。
これから自分がメンターらしく行動した時、そういう心無い一言に傷つくこともあるでしょう。
初心者支援の真実はネットの批判ではなく、目の前のビギナーさんが発する「ありがとう」という言葉が全てだと思っています。
それだけを信じましょうね。
■ メンターの勝負は2017年。
今から1年後の2017年。「ファイナルファンタジー」は30周年を迎えます。
FF14も恐らくキャンペーンを打つでしょうし、4.0もスタートするでしょう。
ビギナーさんの数が大きく増加するタイミングはそこだと思います。
今いるメンターさんは、初動の混沌とした今の状況に耐え、1年間ビギナー誘導を行い続けてきた「真のメンター」となっている事でしょう。
その「真のメンター」になる可能性のある人が常時100人以上存在するのが、
グングニルサーバーにおけるメンターシステムの初動です。
スタートとしては、「超いい感じ。」
以上が、メンターシステム最初の1週間で「僕が思った事」です。
メンターよ!横を向くな!前を向け!!
「メンターレポート」次回をお楽しみに。
つづく。